このページでは、コインランドリーの料金相場や安くする方法などを紹介していきます。
コインランドリーのメリットは、
- 1度にたくさんの洗濯・乾燥ができる
- 家だと難しい布団が洗える
- 雨の日の乾燥に最適
- 生乾き臭が気にならない
- 高温乾燥だからダニやアレルギー対策にいい
- 深夜や24時間OKのとこもある
などの点が挙げられますね。
天候が悪い日や梅雨の時期の洗濯物の乾燥やこたつ布団や寝具類など、家の洗濯機だと難しい物を洗うのにコインランドリーはとても重宝します。
しかし、コインランドリーに頼り過ぎると洗濯1回あたり1,000~2,000円と出費が大きくなるのも事実…。
コインランドリーの費用を抑える方法など参考にしてくださいね。
コインランドリーの料金相場はいくら?家の洗濯と比べると…
コインランドリーの料金は、洗濯機や乾燥機の大きさや店舗、地域によっても異なりますが、ここでは平均的な相場をご紹介します。
家での洗濯にかかる料金や、冒頭でご紹介したコインランドリーのメリットと比較してみましょう。
洗濯だけの場合
コインランドリーでは、小型のものと大型の洗濯機があり、地域などによっても料金が異なりますが、以下の相場を目安にしておくと良いでしょう。
5~10kg | 300~500円 |
11~16kg | 500~800円 |
17~24kg | 1,000~1,200円 |
25~32kg | 1,100~1,500円 |
以上の量の洗濯物を洗うのに、コインランドリーでは数百円~、洗濯物が多いと1,000円を超えてしまいます。
1人あたりの洗濯物の量は、1日約1~1.5kg程度。
一般的な4人家族の場合を想定して洗濯機はつくられており、6~8kgの洗濯・乾燥ができる洗濯機が1番多く生産されています。
家で洗濯する場合は、1回の洗濯につき電気代が2円、水道代が20円ほどかかります。
そこに、洗剤1回分20~30円、柔軟剤が5~40円程度上乗せされるので、4人家族の1回分の洗濯は47~92円程度ということに。
コインランドリーの料金相場に当てはめると、かなりの料金の差が出てしまいますね。
乾燥だけの場合
14kg程度 | 100円で10分 |
25kg程度 | 100円で6~9分 |
乾燥だけコインランドリーを使用する場合、14kg程度(4人家族×2回分の洗濯の量)で10分100円かかります。
デニムなどの厚い生地がなければ30分程度で乾くので300円、厚手のものがあれば50分ほどかかるとみておいた方が良いでしょう。
家で洗濯して乾燥させる場合、
縦型式洗濯機 | 約86円 |
ドラム式洗濯機 | 約48円 |
ヒートポンプ式 | 約15円 |
浴室乾燥の場合 | 約134円 |
いずれも100円前後で乾燥できることになり、こちらもやはり家で乾燥させる方がコインランドリーの料金相場よりも安く済みます。
洗濯乾燥機の場合
コインランドリーには、洗濯から乾燥までできる洗濯乾燥機を投入している店舗もあります。
その際の料金相場は、
10kg | 800~1,200円 |
16kg | 1,000~1,400円 |
18kg | 1,200~1,800円 |
最近の家庭用洗濯機も乾燥まで付いているものが多いのですが、洗濯と乾燥にかかる料金を合わせても4人家族の洗濯物の場合、62円~高くても226円程度で済ませることができます。
コインランドリーは賢く活用したい
コインランドリーの料金相場をみてみると、1回の洗濯に最低でも300円、乾燥に200~300円かかるので、毎日利用するとなると割高になってしまいます。
しかし、冒頭でご紹介したメリットもたくさんあるので、コインランドリーの利用は、どうしてもという場合にとどめて上手に利用しましょう。
コインランドリーの利用の仕方については下記記事にまとめました!
