簡単にできるフローリングワックスはどれ?
ワックスがけの仕方がわからない…
古いワックスはどうするの?
フローリングにワックスがけをしたいと思っても、どの商品を使えばいいのか、どうやってるのか、などわからないことが多いですよね。
しかしシートやスプレータイプを使うと、誰でも簡単にワックスがけをすることができます。
ここでは、フローリングワックスのメリットや選び方などをはじめ、自分でできるワックスがけの仕方をわかりやすく紹介しています。
自分で簡単にできるフローリングワックスを知りたい方は必見です!
フローリングワックスとは
フローリングワックスとは、フローリングを傷などから保護するためのコーティング剤。
ワックスはツヤを出すためだけのものだと思っていたのですが、保護の役割もあったのですね。
フローリングの細かい部分にまでワックスが入り込むので平らになりツヤがでるのですが、それだけではなく、傷予防にもなるなどフローリングの寿命にも大きく関わっているのです。
フローリングにワックスをかけるメリット
①フローリングを美しく見せる
ワックスをかけるとフローリングにツヤが出て部屋が明るくなるだけでなく、ワックスの上から着色すれば、フローリングの色合いを調整することもできます。
②フローリングに傷が付きにくくなる
ワックスがけを行うと、フローリングの表面がワックスの薄い膜で覆われます。
そのため、イスを引くときなどにできる傷を防いだり、物を落としたときのへこみなどを防止することができるのです。
③汚れが付きにくく掃除がしやすい
ワックスをかけると表面が膜で覆われるため、フローリングに直接汚れが付くのを防止することができます。
ワックスの上に汚れが付くので、汚れが気になった場合はワックスを剥がすことで一緒に汚れを取ることが可能です。
④耐久性がアップ
ワックスには抗菌剤が入っているものもあり、ワックスがけを行うことでカビなどを予防することができます。
ワックスの種類によっては、厚みが出るものもあるので傷を防いだり日焼けを防いだりできるので、フローリングの耐久性や寿命が上がりますよ。
フローリングワックスの選び方
フローリングワックスは、どのような仕上がりを求めているかや、床材の種類によって選び方が異なります。
またワックスを使用してはいけない床材もある(以下のワックスが濡れないフローリングもあるを参照)ので使用前は床材を確認するなど注意しましょう。
フローリングワックスの種類をご紹介するので、床材に適したワックスを見つけてみましょう。
ワックスの種類で選ぶ
フローリングワックスには水性、油性、樹脂などの種類があります。
それぞれの特徴をご紹介するので、床材や効果などと照らし合わせて選んでみましょう。
水性ワックス
ロウと水を合わせて作られたワックスで、簡単に剥がしやすいというのが特徴です。
水性ワックスは塗ったあと、ピカピカに仕上げるために乾拭きが必要になります。
しかし、耐久性や強度は低く、何度も塗りなおさなければならないので一般的にはあまり使用されていません。
油性ワックス
油性ワックスは、ロウをアルコールなどの揮発性化学溶剤で溶かしたもの。
主に、未塗装の無垢材に使用されることが多いワックスです。
樹脂ワックス
一般的にワックスと呼ばれるものは樹脂ワックスで、種類が多いのが特徴です。
フローリングだけでなく、クッションフロアにも使えるんですよ。
アクリル樹脂、またはウレタン樹脂を主成分とするものに分かれており、膜は硬めで水や洗剤、摩擦に強く、滑りにくくなっています。
成分の配合率によって特徴が変わってくるので、鏡のような光沢を出したい、耐久性をアップさせたい、日焼けを防止したいなど仕上がりに合わせて選ぶことが可能です。
ただし、無垢材を使用したフローリングには適していないので注意しましょう。
便利な万能タイプ
ワックスは、仕上がりや床材に合わせて選ぶことが大切ですが、初めてでよく分からない……という場合は、万能タイプのワックスもありますよ。
ほとんどの床材に適しているのが特徴です。
しかし、万能タイプのワックスでも使用不可となっている床材もあるので、床材や製品の注意書きをよく確認して購入するようにしてくださいね。
