カビキラーを使ったけど、カビが落ちない
カビキラーはこするべき?
長時間の放置はだめ?
ネットの評判を調べると、カビキラーを使ったらお風呂場のカビ退治できたと聞くけど、実際使ってみたら思ったような効果なかった…と感じたことありませんか。
しかし、カビキラーは効果的に使うことにより、お風呂場のゴムパッキンやタイルの目地、天井などの黒カビを簡単に除去することができます。
ここでは、
- カビキラーの種類や効果
- どんな場所、素材に使えるか
- カビキラーの効果を高める方法(ラップを使う!)
- 使用時の注意点や疑問点
などをわかりやすく解説しています。どうぞ参考にしてください。
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カビキラーとは?どんな効果あるの?
カビキラーとは、ジョンソン株式会社が販売するCMでもおなじみのカビ退治洗剤です。
次亜塩素酸塩や水酸化ナトリウム、界面活性剤などを主要成分とし、黒カビ除去から予防にも効果を発揮します。
ここではカビキラーの成分・カビに効く仕組みや種類の違いなどを紹介していきます。
カビキラーの成分と仕組み
カビキラーは黒カビ除去に特化した成分を配合しています。
黒カビが発生してしまうと、お風呂用洗剤などでは簡単に落とせなくなってしまいますよね。
カビは繁殖の際に色素を発生させると同時に、材質の奥まで根を張るため落ちにくくなってしまうのです。
カビキラーの成分と働き
- 次亜塩素酸ナトリウム……カビの組織を破壊し色素も分解して漂白。
- 水酸化ナトリウム……次亜塩素酸ナトリウムを浸透しやすくする役目がある。
- 界面活性剤……次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムの浸透を促すほか、これらでは落とせない汚れを落とす。また、分解した汚れを水に移す働きがあるため、水洗いで流れやすくする効果がある。
以上の3つの成分の働きにより、お風呂場などの深く根を張った黒カビを漂白し、分解して水洗いするだけで落とすことができるのです。
さらにカビキラーは、菌やバクテリアも除菌する効果に優れているので、イヤなニオイがするときにも効果的です。
カビキラーの種類と違い
カビキラーといっても、使う場所によりいくつか種類があります。
- 定番の手動タイプのカビキラー
- 電動タイプのカビキラー
- ゴムパッキン用のカビキラー
- 洗濯層カビキラー
- 漂白・ヌメリとりカビキラー
一般的な手動のカビキラー
1つ目は、手動タイプのカビキラー。
本体の重さは軽く、黒カビの範囲が狭いときにサッとスプレーできます。
カビキラー電動スプレー
2つ目は、電動タイプのカビキラー。
手動タイプよりも重たいのですが、黒カビの範囲が広いときや、手動スプレーで手が疲れるという方におすすめです。
ゴムパッキン用カビキラー
3つ目は、ゴムパッキン用のカビキラー。
通常のカビキラーは泡タイプなので、ゴムパッキンに密着しにくいのですが、ゴムパッキン用のカビキラーは粘度が高いのが特徴。
ゴムパッキンにしっかり密着して落ちにくい黒かびを根から撃退してくれます。
洗濯層カビキラー
洗濯槽内のカビや除菌には、洗濯槽カビキラーを。
通常、金属には使えないのですが、ステンレス槽にも使用が可能です。
キッチン用カビキラー
キッチンの除菌やヌメリ取りには、カビキラー漂白ヌメリ取りをチョイスしましょう。
キッチン用のカビキラーも、ステンレス製の排水口やシンクにも使用することができます。
他社の類似製品との違いは下記記事をご覧ください。
(関連記事:カビキラーとカビハイターの違いは?成分・効果・使いやすさなど比較検証)
カビキラーが使える場所、使えない素材を確認しよう
カビキラーは、黒カビが発生しやすい主にお風呂場で活躍するのですが、他にも使える場所があります。
◆使えるところ◆
- お風呂の壁やタイルや目地
- 排水口周り
- 扉等のゴムパッキン
- マット・小物類
- シャワーカーテン
