家事代行スタッフといえば、40~50代のベテラン主婦!の印象が強いですが、最近では20代前半の若い世代の女性も増えています。
ここでは、若い女性が家事代行アルバイトの求人に応募しているワケを探り、希望のスタッフを指名できる家事代行業者を紹介しています。
さらにこれから家事代行の仕事を始めたい方のために、現在働いてる人のリアルな口コミや求人募集中の業者も載せています。
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家事代行に若い女性が急増中!
家事代行スタッフといえば40代以降の女性のイメージが強く、実際にベテラン主婦の方が多い傾向にあります。
しかし、最近では20代の若い女性が家事代行のアルバイトにこぞって応募しているそうなのです。
若い女性が家事代行アルバイトに応募しているワケと、どれくらい急増しているのか家事代行業者のひとつ「ベアーズ」の例を挙げてご紹介します。
ドラマの影響で応募が急増
家事代行スタッフの求人に若い女性の応募が殺到しているワケは、ドラマ「逃げ恥」の影響が強いようです。
新垣結衣さん演じるみくりが家事代行のサービスを行うシーンがあるため、若い女性たちにとって家事代行アルバイトの印象が良く見えたのではないでしょうか。
ベアーズでは150~260%も増加
家事代行サービス業者のひとつ「ベアーズ」では、自社のホームページに以下のようなニュースを掲載しています。
今秋以降、若い女性の家事代行スタッフ応募が前年同月の2倍に急増しております。
12月に入り、通常の家事代行による大掃除需要に加え、TVドラマの影響による需要増も起こっており、
ベアーズではスタッフ採用を更に強化しております。【スタッフ応募状況】
・18~24歳の応募数は、前年同月対比全国で150%、東京都では260%増加。
・18~24歳の応募構成比は、前年同月対比204%増加。
(2015年10月14.0%→2016年10月28.6%)
・ベアーズのホームページPVは、一時、平常時の300%に増加。
18~24歳とかなり若い女性たちが家事代行アルバイトに興味を持っていることが分かりますね。
全国で150%増、都心部では260%も前年度の比べて応募が急増しています。
現在、家事代行サービスのニーズが高まっていて人手不足の問題もある家事代行業界。
若い女性の応募急増により、人手不足の問題も解決へと向かっていくのではないでしょうか。
働きやすいが魅力
若い女性が家事代行を始める理由には、「家事」という仕事のとっつきやすさや結婚や出産後なども続けられる、といった働きやすさが挙げられます。
掃除や洗濯、片付けなどの家事を仕事にすることで、スキルアップや花嫁修業といった意味合いもあり人気です。
また結婚や出産などによる休職があったとしても、家事代行なら職場復帰しやすいのも魅力ですね。
ほかにも若い女性が家事代行スタッフに魅力を感じる理由として挙げられるのは、
- 社会貢献しながら高い時給をもらえる。
- 生活力が身につく。
- 女子力アップにもつながる。
このような点も若い女性が家事代行サービスに関心を持つ理由となっているといえるでしょう。
若い女性が活躍!希望のスタッフを指名できる家事代行業者はここ
若い女性に限らず、料理や掃除などのスキルが高い人はもちろん、ベテランがいい、英語ができるスタッフがいいなど、人それぞれ希望があるかと思います。
そこでここでは条件に合ったスタッフを指名できる家事代行業者を紹介していきます。
ベアーズ
ベアーズは、業界最大手の家事代行サービス会社です。
スタッフ採用から教育まで自社で徹底して行うため、非常にハイクオリティな人材となっています。
そんなベアーズだからこそできた各世帯に合わせたオーダーメイドプランが魅力です。
CaSy(カジー)
カジーは、関東を中心に近畿や愛知、宮城などで家事代行サービスを展開する会社です。
厳しい審査(面接・家事スキル)をクリアしたスタッフのみが在籍しています。
1時間あたり2,560円~のスポットから定期利用まで、融通が利きやすい家事代行サービスです。
イコニコ・カンパニー
イコニコ・カンパニーは、福岡を中心に熊本や仙台、名古屋などで展開する家事代行サービスの会社です。
一般的な家事代行のお仕事に加え、ベビーやキッズシッターのスキルが高めのスタッフが多く在籍しています。
キッズライン
キッズラインは、依頼者とスタッフを繋げるマッチング系の家事代行サービスです。
スタッフは登録制のため、全国各地に存在しており、どの地域の人でも利用できることが魅力です。
名前の通り、ベビーシッターをお探しの方向けのサービスです。
キッズライン以外のサービスを知りたい方は「ベビーシッターおすすめランキングTOP12!失敗しない選び方」のページをご覧ください。
キャットハンド
キャットハンドは、関東を中心に展開する家事代行サービス会社です。
1時間あたり1,980円からの「猫の手ライト」プランや子育て応援パック、一人暮らし応援パックなど、細かく色々なプランを用意しています。
そのほか、家事代行マッチングサイトのタスカジやカジスルーなどの業者はスタッフの指名が可能です。
家事代行サービスの利用を検討する場合は以下のページを参考にしてください。
実際に家事代行アルバイトをする人の感想
若い女性に限らず、家事代行サービスに興味を持った方のために、実際に家事代行アルバイトをしている人の声をリサーチしてまとめてみました。
働くきっかけ、勤務時間や日数、依頼人についてや依頼内容、家事代行アルバイトのメリットやデメリットについてをご紹介します。
働くきっかけは?