ワックスのタイプで選ぶ
ワックスには、初心者でも簡単で塗りやすいシートタイプやスプレータイプ、本格的にワックスがけをしたい方向けに液体タイプの3種類があります。
それぞれの特徴から使いやすいワックスを選んでみましょう。
シートタイプ
不織布にフローリングワックスが染み込んだシートタイプのワックスで、フローリングの汚れと同時にワックスがけができるのが特徴です。
フローリングワイパーなどに取り付けてモップがけ感覚でワックスがけができるため、ワックスがけ初心者でも気軽にワックスをかけることができます。
強度が低いので持続期間が短いのが難点ですが、乾燥は10分ほどと早く、仕上げの磨きなどがいらないので簡単。
忙しい方にもおすすめのタイプのワックスです。
スプレータイプ
スプレータイプは、フローリングにスプレーしてお掃除シートなどを取り付けたフローリングワイパーで拭くだけで、ワックスがけと汚れ取りが同時にできます。
スプレーしながら塗り広げるだけなので、フローリング全体のワックスがけが可能ですが、ピンポイントでも使えるので光沢を出したいところに直接スプレーして使用できるのが特徴です。
効果は長くて3か月ほどとあまり長くはありません。
液体タイプ
液体タイプのワックスは、本格的なワックスがけを行いたい方におすすめです。
乾くまでに時間がかかったりワックス独特のニオイがあったりしますが、効果や持続期間などはほかのタイプと比較してもコーティング力が圧倒的に違います。
持続期間で選ぶ
ワックスをかけてできるだけ長く効果を持続させたい方は液体タイプの樹脂ワックスをがおすすめです。
持続期間が長いものは、乾燥に時間がかかりますが最長で2年ほどもつものもあるので、ワックスがけが面倒な方などは液体タイプを選びましょう。
持続期間にこだわりがなく手軽にワックスがけを行いたい方は、持続期間は短いですが、シートタイプやスプレータイプのワックスを選ぶと良いですね!
【タイプ別】フローリングワックスおすすめ12選!
おすすめのフローリングワックスを、シートタイプ・スプレータイプ・液体タイプ、そして水性・油性・樹脂・万能タイプに分けてご紹介します。
ペットや赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使える人や地球にやさしいワックスもありますよ!
最も簡単にワックスがけができるシートタイプ
人気No.1!リンレイ オールワックスシート
出典:リンレイ
リンレイのワックスシートはワックス独特のニオイを抑えた低臭タイプで、気軽にワックスがけができるシートタイプのワックスとなっています。
樹脂系の水性ワックスなので、通常のシートタイプに比べて効果の持続期間は約4か月と長めなのが特徴です。
づローリングワイパーでお掃除するように動かすだけで、均一に塗り広げることができ、初心者でもムラなくキレイに仕上がります。
乾燥時間は約10分なので、少し待てばフローリングの上を歩くことができますよ。
赤ちゃん・ペット安心!AURO 680 メンテナンスワックスシート
出典:AURO
99.8%が天然の原料を使って作られているAUROのシートワックス。
残りの0.2%は使用が義務付けられている合成原料や鉱物原料となっています。
化粧品にも使用されている酸化しにくく安全性の高い高級なホホバオイルをふんだんに配合し、主成分であるワックスエステルは人の皮脂と似た構造なので肌にやさしいのが特徴です。
ペットを飼っている方や、赤ちゃんなど小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
シートは大判の天然コットンなので、1枚で裏表の使用で12畳ほどの広さをワックスがけすることができます。
ピンポイントのワックスがけが簡単なスプレータイプ
リンレイ フローリング用つやピカワックス
出典:リンレイ
液体タイプのワックスがけはハードルが高いという方におすすめなのが、リンレイのつやピカワックス。
樹脂系の水性タイプなので、フローリングのツヤ出し効果や保護効果を得ることができます。
使い方は直接フローリングにスプレーして、雑巾がけのように、またはフローリングワイパーを使って塗り広げて使用します。