お風呂以外の場所では、洗面所の洗面台に発生した黒カビや排水口に使用できます。
◆使えない素材◆
浴槽内は汚れの種類が違うため、カビキラーは効果がなく、材質を傷めることがあるので使用できません。
浴室以外の場所、例えば壁紙・部屋に取り付けた布製のカーテン・木材、エアコンのフィンなどには使用できないので、カビキラーは浴室内のみの使用に留めましょう。
最も注意しなければならないのが、カビキラーは金属には使用できないということ。
浴室の鏡を囲っている金属フレームや金属の部品にカビキラーが付着すると、サビや色落ちなどの原因になるので注意しましょう。
洗濯槽の除菌専用のカビキラーや、キッチンの排水口ヌメリ取りのカビキラーは、金属でも使用が可能となっています。
(関連記事:エアコンにカビキラーがダメな理由と使ってしまったときの対処法)
お風呂掃除をするときのカビキラーの使い方
お風呂掃除をする際のカビキラーの使い方、手順を紹介していきます。
ただ使うだけでなく、使用時の環境にも気をつけてくださいね。
掃除の流れ
- まずは、換気を行い、ゴム手袋・マスク・ゴーグルを着用しましょう。
- ノズルを『出』に合わせて準備します。
- 黒カビがあるところから15cmほど離してスプレーしましょう。1㎡あたり15プッシュが目安です。目線より高いところには絶対にスプレーしないでください。
- 数分おいたらシャワーでよく洗い流して掃除は完了です。
- スプレーが出ないようノズルを元の『止』に戻し、冷暗所に立てて保管しましょう。
※掃除が終わったら、必ず手を洗い、顔や目もしっかり洗うようにしましょう。
長時間の放置には注意
カビキラーを放置する時間ですが、数分とあいまいですよね。
軽いカビ汚れであれば5~10分ほど、しつこい黒カビなら20~30分置くと良いですよ。
それ以上置くとゴムパッキンの場合、劣化の原因となるので、黒カビが取れないときはまた改めて行い、数回に分けて落とすようにしてみてくださいね。
(関連記事:ゴムパッキンのカビの取り方。取れないときの対処法)
お風呂の天井の黒カビ掃除にはどう使う?
カビキラーを使うときは、危険なので目線よりも上にスプレーしてはいけません。
しかし、浴室の天井にも黒カビが発生してしまうことがありますよね?
そんなときは、100均にも売っているようなスポンジが付いた柄付きノズルを使って、スポンジにスプレーして天井に塗るようにしましょう。
こすらなくて良いので、フローリングワイパーにドライシートを付けて、そこへカビキラーをスプレーして使用してもOKです。
頑固な汚れにはラップとこすり洗いをしよう
カビキラーを吹き付けるだけどと落ちない頑固な汚れや垂れやすい壁や溝などには、ラップとこすり洗いを併用しましょう。
壁やタイルなどの溝にカビキラーを噴射し、素早くラップを貼り付けます。
(ラップがない場合はトイレットペーパーやキッチンペーパーなどでも代用できます)
一定時間放置したら、ラップを剥がしこすり洗いをして水で流せば落ちます。
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カビキラーを使うときの注意点
カビキラーを使うときは、以下の注意点を必ず守って使用しましょう。
- 必ず換気を行う。
- カビキラーが肌に触れないようゴム手袋・マスク・ゴーグルを着用する。
- 酸性の洗剤と混ぜない!
換気は必須!
カビキラーに配合されている次亜塩素酸ナトリウムにより、気分が優れなくなることがあります。
必ず窓を開けたり換気扇を付けたりして、換気を行いながら使用しましょう。
肌に直接触れないように対策する!
カビキラーなど塩素系漂白剤が肌に触れるとヌルヌルしてしまいませんか?
これはカビキラーに配合されている次亜塩素酸ナトリウムが肌を少しずつ溶かしているから。
乾燥肌など肌のバリア機能が低下している方は、角質層が乱れているためより肌荒れしてしまいますし、目や皮膚よりも弱い粘膜に付着すると大変危険です。
カビキラーを使用するときは、必ず目や口元、肌を守って使用しましょう。
酸性系の洗剤と併用しない!
