外に出るのが億劫、外食すると高いから家で気軽に焼肉を楽しみたい!ということで、おうち焼肉をするご家庭も多いと思います。
ですが、家で焼肉をすると、部屋に匂いが付いて後片付けが大変なことになるんですよね(次の日も焼肉の匂いがしてツラい)…。
そこで今回は、翌日に残さない部屋についた焼肉の匂いを取る方法を紹介します!
また、焼肉の匂いを部屋につけない予防方法やおすすめの無煙グッズなどもまとめたので、参考にしてくださいね。
部屋に焼肉の匂いが残る原因とは?
部屋で焼肉をすると、換気をしても翌朝に匂いが残ってしまいますよね。
これは、油煙が原因。
お肉から落ちた脂が水蒸気とともに部屋中に蔓延し、壁・カーテン・家電・家具・衣類などすべてに匂いが付着してしまうんですね。
また、タレ付きのお肉も焦げやすくなるため匂いの原因になってしまうので、おうち焼肉をする際は注意が必要です。
次の日に残さない!部屋についた焼肉の匂いの取り方
部屋に付いてしまった焼肉の匂いを今すぐどうにかしたい!、次の日に残したくない!というときにおすすめの消臭方法を紹介します。
①部屋の換気をする
手っ取り早く焼肉の匂いがついた部屋の換気するには、対角線上になる窓を2か所開けて換気しましょう。
きれいな空気を取り入れる方の窓は15cm開け、排気する方の窓は全開にするのがポイントです。
扇風機やサーキュレーターを使い換気効率を上げる
扇風機やサーキュレーターを、排気する方の窓に向けて換気を促してあげると、さらに換気効率が良くなりますよ!
窓が1か所しかない場合は、扇風機を部屋の隅から窓に向けて運転し、排気を促してくださいね。
(関連記事:サーキュレーターの使い方。置き場所がカギ!)
②重曹やセスキを使い、拭き掃除を行う
フローリングは基本水拭きですが、脂でギトギトしている場合は、フローリングの素材を確認して専用の洗剤で拭きましょう。
壁のクロスにも油煙により匂いが付いているので、重曹スプレーやセスキスプレーを使って掃除してください。
重曹スプレーは、水100mlに小さじ1杯、セスキスプレーは、水500mlに小さじ1杯の割合を目安にして作ってくださいね。
直接スプレーせず、布にスプレーしてから拭きましょう。
③お茶殻やコーヒーかすを乾煎りする
たっぷりのお茶殻をホットプレートの上で中火で乾煎り(からいり)すると、消臭効果があるカテキン成分が出てきてお部屋の焼肉の匂いを取ってくれるんですよ!
使うお茶は、お茶殻以外にも古いお茶っ葉などでももちろんOKです。
コーヒーかすも消臭に効果的なので、おうち焼肉を頻繁にする方は、コーヒーかすは捨てずにとっておきましょう。
お茶殻と同じように乾煎りしたら、小皿に分け入れて、消臭剤として部屋の中の数か所に置いておきましょう。
④布製品を洗濯する
カーテンやクッションカバー、布製ソファーなどにも焼肉の匂いが付いてしまうので、これもお部屋が臭くなる原因になってしまいます。
カーテンやクッションカバー、ソファーカバーなど取り外せるものは、外して洗濯しましょう。
取り外せないソファーの場合は、前述のように市販の消臭スプレー、重曹スプレーで消臭したり、重曹を粉のままかけて次の日に掃除機で吸ってみてくださいね!
⑤消臭スプレー(ファブリーズ)を振る
消臭効果のあるスプレーで焼肉の匂いを消すのも効果的なので、1本用意しておくと良いですよ!
空間を消臭するお部屋専用のファブリーズといった市販の消臭スプレーは効果が高いのでおすすめですが、実は、家のあらゆるお掃除に使える重曹スプレーも消臭効果が期待できます。
重曹は匂いを吸着する効果があるので、布製ソファーなど洗えないものは、重曹を粉のまま振りかけて1晩放置して翌朝掃除機で吸うのもおすすめです。
髪の毛に付いた焼肉の匂いは、髪の毛専用のヘアフレグランス消臭スプレーが市販されているので、気になる方は用意しておくと良いですよ。
以上、5つの方法をしっかり行えば、次の日には部屋の焼肉の匂いは取れますよ!
ソファーのニオイや汚れが気になる場合は「ソファークリーニングおすすめ業者と自分でできるお手入れ方法とは?」のページも参考にしてくださいね。
焼肉の匂いを部屋に残さない予防法
部屋で焼肉をすると、匂いを取るために大掛かりな掃除を行わなければ消臭することができません。
少しでも掃除の手間が省けるように、焼肉の匂いが付きにくくなるように予防対策しておうち焼肉を楽しみましょう!
