スリッパは室内履きだからお手入れしなかったけど、気が付くと汚れていてしかも何だか臭い…。こんな経験はきっと私だけではないはず。
今回は、スリッパの洗い方や洗う頻度、簡単にお手入れできる洗えるスリッパをご紹介します!
スリッパの洗い方は、手洗い・つけ置き・洗濯機・拭き掃除の4通り。洗えないスリッパは素材に合わせた方法で、お手入れしてみてくださいね!
スリッパが汚れる原因。洗わないと汚いよ!
室内で履くものだからそんなに汚れないと思いきやスリッパもさまざまな汚れがたくさん付いているんです。
- 足の汗
- 皮脂汚れ
- 足のニオイ
- ホコリ
- 床の汚れ
どの汚れも放置すると雑菌の繁殖の原因になり、落ちにくくなります。
また、汚れたスリッパを履き続けると、フローリングの傷みにもつながるので、スリッパは定期的に洗って清潔にしておきましょう。
スリッパは洗う前に洗えるかどうかを確認しよう!
スリッパには洗えるものと洗えないものがあるので、素材を確認してから洗いましょう。
洗えるスリッパ
以前は、スリッパの中敷きが厚紙でできていたため、水洗いができないものばかりでしたが、最近ではウレタンなどのスリッパが登場しているので洗濯が可能なものもあります。
綿やリネンといった植物繊維や、ポリエステルなどの合成繊維は洗濯することができます。
ウールに関してはデリケートな素材なので、中性洗剤を使って手洗いするのがおすすめです。
洗えないスリッパ
合皮・天然皮革・麻・アセテート・レーヨンなどの素材でできているスリッパは、基本的に洗うことができません。
これらの素材は、型崩れ・色落ち・縮みの原因になるので、事前に洗濯表示を確認して素材に合ったお手入れをしましょう。
スリッパの洗い方
スリッパの洗い方を、手洗い・洗濯機・浸け置きで洗う方法をご紹介します。
手洗いする方法
用意するもの
- ブラシ
- 洗剤
- スリッパが入る容器
- タオル
手洗いの手順
- ブラシで大まかな汚れを払ったら、容器に水を張り、洗剤を溶かしましょう。
- 靴を洗う要領でスリッパをブラシでこすり洗いします。
- 流水でしっかりすすぎ、タオルなどでしっかり水気をおさえて拭き取りましょう。
- 形を整えたら、風通しの良いところで陰干しして完了です。
(関連記事:手洗い洗濯のやり方。道具やおすすめ洗剤など徹底解説)
洗濯機にかける方法
用意するもの
- 粘着テープ
- 洗濯ネット
洗濯機洗いの手順
- 粘着テープ、またはガムテープなどで、ホコリなどのゴミを取っておきます。(ひどい汚れがある場合は、手洗いの方法を参考にしてブラシでこすり洗いしましょう。)
- 洗濯ネットに入れたら、手洗いコースでいつものように洗剤を入れて洗濯、脱水しましょう。
- 洗濯ネットから取り出したら形を整え、風通しの良いところで陰干しして完了です。
(関連記事:洗濯ネットの使い方。ワイシャツやTシャツなどの入れ方のコツ)
頑固な汚れ・ニオイがあるときはつけおきする
時間があるときは手洗いや洗濯機に入れる前につけおきしましょう!
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤につけおきすることで、頑固な汚れやニオイが落ちやすくなりますよ!
つけおきの手順
- 40~60℃程度のぬるま湯に適量溶かし、スリッパを6時間ほどつけ置きします。
- 気になる汚れが残っていたらブラシでこすり、しっかりすすぎましょう。
- タオルドライして、風通りの良いところで陰干しして完了です。
(関連記事:上靴の洗い方。オキシクリーンに浸け置きが超簡単!)
