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掃除

【超簡単】ステンレスのサビ取り方法!おすすめサビ落とし洗剤を徹底解説

ステンレスのサビの落とし方

 

キッチンのシンクにサビが発生し取りたいものの「拭くだけでいい?」「専用の洗剤がいる?」「全然落ちない…」など、適切なサビ取り方法がわからず困りますよね。

でも、キッチンシンクのようなステンレスのサビが家にある道具を使えば簡単に落とせます。

ここでは、ステンレスのサビの原因をはじめ、重曹やクエン酸を使ったサビ取り方法を紹介していきます。いくつかやり方あるので、できる方法で試してみてください。

また、頑固なサビに効果的なサビ落としもピックアップしたので、あわせて参考にしてくださいね!

 

ステンレスのサビの原因

ステンレスのサビの原因

 

錆びにくい金属として知られているステンレスですが、どのようなことが原因で錆びができてしまうのでしょうか。

3つの主な原因を見て、ステンレスのサビ取りに役立てましょう。

 

もらい錆び

ステンレスが錆びてしまう主な原因はもらい錆び。

鉄製の鍋や缶詰などほかの金属を置いたままにしてしまうと、その金属に付いていた錆びがステンレスに移ってしまうんです。

錆びが発生してまだ間もないのであれば、その錆びはまだ表面に付着しているだけの状態。すぐに落ちるので早急に対処しましょう。

(参照:システムキッチンのステンレスシンクのさびに注意!

 

傷によるもの

ステンレスをこすりすぎると、中の鉄に水分が付着して錆びてしまいます。

ステンレス製の鍋やシンクなどを金たわしなどで強くこすりすぎてしまうと、錆びの原因となってしまうので注意が必要です。

ステンレスのサビ取りの際も、こすり落とす方法が取られるので、傷を付けないようやさしくこするようにしましょう。

 

酸化皮膜の劣化

ステンレスは、錆びにくくなるよう酸化皮膜というバリアに覆われています。

この酸化皮膜によってステンレスは錆びにくくなっているんですね!

ただ、この酸化皮膜、塩素系漂白剤や塩水、汗に含まれる塩素イオンにより剥がれてしまうんです。

白い錆びが見られる場合、この塩素イオンによって酸化皮膜によるバリア機能が低下している可能性があります。

酸化皮膜は、時間とともに空気中の酸素と結びついて回復するため、サビ取りして再生を促しましょう。

 

ステンレスのサビ取り方法

ステンレスのサビの取り方

 

ステンレスのサビ取りには以下の方法があります。

  • 酸で落とす
  • 研磨剤で落とす
  • 専用洗剤で落とす

 

酸を使う

酸化還元反応といって、酸は金属を腐食します。この反応を利用し、酸を使って錆びを落とす方法です。

プロは塩酸を使っているのですが素人には大変危険なので、身近な酸である、クエン酸やお酢、レモン汁などを使って落としましょう。

クエン酸を使ったサビ取り

 

研磨剤を使う

研磨剤といえば、重曹や歯磨き粉など。やさしくこすることで、錆びの部分が剥がれてキレイになります。

これで落ちない頑固な錆びや、広範囲に及ぶ錆びには、専用洗剤を使用しましょう。

重曹を使ったサビ取り

 

専用洗剤を使う

こすりすぎによって錆びが悪化する可能性があるので、心配な場合は専用洗剤を使って落とすことをおすすめします。

頑固なサビ取りには専用洗剤を使う!

以下にステンレスのサビ取りおすすめアイテムとしてご紹介しているので、参考にしてみてくださいね!

 

重曹を使ったサビ取り

重曹を使ったサビ取り

 

重曹を錆びの上に粉のまま振りかけます。

ゴム手袋を着用し、布ややわらかいスポンジなどを使ってやさしくこすってサビ取りします。

しっかり水を流すか水拭きして重曹を流し、水気を拭き取って完了です。

重曹がない場合、歯磨き粉やクレンザーでもOKです。

 

クエン酸を使ったサビ取り

クエン酸を使ったサビ取り

 

クエン酸水を作り(クエン酸小さじ2杯に水100ml)、錆びにスプレーしましょう。

ラップで覆い、30分ほど置いておきます。

布ややわらかいスポンジなどで錆びをこすり落としましょう。

クエン酸が残らないよう水拭きし、最後にしっかり水気を拭き取ったら完了です。

お酢やレモン汁でも代用可能です。

 

ケチャップと塩を使ったサビ取り

ケチャップと塩を使ったサビ取り

 

重曹もクエン酸もない場合、ケチャップと塩でサビ取りすることができます。

なぜケチャップかというと、ケチャップにはお酢が入っているので、この酸を利用するという訳なんです!

