- 家に缶切りがなくて缶詰が開けられない
- キャンプなどアウトドアに缶切りを忘れた
- 缶切りがなくて貯金箱が開かない
- 災害時に缶切りがなくても開けられる方法を知りたい
缶詰を開けるときに缶切りがない場合、ほとんどの方が諦めてしまうのではないでしょうか。
実は、缶切りは家にある身近なアイテムを使えば代用できます。また、場合によっては素手や女性でも簡単に缶切りなしで缶詰を開けることができるんです!
今回は、缶切り代わりになる代用アイテムとそのやり方をはじめ、缶切りなしで開ける方法や注意点などを解説します。
素手で缶詰を開ける際は、ケガをしないよう軍手やタオルを用意するなど安全に気を付けてくださいね!
缶切りの代用アイテム6選と使い方
缶切りの代用に使えるアイテムとその使い方を6つご紹介します。
- スプーン
- マイナスドライバー
- ハサミ
- アイスピック
- 小型ナイフ
- 10円玉
キャンプなどのアウトドアや、災害などの緊急時にも役立つアイデアなので、ぜひ覚えておきましょう!
スプーン
- 金属の硬いスプーンを用意し『つぼ』と呼ばれるすくう部分のすぐ上からしっかり持ちます。
- 缶詰のフタ部分の内側を一部分だけ強くこすりましょう。
- こすり続けると缶に穴が開くので、スプーンを差し込んで缶切りの容量でスライドさせて開けていきます。
- 一周開けられたら、テコの原理でフタを外しましょう。
力の強さにもよりますが、女性は1時間ほどあれば開けられます。
ポイント
スプーンを使う方法は力が必要なので、スプーンの持ち手におしぼりくらいのタオルを巻いて行うと、握力がない女性でもやりやすくなります。
マイナスドライバー
- マイナスドライバーの先を缶詰のフタの縁に当てます。
- トンカチや石など硬いものでドライバーを叩き、缶詰のフタに穴を開けましょう。
- 2/3ほど開いたら、フタを持ち上げて開けてください。
ポイント
安全のために軍手を着用しましょう。
ドライバーの叩く部分をおしぼりなどで巻くとやりやすくなります。
女性でも簡単に開けられるため、力を入れすぎると内容物を刺してしまうので、力加減に注意しましょう。
ハサミ
- ハサミの刃の部分を使い、缶のフタを強くこする、または、叩いて穴を開けましょう。
- 穴が開いたらグッと差し込み、缶切りの要領で前後に動かしながらフタを押し上げます。
ポイント
ハサミは危険なので、軍手を着用して缶詰を持つ手には、さらにおしぼりなどのタオルを巻いてケガをしないようにして行いましょう。
アイスピック
- マイナスドライバーと同じ要領で、トンカチなどで叩いて開けましょう。
- 点線を付けるようにして一周穴を開けてください。
- 手でフタを押し込んで、アイスピックを刺してテコの原理でフタを取りましょう。
ポイント
ワインオープナーでも開けることができます。少しずつ穴を開けてフタを手で押し込んで開けましょう。
穴を開けていく際は、穴と穴の間隔が開きすぎると手で押し込めないので、間隔が開かないように穴を開けていきましょう。
フタを外す際、手で押しすぎるとフタが出てこなくなるので、力加減には注意してくださいね。
小型ナイフ
- ナイフの先端をフタの縁に当てて擦っていきます。
- 穴が開いたら、缶切りの要領で一周切り裂きましょう。
- テコの原理でフタを持ち上げて開けてください。
ポイント
ペティナイフやソムリエナイフのような小型のナイフ・包丁がおすすめです。
危険なのであまりおすすめできない方法ですが、どうしてもナイフしかない場合は、軍手やタオルなどを使ってケガをしないようにしましょう。
10円玉
10円玉を缶詰のフタの縁に当て、強く擦って穴を開けましょう。
穴が開いたら、缶切りの要領でスライドしながらフタを押し上げていきます。
ポイント
かなり時間がかかる方法なので、叩くものがあれば10円玉を立てた状態で上から叩いて穴を開けましょう。
道具が何もないときに缶切りなしでも素手で缶を開ける方法
コンクリート・アスファルト・岩があれば、何も道具がないときでも缶を開けることができます。
缶詰のフタは、胴の部分を挟むようにして固定されています。
そのため、缶詰の上部を削って行けば、缶切りや代用できるアイテムがなくてもフタを開けることができるんですよ。
- コンクリートやアスファルト、岩など金属が削れるような硬い場所で缶詰の上部を擦っていきます。
- 缶詰の汁が出てきた、または、すき間ができてきたら胴部分の上部を押してフタを外しましょう。
砂や小石などが入らないよう注意しながら行ってくださいね!
参考動画:ワイルドすぎる缶詰の開け方
缶切りの代用品を使う際の注意点
代用アイテムを使って缶詰を開ける方法は、本来の使い方ではないので缶切りのようにきれいに開けられるとは限りません。
どの代用アイテムを使う際も、ケガをしないよう軍手やタオルを使って行ってください。
小さな子どもやペットがいる場合、近づいてきてケガをさせる可能性があるので、離れた場所で行いましょう。
このようにケガの可能性や、きれいに開けられない、代用アイテムが破損してしまうリスクがあるため、自己責任のもとで行ってくださいね。
コンビニやダイソーなどの100均が近くにある場合は、缶切りを買いに行った方が早いですし安全なのでおすすめです。
まとめ
缶詰のフタは、缶切りがないと開けられないと思っていましたが、代用アイテムを使えば女性でも簡単に開けられることが分かりました。
缶切りがない場合、アウトドアで缶切りを忘れた場合、災害時などに覚えておくと安心です。
代用アイテムがなくても、缶詰の構造上、上部を擦れば簡単に開けられるので、砂や小石が入るリスクはありますがどうしても開けたいときにおすすめの方法です。
栓抜きがなくてビンのフタを開けたい場合に役立つ、栓抜きの代用アイデアもぜひ読んでみてくださいね!