洗えないスリッパの洗い方
デリケートな素材や、装飾がついている洗えないスリッパは、拭いてお手入れしましょう。
洗えないスリッパの洗い方
- スリッパの底部分は、アルコール除菌スプレーで拭きましょう。
- 中の部分や甲部分もアルコールで拭くと清潔になり、消臭効果もあります。重曹スプレーでもOKです。(重曹小さじ1/2に水200ml)
- 汚れがある場合は、台所用の中性洗剤を数滴垂らして汚れを取りましょう。
- 水で濡らしたタオルなどで洗剤が残らないよう水拭きします。
- 風通しの良いところで陰干しして完了です。
洗えないスリッパは、水洗いできない分、こまめにお手入れして清潔にしておきましょう!
皮製の場合、水洗いもできずアルコールも使えないので、クリーニングなどのプロに相談してくださいね。
スリッパを洗う頻度
スリッパは、素足で履く機会が多いと、それだけ汗や皮脂などを吸収して不衛生。
汗をかきやすい季節や素足で履くことが多い場合は、週に1度は洗いたいところです。
靴下を履いている場合や、汗をかきにくい冬でも、せめて2週間に1度は洗うと清潔な状態をキープできますよ。
お手入れが簡単!洗えるスリッパおすすめ4選!
スリッパを購入する際は、洗えるものがおすすめです。ここからは、スリッパの選び方のポイントや、おすすめの洗えるスリッパをご紹介します。
スリッパの選び方のポイント
- 洗濯機で洗うことができる
- 乾きが早い素材
- 音がうるさくない
スリッパは、清潔に保てるよう洗えるスリッパがおすすめです。
より手軽なものは、手洗いよりも洗濯機で洗えるスリッパがお手入れ簡単ですよ!
分厚い生地や、もこもこした素材のスリッパだと、乾きが遅くなるので雑菌が繁殖しやすくなります。
スリッパは、日焼けなどを防ぐために陰干しが基本なので、乾きやすい素材を選ぶのもポイントです。
スリッパの中敷きが硬いものなどは、歩くたびに音がして階下に迷惑がかかることもあります。
マンションなど集合住宅などの場合は、歩いても音がしにくいスリッパがおすすめです。
無印 綿バスケット織足底EVA左右のないスリッパ
綿バスケット織足底EVA左右のないスリッパは、洗濯ネットに入れて洗うことができるスリッパです。
甲部分が深いので、歩くときもパカパカせず音がしにくいのもポイント。綿素材なので、乾きにくいということもありません。
ユニクロ ウォッシャブルルームシューズ
ユニクロのウォッシャブルルームシューズが、履きやすく洗えて便利!とSNSなどで評判です。
中敷きを取り外すことができるので、洗濯ネットに入れて洗うことが可能。
形もおしゃれでカラーバリエーションもグレー・ブルー・ブラウン・ワインレッドと豊富です。
シューズタイプなので、パカパカしにくく音が立ちにくい設計となっています。
ニトリ スリッパ(ラミーフ)
こちらのスリッパは、主にポリエステルで綿が10%の素材で作られています。
洗濯ネットに入れて洗うことが可能で、乾きにくさもありません。
底部分がやわらかく仕上げてあるので、音が立ちにくくなっています。
ニトリでは、ほかにも洗えるスリッパがありデザインも豊富ですよ!
【ogyadoki×HAPTIC】arbol 本革 お掃除スリッパ
こちらのスリッパは、楽天で大人気となっている本革を使用したスリッパ。
デザイン性に優れているだけでなく、歩くだけで掃除ができてしまうという主婦の声を形にしたスリッパなんです!
マイクロファイバークロスの部分は、マジックテープで簡単着脱。インソールも外せるようになっているので、そのままネットに入れて洗濯が可能です。
ソールも高さを出しているので脱げにくく、音が立ちにくい設計となっています。
水洗いできずに諦めてしまう本革でも、これなら中敷きが洗えるので清潔に使い続けられますね!
まとめ
スリッパは室内履きだからあまり汚れないんじゃないかと、洗わない方が多いかもしれませんが、実は汗や皮脂、ホコリなどでかなり汚れているんです。
特に、素足で履いたり汗をかきやすい季節には、週に1度は洗うようにしたいところ。
素材やデザインに合わせて、手洗い・つけ置き・洗濯機・拭き掃除と使い分けてお手入れしましょう。
手洗いしたり拭いてお手入れするのが面倒な場合は、洗濯機で洗えるスリッパがおすすめです。