乾燥時間は約5分と短く、持続効果は3か月なので手軽にワックスがけを行いたい方におすすめです。
本格的なワックスがけには液体タイプ
鏡のようなツヤが出るリンレイ スーパーグロス
出典:リンレイ
リンレイのスーパーグロスは、光沢を出したいときにおすすめの液体タイプのワックスです。
高屈折プリズムポリマー配合で、今までにない光沢感が出るので、鏡のような強力ばツヤが約1年続きます。
500mlと1Lサイズがあり、500mlは約30畳分、1Lは約60畳分が使用量の目安となります。
乾燥時間は約30分かかるので、下準備から塗る時間、乾燥時間など考えて余裕を持ってワックスがけができるようにしましょう。
持続期間が長い!リンレイ ウルトラタフコート
出典:リンレイ
リンレイのウルトラタフコートは、効果の持続期間が約2年と長いのが特徴です。
通常はどちらかの樹脂が使用されることが多いのですが、ウルトラタフコートはアクリルとウレタンの両方の樹脂を合わせたハイブリッドタイプ。
アクリルの特徴である透明感、ウレタンの特徴である強靭で柔軟な被膜を形成し、超耐久性を実現しています。
頻繁にワックスがけを行いたくない、キレイが長持ちする方が良いという方におすすめです。
乾燥時間は約30分となっています。
ツヤ消し・木目におすすめ!リンレイ ノンブライト
出典:リンレイ
ワックスのほとんどはツヤ出し効果が得られるものが多いのですが、リンレイのノンブライトは、ツヤ消しタイプのフローリングに適したワックスです。
ツヤ消しタイプなので、フローリングの木の風合いをそのままに保護することができます。
ツヤは出ずとも保護効果はしっかりと発揮し、傷や汚れ、シミなどからフローリングを守るため、いつものお掃除がラクになりますよ。
効果は約6か月間持続し、乾燥時間は約30分となっています。
床材を選ばないリンレイ all(オール)
出典:リンレイ
リンレイのallは、さまざまな床材に使える万能タイプのワックスです。
樹脂系の液体タイプのワックスですが、塗って乾かすだけの簡単作業でフローリングを保護し、キレイなツヤを実現します。
クッションフロアやビニール床、Pタイルなどさまざまなフローリングに使用できますが、油加工がされたもの、ロウタイプのワックスを使用したフローリング、ウルシなど特殊な床などには使用できないので注意が必要です。
持続期間は約6か月、乾燥時間は約30分となっています。
水性のAURO 天然床ワックス
出典:AURO
AUROの水性ワックスは、赤ちゃんがいても本格的なワックスをしたいという方におすすめです。
99.7%が天然原料で作られており、石油系原料は不使用で赤ちゃんが舐めても安心とのことで、幼稚園や小さなお子さんがいるご家庭から多大な支持を得ています。
毎日使用することができ、30倍に薄めて使うので経済的です。
日常の掃除で使うことで、大掛かりなワックスがけが不要になるので、いつもキレイで自然なツヤのあるフローリングを保つことができます。
無垢材におすすめ!AURO 油性床用ベースワックス
出典:AURO
AUROの油性ワックスは、天然原料99.5%、合成原料と鉱物原料が0.5%の安心原料で、無垢材に使用できる安全なワックスです。
有害な石油系原料は使用していないため、子どもが床を舐めてしまっても問題はありません。
塗るときには配合されているオレンジオイルの爽やかな香りがしますが、乾くと無臭になるのでニオイが持続するのがイヤだという方でも安心して使えます。
天然のオレンジオイルを使用しているため2度塗りをしてしっかり浸透させるのがおすすめ。
塗布したあとはサラっとするまでしっかりと乾拭きして仕上げましょう。
乾燥時間が24時間とかなり長めなので注意しましょう。
ペットが滑らずケガしない!ペットと暮らす 床用高級樹脂ワックス
出典:アサヒペン
ペットを飼っているご家庭におすすめなのがアサヒペンから販売されているペットと暮らす床用高級樹脂ワックスです。
こちらの樹脂ワックスは、塗布することで犬や猫のスリップを軽減できるので大事なペットをケガから守ることができます。