フルタイムで働いていたけど向いていないと思って、自由に働ける家事代行アルバイトをはじめた。
今までやってきた家事でお金がもらえるということではじめてみた。
家事代行のお仕事は、短時間で効率よく働けてお金がもらえるから。
家事が得意な方であれば家事代行アルバイトは天職ですね。
家事代行は給料も高時給で募集しているところが多いので、短時間でサクッと稼げるのが魅力的だと家事代行のお仕事をはじめる方が多いようです。
若い女性も週末に短時間で稼げるので、学業と両立しやすい職業であるといえます。
どれくらい働いているのか?
収入が欲しいので毎日数件こなしている。ただ、依頼がなければ1日に1件のときもあるのでバラバラ。平均2~3件回っている。
移動に時間がかかることが多く、その分は給料にならないので1日に1件だけにしている。
最近仕事をようやく覚えてきて慣れてきたので、1日2件入るようにしている。
長時間勤務が苦手な方は、1日に1件のみと決めてお仕事しています。
反対にたくさんお仕事して稼ぎたいという方は、1日に3件ほど回るのが理想とのこと。
家事代行サービスは、自分の働きたいときに働ける魅力的なお仕事です。
依頼内容は?
掃除機をかけたり、水回りの掃除の依頼が多い。けれど、意外とキッチンの掃除の依頼は少ない。
水回りの掃除のほか、シーツ交換や洗濯物やアイロンがけの依頼が多い。乾燥機を使う方が多いので干すことは少ない。
料理の依頼は少ない。フードコーディネーターの資格を持った人は1週間分の作り置きを頼まれることが多いみたい。
作り置きだけでなく、たまにお子さんのお弁当の依頼をしてくる方がいる。料理の仕事は大変なのであまり受けないようにしている。
依頼内容は主にトイレやお風呂場の掃除が多いようですね。
キッチン周りの掃除の依頼が少ないことには驚きました。
料理の依頼は意外と少ないのですね。
味付けの好みもありますし、料理に自信がない場合は依頼を断ることができるのも、家事代行サービスで働きやすいポイントではないでしょうか。
どんな人が利用しているの?
富裕層が多いけれど、最近は一般の家庭でも利用者が増えてきた印象。
私が回っている世帯は、仕事で忙しくて家事まで手が回らない若い一人暮らしの男女が多い。
シェアハウスに住んでいる方で、自分の掃除当番になったときに家事代行サービスを利用するという方もいる。
高齢者の世帯も多く、電球を変えるのも一苦労されていて、できなくなった家事を依頼する方が多い。
家事代行サービスは、メイドのような感覚で富裕層の方ばかりが利用しているのかと思いきや、最近の女性の社会進出に伴って一般家庭での利用も増加傾向にあります。
家事代行サービスの価格も時間あたり2,000~3,000円ほどが相場なので、一般家庭でも手が出やすくなったというのも利用者が増えている要因です。
メリットとデメリット
特に資格がいらないので、家事が好きな方や得意な方なら誰でもできるというところ。
自由に働けるところ。行きたくないところは行かなくてよく、受けたくない依頼はお断りすることもできるので。
フルタイムなど長時間勤務が苦手だったので、短時間だけ働いて収入を得られるのはとても合っていた。
家事が得意ではじめたら、掃除している最中ずっと依頼主が付きっきり。色んな家事のやり方があると大変勉強になる仕事。
交通費が出るところと出ないところがあるので、遠いところは行けない。行った先で数件回れるなら良いのだけど……。
2時間はかかる掃除の依頼を1時間でやってくれと怒られた。私たちは掃除のプロではなく、依頼主の代わりに家事を行う仕事なので特別作業が早いわけではない。
依頼主ができなかった浴室の天井のカビとりを依頼されたが、同じ掃除用具を使って依頼主ができないことは私もできない。
メリットは、家事が好きなら誰でもできるという点、それでいて時給が高いというところではないでしょうか。
自由にシフトが組めるのもうれしいポイントですね。
デメリットは、依頼主に無理難題を突き付けられることがあり、さらには怒られることもあるというところ。
ピカピカになることを期待する依頼主が多いのですが、家事代行サービスは依頼主の持ち物で掃除を行うので、依頼するときは過度の期待には注意しなければなりません。
作業をはじめる前に、お互いに確認しておく必要があることが分かりましたね。
現在、求人募集中の家事代行業者はここ
家事代行スタッフとして働きたい方のためにいくつかの家事代行業者を紹介します。
カジー
タスカジ
ベアーズ
キャットハンド
イエノナカカンパニー
などの業者が随時求人募集を出しています。
詳しくは、家事代行アルバイト探しならココ!のページで解説してます。
家事代行スタッフの仕事内容や必要な資格、時給相場などとあわせて解説していますので、参考にしてください。
まとめ
以上、家事代行スタッフになぜ若い女性の応募が急増しているのかについてでした。
家事のお仕事はドラマで観ると簡単そうに見えるかもしれませんが、かなりの重労働です。
そのため、一般家庭でも家事にまで手が回らないという世帯が家事代行サービスを利用しはじめ、家事代行業界では人手不足という事態が起こっています。
シニア世代だけでなく、若い女性もどんどん家事代行スタッフとして活躍していただきたいものですね!
家事代行スタッフに興味をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にして自分に合った業者を見つけ、自由に働いてみてはいかがでしょうか。