髪のキューティクルを整え、美髪を維持するうえで欠かせないヘアブラシですが、根元に溜まった汚れを放置していませんか?
汚れの正体は、皮脂やホコリ、目に見えない雑菌です。洗わずに使い続けると美髪どころか髪や頭皮が傷む原因になってしまいます…。
ここでは、ヘアブラシに付着したホコリや皮脂などの汚れを取る洗い方を素材別(プラスチック・木製・獣毛)に紹介していきます。
また、面倒なヘアブラシのお手入れが簡単ラクになるガーゼを使った裏ワザもまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね!
ヘアブラシは汚れがいっぱい…洗わないとヤバいよ
ヘアブラシで髪をとかす際には、髪の毛についているホコリやゴミ、頭皮の皮脂がブラシに付着してしまいます。
汚れたままのブラシを使うと髪、頭皮が傷むかも…
お手入れをせずに使い続ければ、これらの汚れが蓄積し、雑菌が繁殖して頭皮に詰まって炎症の原因になってしまうこともあるんですよ。
また、皮脂が酸化するため、お手入れしていないブラシを使い続けると、不快なニオイも気になってきます。濡れた髪をとかせば、カビが繁殖してしまうことも。
ヘアブラシを清潔に使い続けるためにも、日々のお手入れはとっても重要なんです。
ブラシにホコリが付くのはなぜ?
ヘアオイルやワックスなどの整髪料、皮脂などが付いた髪の毛をブラッシングすることで、空気中のホコリと皮脂、整髪料などが絡み合い、ブラシに蓄積していきます。
また、ブラシで髪の毛をとくことで、静電気も発生するため、ホコリが静電気により吸い寄せられるケースもあります。
プラスチック製のヘアブラシの洗い方
ブラスチック製のヘアブラシは、丈夫でお手入れがしやすくリーズナブルなのが特徴です。
ブラスチックのヘアブラシは、水に濡れても良い素材なので、浸け置きが可能。時間があるときは、洗剤を溶かした水に浸け置きしましょう。
まず、ある程度のゴミをつまようじなどで取り除いておきます。
洗面器などにぬるま湯を張り、重曹を大さじ3杯ほど入れて溶かしたらブラシを浸け置きします。
時間がないときは、重曹水の中で歯ブラシや綿棒を使って汚れを落としてください。
しっかりすすいで乾燥させたら完了です。
プラスチック製のヘアブラシは、週に1回程度、水洗いするのがベストです。
木製のヘアブラシの洗い方
木製のヘアブラシは、やや値段が高めですが、手触りが良く髪をとかすときに静電気が起きにくいのが特徴です。
木製は水に濡らしてしまうと、カビや素材が傷む原因になることがあるので注意が必要です。
ブラシクリーナーを使い、ドライクリーニングで綿棒や布などで汚れを拭き取ります。
2週に1度ほど、シャンプーを使って水洗いしましょう。
ドライクリーニングのあと、泡立てたシャンプーをブラシのに乗せておきます。
その間にぬるま湯を張り、ブラシを下に向けてぬるま湯の中ですすぎましょう。
タオルでしっかり水気を拭き取って乾燥させたら完了です。
豚毛などの獣毛のヘアブラシの洗い方
獣毛を使ったヘアブラシは油分が含まれているので静電気が起きにくく、髪にツヤを与える効果が最も高いといわれています。
頭皮への刺激も良く、血流改善にもつながりますが、お手入れは1番むずかしいので注意して行いましょう。
獣毛を使ったヘアブラシは、水に濡らすと毛が抜けるなどの問題が出てくるので、木製と同様にドライクリーニングがおすすめです。
つまようじを使い汚れを取る
まずは、つまようじなどで詰まった汚れを取り除き、落ちにくい汚れのみウェットシートで拭き取ります。
専用のブラシクリーナーを使ってもOKです。獣毛のお手入れは、2~3日の頻度で行いましょう。
ヘアブラシ 木製櫛 美髪ケア 頭皮ケア ORIENEXクリーナー
ちなみにブラシクリーナーはこちら。ブラシに絡まった髪の毛やホコリをきれいに掃除できますよ!
お手入れが簡単!ヘアブラシにゴミが付きにくくなる裏ワザ!
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ヘアブラシは、こまめなお手入れが重要であることは分かりましたが、なかなかできないという方も多いことでしょう。
ストッキングやガーゼなどをヘアブラシに付ける
そんなときは、ストッキングやガーゼなどをブラシの根本まで通して付けましょう。
この裏技は、水洗いできない木製や獣毛にもおすすめです。
汚れやホコリが根本に付着せず、ストッキングを引き上げるだけでゴミが取れるので、お手入れが簡単になりますよ!
伸縮包帯も使えるそうですよ!ガーゼよりも安いのでおすすめです。
以下のような専用アイテムもあるのでチェックしてみてくださいね!
創和 包んでポイッ ブラシの抜け毛と汚れ取りシート
伸縮性のある不織布なので、どんなブラシにも合うのが特徴。
使い切りタイプなので、汚れたらすぐに取り換えられ、ヘアブラシをいつも清潔に保つことができます。
ペットがいる場合、ペット用のグルーミングブラシに取り付けることもできるので、細かい毛の掃除から解放されますよ!
口コミによると、毛先が丸いヘアブラシは、不織布が通りにくいそうなので注意しましょう。
(関連記事:髪の毛の掃除方法。場所別に合った便利な掃除グッズを使おう!)
まとめ
ヘアブラシは汚れていると、頭皮の健康や髪の美容などの役割を果たせなくなることが分かりました。
洗い方としては、プラスチックが簡単に洗えて、木製はできるだけドライクリーニングで。しっかり乾燥できるのであれば水を使う洗い方が可能でした。
豚毛などの獣毛はデリケートなので、水は使わずに基本的にはブラシクリーナーを使ってドライクリーニングでお手入れしましょう。
よりブラシのお手入れが簡単になる裏技もぜひご参考いただき、ヘアブラシを清潔に使っていきましょう!