爪の引っ掻きによる傷からもフローリングを守ることができ、おしっこがかかっても白く変色しにくく剥がれにくい仕様となっています。
さらには抗菌剤も入っているので、ペットによる菌からフローリングを守るだけでなく清潔を保つことができますよ。
乾燥時間は60分で、さらにツヤを出したい場合は2度塗りしましょう。
公式サイトによると、しっかりとした性能を発揮するには24時間かかるということです。
白木のフローリングに!ラグロン 白木床用樹脂ワックス
出典:ラグロン
白木用のワックスはなかなか販売されていないのですが、ラグロンはそんなお客様の声をもとに商品を開発。
独自に開発したアクリル樹脂を配合の白木用ワックスを販売しています。
効果持続期間は、2度塗りで約1年となっています。
1度にたくさん塗らず、薄く塗って20分ほど待って乾燥させてから上塗りしましょう。
ワックスがけのやり方
本格的なワックスがけができる、液体タイプのワックスがけについてご紹介します。
ワックスがけに適した日を選び、掃除など下準備を行ってから、手順を守ってワックスがけを行っていきましょう。
用意するもの
ワックス剤(ここでは液体タイプを例に解説します)
掃除機
中性洗剤
マスキングテープ
シートや雑巾
バケツ
ゴム手袋
ワックスがけを行う日の天候を確認
ワックスを塗ったあとはしっかりと乾燥させなければなりません。
雨の日など湿気が多い日は乾きにいためワックスがけには不向き。
また、風が強い日は、乾燥させるときに窓を開けることで外からホコリが入ってきて、ホコリがワックスに張り付いたまま乾燥してしまいます。
ワックスがけは、晴れていて風が強くない日に行いましょう。
掃除をして汚れを取っておく
まずは窓を開けて換気し、掃除機で髪の毛やホコリを吸い取っていきましょう。
次に、床用の洗剤、または中性洗剤を使用してフローリングをキレイに拭き掃除してください。
中性洗剤は、水2Lに台所用洗剤を小さじ1杯混ぜたものでも代用が可能です。
最後に洗剤が残らないよう水拭きし、乾拭きしてしっかりと乾燥させましょう。
(関連記事:フローリング掃除は毎日やろう!おすすめアイテムや楽にするコツなど一挙紹介!)
家具や巾木などを養生する
フローリングや仕上がりの目的に合ったワックスを選んだら、ワックスが付いて欲しくない家具や巾木、ドアストッパーなどにはマスキングテープで養生しておきましょう。
1度に全てのフローリングにワックスがけを行わない場合は、その日にやる部分のところへマスキングテープで印をつけておくと分かりやすいですよ。
ワックスをシートや雑巾などに付ける
ワックスは直接フローリングにかけず、バケツに入れて雑巾などを浸して使うようにしましょう。
ゴム手袋を着用し、シートまたは雑巾などにワックスを付けます。
少しずつ塗り広げていく
少量ずつ塗り広げるのがポイントなので付けすぎには注意しましょう。
手前からはじめると足跡が付く原因になるので、奥から手前に向かってやさしく撫でるように一定方向に塗り広げます。
ワックスがかすれてきたら再び少量付けて塗り広げてください。
初心者は2度塗りもあり
ワックスは膜が厚い方が耐久性がアップします。
特に初心者はワックスがけの要領が掴めておらず、ワックスの膜が薄すぎることが多いので、1度目のワックスが完全に乾いたら再度塗って強度を高めましょう。
ワックスを乾燥させる
使用したワックスの乾燥時間に合わせてしっかりと乾燥させましょう。最低でも30分は置いておく必要があります。
表面は数時間で乾くことが多いのですが、中まで十分に乾燥するには数日かかることがあるので、3~4日はワックスがけした部分に衝撃がかかるようなことは控えましょう。
フローリングにワックスをかける際の注意点
フローリングにワックスをかける際には注意点がいくつかあります。
特に賃貸にお住まいの場合は、勝手にワックスがけを行うと退去時に原状回復のための請求をされることがあるので注意が必要です。
賃貸の場合は注意
賃貸物件を借りている場合、フローリングのワックスがけは大家さんがやるべきことなので、賃借人がワックスがけを行う必要はありません。
どうしてもワックスがけを行いたい場合は、大家さん・不動産屋さん・管理会社などに連絡し許可を得てからにしましょう。