そこに研磨剤として塩を加えることで、酸でサビを反応させながら塩で研磨して落としていくことができるんですよ。

ケチャップを錆びの上にかけたら15分置き、塩をひとつまみかけてやさしくこするだけ。

ちょっとしたステンレスの錆びなら、煮込み料理を作っている待ち時間などを利用してあっという間にサビ取りすることができます。

塩は重曹より研磨力が高いので、傷が付かないようやさしくこするようにしてくださいね!

 

木工ボンドを使ったサビ取り

木工ボンドによるサビ取り

 

木工ボンドを錆びの上に厚めに塗り、1日置いて乾燥させましょう。

そっと剥がしていくと、ボンドと一緒に錆びが剥がれていきます。

ただし、乾燥に時間がかかるため、キッチンや自転車などは使えなくなるので注意が必要です。

 

頑固なサビ取りには専用洗剤を使う!

上記の方法でサビ取りできなかった場合は、専用洗剤がおすすめです。

専用洗剤ならこすらずに落とせるものや、自転車の錆びなどかなり頑固なサビ取りに効果的な強力洗剤もあります。

 

ステンレスのサビ落としおすすめ3選!

口コミで人気のステンレスサビ取りアイテムを3つご紹介しているので、以下のおすすめアイテムをぜひ参考にしてくださいね!

 

ピカール

出典:Amazon

ピカールは、金属のつや出しクリームとして人気のアイテムでサビ取りとしても使えます。

ステンレスだけでなく、アルミや真鍮、銅、鉄などの研磨に使えますよ。

研磨粒子が細かいので、ステンレスに傷が付きにくいのもうれしいですね!

マンションの自分の部屋の玄関外側の表札が経年錆が付いていたのが、これを使って拭き上げると新品みたいになりました。全然力も要らないので楽です。

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茂木和也 サビ落とし

出典:Amazon

掃除洗剤でおなじみの茂木和也シリーズからサビ落としをご紹介します。

こちらもAmazonでベストセラーとなっているサビ落とし。

ステンレスのもらい錆びや、頑固な自転車の錆びなども落とすことができます。

防さび剤は配合されていないので、新たな錆びの発生が気になるようなところには、防さび剤を塗布することをおすすめします。

サビの酷い自転車にスプレーして20分くらい放置後、紫色に変色した所をホースで大量の水を掛けると、なんと殆どのサビが流れ落ちるではないですか、驚きました。

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キッチンのステンレスの部分が結構錆びてしまい、そろそろ取らないとなーと思い、あまり期待はしてなかったけどダメ元で購入。

 

業務用 スカッとサビ取り泡スプレー

出典:Amazon

こちらは、シンクや浴室、トイレといった家の水回りの使用を目的としたサビ取り洗剤ですが、自転車や車のホイールにも使えます。

泡スプレーなので液体タイプと違って錆びに狙いを定めやすく、錆びに留まりやすいのが特徴。

頑固な錆びもスプレーした瞬間から紫色に変化していき、錆びの落ち具合が一目瞭然です。

こちらの商品も、防さび剤が配合されていないので、サビ取り後は防さびコーティングすることをおすすめします。

シンクが錆びてきで、磨いても磨いてもすぐに錆びるので強力なサビ取りが欲しくて買いました。パーマ液の匂いがするけど、スプレーするだけですぐによく落ちます。長持ちはしないけど。。

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スプレーすると紫色に変色して後は洗い流すだけ!落ちが弱い時は再度スプレーして待つだけ本当によく落ちます。ただ臭いが凄いので換気し吸い込まないように!

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(関連記事:自転車のサビ落としのやり方。専用のサビ取り剤があると便利

 

ステンレスのサビ取りに関する注意点

ステンレスのサビを取るときの注意点

 

ステンレスのサビ取りを行う際、以下の点に注意して落としましょう。

間違った方法でサビ取りすると、逆に錆びが付きやすくなってしまうので注意ポイントを守ってサビ取りしてくださいね!