(関連記事:コインランドリーに洗剤は不要!正しい使い方を徹底解説)
コインランドリーの費用を少しでも安くする方法
家での洗濯と比較するとコインランドリーの料金相場はかなり割高であることが分かりましたね。
ですが、忙しくてこまめに洗濯ができない、大きな洗濯物を洗いたい、ダニを死滅させたい、などというときにはコインランドリーが便利です。
そこで、少しでも料金を安く抑えるためのポイントを3つご紹介します。
洗濯は家、乾燥のみ利用する
溜めに溜めこんだ洗濯物を1度に洗濯できるのがコインランドリーの魅力ですが、コストがかかってしまい、家で洗濯をするのと比較すると数百円の差が出てしまいます。
濡れた洗濯物を運ぶのはとても重たいので大変ですが、衣類の場合、家で洗濯だけ済ませておくとその分費用を抑えられるのでgood◎
費用面だけを考えるのであれば、家で洗濯だけ済ませておくことをおすすめします。
一気に乾燥させない
平均的な4人家族の衣類の場合、洗濯物の総重量は約7kgほどなので、だいたい○○分で乾くだろうと、最初から多めにお金を入れてしまう人も多いと思います。
乾燥時間を多めにとってしまうと、衣類にダメージを与える可能性もあるので、コインランドリーの費用や衣類のダメージを抑えるためには、乾燥具合をみながら100円ずつ足していくのがポイントです。
乾燥器の容量オーバーに注意
また、乾燥機に洗濯物をギュウギュウに詰めて乾燥させてしまうと外側だけが乾くことになってしまうので、容量オーバーにならないようにしましょう。
毛布5枚が限度の乾燥機の場合、2枚も5枚も乾燥にかかる時間は変わらないといわれているので、ギリギリの容量で乾燥させるとお得です。
毛布やこたつ布団など大きな洗濯物の場合、畳んで乾燥機に入れなければならないため、中の方が乾いてないこともしばしば。
途中で裏返しにすると早く乾燥させることができるのでお金と時間の節約になります。
乾燥目安時間の半分のお金を入れて途中で裏返し、残り時間分のお金を投入してまんべんなく熱気が当たるよう効率良く乾燥させましょう。
コインランドリーで洗えないものを知っておく
布団やカーペットもコインランドリーの大きな洗濯機や乾燥機でキレイになる!と思っている方も多いと思いますが、実はコインランドリーの乾燥機能でも乾きにくいものがあるのです。
布団やカーペット類は注意
こたつ布団は洗える場合がほとんどですが、綿・羊毛布団や敷布団、カーペットは、水を吸い込むと重たくなり、重さで機械が回らなくなる可能性があるため上手く乾燥できなくなってしまいます。
羽毛布団も実は乾きにくい素材。
羽毛は表面だけ乾いても中がまだ濡れていることもあるため、多くのコインランドリーでは毛100%のものや羽毛などが”乾燥できないもの”として注意書きがされています。
布団はクリーニングに出すのがいい
自己責任でコインランドリーを使用する方も多いですが、これらの洗濯物をお金と時間をかけてコインランドリーで乾燥させるよりも、素材も傷まずお金も時間もムダになりにくいクリーニングに出すのがおすすめです。
コイランドリーの洗濯にかかる時間
では、コインランドリーで洗濯する場合と家で洗濯する場合の所要時間の違いをみていきましょう。
コインランドリーでは1度にたくさんの洗濯物を洗えるため、1回で洗濯を済ませることができ、時間も30分ほどで終わります。
乾燥のみ行う場合、乾きやすい衣類の場合は20~30分、乾きにくい衣類の場合は30~40分、こたつ布団など大きな洗濯物は40~80分かかるのが一般的です。
家での洗濯では、洗濯時間を設定できるものが多いですが、長くても30分で洗える量が限られている、乾燥に2時間以上かかってしまうという点に違いがあります。
まとめ
コインランドリーを利用しようとするとき、料金相場が気になりますが、家庭用洗濯機と比べても性能が違うので当然割高になってしまいます。
コインランドリーは少量の洗濯をするときや、毎日利用するというような使い方は不向き。
洗濯物が多い、洗濯物が大きくて家で洗濯できない、どうしても夜に洗濯しなければならない、ダニが発生した、という場合など、たまに利用するのがコスト的にgood!
家で洗濯・乾燥する場合、料金は抑えられますが時間がかかってしまいます。
洗濯物の量・所要時間・コインランドリーの料金相場や性能などトータルで考えて、上手に活用してくださいね!