もし、ワックスがけに失敗してしまった場合、退去時に原状回復のための請求をされることがあるので、賃貸の場合は大家さん、または業者にお任せした方が安心です。
ワックスが塗れないフローリングもある
最近では、ノンワックスフローリングという加工がされているフローリングが多い傾向にあります。
フローリングの日焼け防止にUV加工がされているため、その上からワックスがけを行っても上手く定着せずすぐに剥がれてしまうのです。
ほかにも、ウルシなどの特殊なフローリングには使用できないことがあるので、床材の確認はワックスがけにとても重要です。
無垢材についてですが、無垢材は天然の木を加工せずそのまま使用したものなので、水などをこぼしてしまうと変色の原因になってしまいます。
シミにならないようワックスで保護したいということもあるでしょうが、無垢材というのは本来、そうした変色や傷などの経年劣化を含めた木の風合いを愉しむもの。
できるだけワックスがけは行わないようにしたい床材です。
ワックスの重ね塗りは黒ずみの原因
ほとんどのワックスは半年に1度塗り重ねることが推奨されているのですが、何度も塗り重ねているうちに、ワックスにゴミや汚れが入り込んで黒ずみの原因となってしまいます。
2~3年に1度、古くなったワックスの膜を剥がし、新たにワックスを塗り重ねていくようにしましょう。
とはいえ、ご紹介したワックスの剥がし方は、ワックスがかかっている面積が広いほど重労働。
剥がす部分が広範囲に及ぶ場合やフローリングのダメージが気になる方は、業者に依頼することをおすすめします。
(関連記事:フローリングワックスおすすめ業者!プロの床クリーニングの料金相場と選び方)
古いワックスの剥がし方
出典:リンレイ
先ほども書いた通り、フローリングワックスの重ね塗りには気をつけたいところ。
以前にワックスがけをしていたり、ワックスをかけてから5年以上経っている場合は、まずはワックス剥離剤を使って古いワックスを剥がしておきましょう。
用意するもの
ワックス剥離剤
バケツ
布または雑巾
スポンジ
フローリングに剥離剤を撒く
フローリングに剥離剤を撒いていきます。汚れや黒ずみが目立つところは忘れずにたらしていきましょう。
スポンジで塗り広げ、乾燥させる
スポンジで剥離剤を塗り広げいていきます。塗り広げたら5分ほど放置して乾燥させましょう。
部屋が広い場合は場所を決めてから順番に進めてください。
スポンジでワックスをこすっていく
乾燥させると古いワックスが浮いてくるので、スポンジでこすり剥がしていきましょう。
汚れが酷い箇所は、ワックスはがし専用のブラシなどを使うと剥がしやすいです。
布または雑巾で拭き取る
剥がれたワックスを布や雑巾で拭き取っていきましょう。ワックスの剥がし残しがないように気をつけてください。
水拭きをする
古いワックスを剥がし終わったら、布や雑巾で水拭きをしていきましょう。
古いワックスの剥がし残しや拭き残しがあると、新しくワックスがけした際の黒ずみの原因になります。
まとめ
自分でフローリングにワックスがけを行うのはとても簡単だということが分かりましたね。
床材に合ったワックス選びが最も重要。ツヤや強度など仕上がりの目的に合わせてワックスを選んでいきましょう。
ワックスがけは、掃除を行ってゴミが入らないようにするとキレイな仕上がりになりますよ。
下準備をていねいに行ってからワックスをかけていきましょう。
ワックスは6か月に1度上塗りし、2~3年に1度、剥離剤を使用して古いワックスを剥がし新しいワックスに塗り直すことが大切。
賃貸にお住まいの方や、自分でワックスがけを行ったり剥がしたりするのに自信がない方は、シートタイプのワックスの使用やプロの業者に依頼することをおすすめします。
フローリング用のワックスは、簡単なものから本格的なものまで揃っているので、初心者にもおすすめですし本記事を参考にしていただければ液体タイプでもチャレンジしやすいですよ。
ぜひ本記事を参考にワックスで傷や紫外線などから守り、美しいフローリングを保ちましょう!
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