 

強くこすらない

ステンレスは酸化皮膜というバリアに覆われているので錆びにくくなっているのですが、強くこすると酸化皮膜が剥がれる原因になってしまいます。

少しでも水が中の金属に付着すると、そこから錆びが発生してしまうので、サビ取りが原因で錆びが悪化する可能性もあります。

サビ取りを行う際は、錆びだけを落とすような気持ちでやわらかい素材を使い、やさしくこすって落としましょう。

 

サンポールを使用しない

よくサビ取りにはトイレの尿石落としのサンポールが使われていますよね。

酸が強いのでサビ取りが簡単にできると話題になり、youtubeでもさまざまなサビ取り方法が紹介されています。

ですが、サンポールには酸化皮膜を破壊する塩素が含まれているので、ステンレスのサビ取りには不向き。

そのときはサビ取りできても、酸化皮膜を失ったステンレスは、のちに赤サビができてしまう可能性があるためサンポールの使用はおすすめできません。

ステンレスのサビ取りに洗剤を使おうと考えている方は、塩素が含まれていないか注意してくださいね!

(関連記事:サンポールの効果的な使い方は?

 

ステンレスの錆びを予防する方法

ステンレスのサビを防ぐ方法

 

ステンレスの錆びは、以下の使用方法に注意して予防していきましょう。

サビ取りを行ったあとは、コーティングすることで新たに錆びが付くのを防ぐことができますよ。

 

水分を拭き取る

ステンレスに小傷があり、それが原因で錆びができてしまうような場合、使用後は水気を拭き取って乾燥させることが大切です。

シンクなどは1日の終わりに水気を拭き取っておくと、錆びだけでなく水あか予防にもなるのでおすすめです。

自転車も、雨の日などで濡れてしまった場合は、しっかりパーツの水気を拭き取ることで、頑固な錆びから愛車を守ることができますよ。

 

油や塩分が付いたままにしない

ステンレスの鍋やシンクなどは、油や塩分が付着したままにしないようにしましょう。

油がステンレスに付いたままだと、酸化していくにつれてステンレス表面の皮膜を傷つけてしまう原因になり、錆びができやすくなってしまいます。

塩分は酸化皮膜を破壊してしまうので、こちらもステンレスの錆びにつながります。

ステンレスの鍋やシンクなど、油や塩分が付着しやすい場所は、日頃からお手入れして錆びを防ぎましょう!

 

金属の物をステンレスの上に放置しない

我が家は、いつもこれが原因でステンレスに錆びができてしまうのですが、缶詰や錆びた金属をステンレスの上に放置しないようにしましょう。

こうした金属にちょっとした錆びがあると、もらい錆びの原因になってしまいます。

鍋やキッチンばさみといった調理器具などは、ステンレスの上に長く置かず、すぐに片付けることをおすすめします。

 

塩素系漂白剤を使用しない

塩素系漂白剤は、塩素イオンによって酸化皮膜が破壊される原因になり、錆びが発生しやすくなるので使用は避けましょう。

ただ、キッチンのシンクなどでは塩素系漂白剤を使って除菌することもありますよね。

そういう場合は、使用時間をきちんと守り、シンクのステンレス部分に付着しないよう注意して使用しましょう。

 

防サビ剤を使いコーティングする

自転車のサビ取りなどを行った場合、新たにできる錆びを防ぐためにも、防さび剤を使って予防することをおすすめします。

せっかくサビ取りしても、皮膜が剥がれた状態だと、空気中のわずかな水分でも錆びの原因になってしまうんです。

シンクコーティングは、自分でも通販で購入してできますが、ハウスクリーニングなどの業者が行っています。

せっかくサビ取りしてもまたすぐに錆びが発生してしまう、キレイにコーティングできない、という場合は、業者にシンクコーティングを依頼して錆びを予防するのもひとつの方法です。

(関連記事:シンクのセルフコーティングのやり方。失敗しないコツや注意点など徹底解説

 

まとめ

ステンレスのサビ取りは、軽いものなら家にあるもので簡単に落とせることが分かりました。

サビ取りのポイントは、酸と研磨!重曹やクエン酸など、家庭にある酸や研磨剤を使ってサビ取りしてみてくださいね!

頑固な錆びの場合は、専用洗剤がおすすめ。ご紹介した洗剤を参考にして、自転車のパーツなどの頑固な錆びを落としてみてくださいね!

サビ取りのあとは、防さび剤でコーティングすると、新たに錆びが発生しにくくなります。

業者によるコーティングは、ハウスクリーニングでも行っているので相談してみてくださいね!

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