換気を徹底する
おうち焼肉をする際は、部屋に匂いがこもらないように換気しながら行ってください。
冬で寒くて換気できないときは、換気扇をMAXにしましょう。
それ以外の季節のときは、前述の換気について解説したように、対角線上になる2か所の窓を開けて、扇風機などで換気を促してあげるのがおすすめです。
(関連記事:換気をしないとどうなる?換気のやり方と換気できないときの対処法)
家具や寝具にカバーをつける
油煙が家具や寝具などに付かないよう、あらかじめ新聞紙などでカバーしておくのがおすすめです。
新聞紙のインクには消臭効果があるのと、カバーすることで油煙が家具類に付着するのを防いでくれます。
見た目は悪くなりますが、焼肉後の掃除は新聞紙を丸めて捨てるだけなので手間が省けますよ!
油煙が発生しにくいお肉を選ぶ
油煙が発生しやすいのは、脂の多いお肉やタレ付きのお肉。
サシが入ったお肉、豚トロや鶏皮などは脂が多いので、油煙が発生しやすくなってしまいます。
どうしても食べたいというときは、脂が出てきたらこまめにキッチンペーパーで吸い取って油煙が出ないようにしましょう。
タレ付きのお肉ではなく、焼いてからタレを付けるようにすると油煙の発生を抑えられますよ。
油煙を部屋に蔓延させない
ホットプレートやカセットコンロの中には、油煙が発生しにくいものが登場しているので、おうち焼肉の頻度が高いというご家庭は、これらのアイテムがあると便利ですよ。
簡易的な換気扇を取り付ける
また、換気扇にアルミダクトを取り付けてホットプレートの上に簡易的な換気扇を付けるのもおすすめ。
以前住んでいた家が換気しにくい間取りだったので、ホームセンターでアルミダクトと強力磁石付きフックを購入し、換気扇からホットプレートの上に伝わせておうち焼肉をよく楽しんでいました。
『アルミダクト 家 焼肉』で検索するとさまざまなやり方が出てくるので、試しやすい方法でやってみてくださいね!
消臭グッズを設置する
お使いのエアコンに取り付けるだけで、除菌も消臭もできるアイテムです。
焼肉のような強い匂いでも、強力に分解して除去してくれます。
もちろん焼肉だけでなく、タバコやペット臭にも効果的!口コミでも匂いが消えると評判ですよ!
おうち焼肉におすすめの煙の出にくいホットプレート、グリル4選
部屋で焼肉をするときは、少しでも油煙や油跳ねが抑えながら焼けるのが好ましいですよね。
ここからは、おうち焼肉におすすめのホットプレート、グリルを4つご紹介します!
イワタニ スモークレス焼肉グリル やきまる
プレートの温度が上がりすぎないようにコントロールし、出てきた脂を火に当たらないように設計されているので油煙の発生を軽減することができます。
コンパクトなカセットコンロなので、持ち運びもラクなので、どこでも焼肉が楽しめますよ!
ただ、油は跳ねるので、周りが汚れないように新聞紙を敷くなどの工夫は必要です。
エーワン グリル ホットプレート ブラック
V字型のプレート、煙を吸い込むファン、脂が流れやすいテフロン加工で、煙や油跳ねを大幅にカットできるアイテムです。
周囲の油跳ねが少ないため、焼肉後の後片付けが格段にラクになりますよ。
カラーは、レッド・ブラック・ホワイトの3つから選べます。
山善 焼き肉グリル 減煙 コンパクトプレート Xグリル
プレートの裏側をXの形状にすることで、脂が受け皿に流れやすくするような設計になっています。
従来のホットプレートに比べて、油煙が約70%、油跳ねが約85%も削減できるので、おうち焼肉にピッタリ!
温度も80~230℃まで設定変更できるので、素材に合った調理ができますよ。
ザイグル シリーズ史上最も煙の出ない無煙ロースター スマートRED
上部の赤外線カーボンヒーターで焼く設計になっているので、脂がヒーターに落ちることがないため煙が発生しにくくなっています。
匂いを抑えながら食材を素早く焼けるので、うま味を逃さず美味しくいただくことができますよ。
口コミでは、ヒーターが強力で周辺が熱くなるとのこと。鍋敷きを敷いたりロースターから食器を離すなどして安全に使ってくださいね!
どうしても焼肉の匂いがとれないときはプロにお任せ!
なかなか部屋についた焼肉の匂いが取れなくて困っているという場合は、ハウスクリーニングがおすすめです。
ほとんどの業者では、消臭だけでなく除菌も行っているので、気になるウイルスなども除菌・消毒が可能なことが多いんですよ。
詳しくは「室内除菌・消毒・消臭おすすめ業者!選び方や料金相場を解説」のページをご参考くださいね!
まとめ
部屋の焼肉の匂いをすぐに取る5つの方法をご紹介しました。
市販の消臭スプレーは特に効果が高いので、焼肉をする前に用意しておくことをおすすめします。もちろん重曹でもきれいに掃除すれば、消臭は可能です。
布製品には匂いが染みこみやすいので、あらかじめ新聞紙などでカバーをかけておくと匂いを予防できます。
おうち焼肉を頻繁に行う方は、おすすめのアイテムもぜひご検討ください。
どうしても部屋に焼肉などの匂いが染みついて取れない場合は、ハウスクリーニングがおすすめですよ!