カビキラーは塩素系漂白剤です。
塩素系漂白剤と酸性が混ざると有毒ガスが発生して大変危険なので、混ぜて使わない、同時に使用しないようにしましょう。
クエン酸などの酸性系の洗剤を使う場合は、どちらか片方ずつ使ってしっかりと水ですすいだ後に使ってください。
また塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜると酸素が発生します。吸い込んでも問題ないですが、容器の中で混ぜると破裂する恐れがあるので注意しましょう(参照:花王 製品Q&Aより)。
カビキラーに使うときに気になったこと
カビキラーを使用する際の疑問をまとめてみました。
カビキラーを使用しているときに思った疑問や、カビキラーの疑問あるあるをご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
ピンク色のヌメリ汚れに効く?
ピンクヌメリの原因は、酵母菌やそれをエサに繁殖する細菌の集まり。
カビキラーはカビだけでなく、菌やバクテリアの除菌・分解もできるので、ピンクヌメリにも高い効果を発揮します。
カビ取りしたのにまたカビが発生した…
カビキラーにはカビ予防の効果はないため、カビ取りの効果は優れていてもカビが発生する条件が整っていればすぐにカビが発生してしまいます。
カビの胞子は空気中に漂っていて、そこへ高温多湿の環境、人の皮脂や石けんカスなどのエサがあれば、カビは発生してしまうのです。
カビが発生しにくくなるような環境づくりが大切なので、
- 換気して温度を下げる
- 常に換気しておく
- 湿気など水分を残さない
- 皮脂や石けんカスを残さない
などに注意すれば、カビの発生を抑えることができます。
カビキラーの使用後、乾いたあとが白くなる…
カビキラーを使って白くなっているのではなく、水垢汚れによって白くなっていると考えられます。
浴室の床など、濡れているとき水垢は目立ちにくいのですが、乾くと目立ってしまいます。
水垢はカビキラーや通常の浴室用洗剤では落とせないので、浴室用のクレンザーでのこすり洗いや、クエン酸などの酸性洗剤で溶かして落とすという方法で落としてみましょう。
カビキラーを使うときは乾いている方が良い?
カビキラーを使うとき、浴室が濡れていて効果が出るのか気になりますよね?
確かに、水分が残っていることでカビキラーが薄まってしまうのですが、カビキラーにも水分が含まれています。
わざわざ水分を拭かないといけない、乾かさないといけないなど、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
ただし、ゴムパッキンに塗布する場合は、水分があると流れてしまう可能性があるので、水分を拭き取ってから塗ることをおすすめします。
あまりにも水気が多い場合は、スクイージーなどを使って水気を切っておきましょう。
カビキラーをスプレーするときに手元に垂れるのはなぜ?
手動スプレータイプの場合、トリガーを引く力が弱い時に起こります。
吸い上げたカビキラーが、完全にトリガーを引かなかったことによって余剰分が徐々に出てきてしまうのです。
根元までしっかりとトリガーを引いて使用するのがポイントです。
それでも液だれしてしまう場合は、内部の吸い上げるチューブの向きか劣化の可能性があります。
チューブの向きを確認する、または、前に倒してみたり後ろに倒してスプレーしてみたりして試してみましょう。
劣化している可能性が高い場合は、新しいボトルに買い替えましょう。
まとめ
カビキラーの使い方はとても簡単で、注意点を守れば安全に使えることが分かりましたね。
カビキラーは黒カビやあらゆる菌、バクテリアに効果的なので、特にお風呂場で高い効果を発揮します。
カビキラーにカビを予防する効果はありませんが、カビキラーでカビを除去し、カビが発生しにくい環境を作ることでキレイな状態をキープすることが可能です。
ぜひ本記事のカビキラーの正しい使い方を参考にして黒カビを撃退し、キレイな浴室で疲れを癒してくださいね!
お風呂のカビ予防グッズは下記記事をご覧ください。
(関連記事:お風呂のカビ防止おすすめ7選!浴室にカビが生えない方法)
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