最近はプラスチックボトルや缶などが主流のため、瓶を開ける機会が減りましたよね。
そのため、突然瓶を開けるタイミングが訪れたとき「栓抜きどこだっけ?」と探す羽目になることも…しかも飲み物がぬるくなる…(^^;
ここでは、巷でよくある栓抜きがないときに使える栓抜き代用アイデアを10個を実際に試したので紹介していきますね!
結論を先に言うと、栓抜き代用アイデアおすすめ3選は以下
でした!どれも身近な道具なので、いずれかできっと栓抜き代わりになるはず…!
また、ワインのコルク栓もオープナーがないときに抜くアイデアを紹介してるので、あわせて参考にしてくださいね!
栓抜きがないときに使える栓抜き代用アイデア10選
瓶の栓を開けるときに役立つ、栓抜き代用アイデアを10個ご紹介します。
実際にやってみた感想とともにご覧ください。最後に動画へのリンクも掲載しているので、開け方がよく分からないという方は参考にしてみてくださいね!
ベルト
ベルトは形状によっては栓抜きに使うことができます。尾錠が瓶の口に通ることと、ツク棒が丈夫であることが条件です。
- 尾錠と呼ばれるベルトを通すリングを瓶に通します。
- ツク棒と呼ばれるベルト穴に通す棒を栓の下に引っ掛けます。
- ツク棒がずれないよう、定革と呼ばれる尾錠とツク棒の根本部分をしっかり握って上に持ち上げましょう。
ツク棒が弱い場合、曲がってベルトが使えなくなってしまうので注意してくださいね。
実際にやってみましたが、ツク棒を抑えながら引き上げるのに結構な力が必要でした。首がつりそうな感じです。
残念ながら、購入した100均のベルトでは開けることはできませんでしたが、ベルトの尾錠と呼ばれるリング部分がもう少し大きければ開いたかもしれません。
10円玉(硬貨)
海外ではよくコインを栓抜きの代用にしているのですが、日本の硬貨では10円玉がジャストサイズかつ力が入りやすいようです。
- 10円玉を栓の下に引っ掛けます。
- 栓の下を強く握り、てこの原理を利用して上に引き上げましょう。
動画を探して観た限りでは、簡単に開けていましたが、実際にやってみると予想通り全然開きません。
どう考えても支点・力点・作用点の間隔が短いコインでは、相当な握力がないと無理だと思うのです。
握力の強い主人にも試してもらいましたが、びくともしません。
コツを掴めば開けられるようになるのでしょうが、それまでにビールが冷えてしまうのと、飲む気が失せかけてしまうのが難点。
ただ、コインを使ってスマートに開けられたらカッコイイですよね!男性諸君は頑張って習得してみてください。
スプーン
- スプーンの腹を上に向け、先を栓の下に引っ掛けます。
- 栓のすぐ下を握ってしっかり瓶を固定したら、てこの原理を利用して柄を下げて開けましょう。
これまで苦戦していたので、拍子抜けしたほど簡単に開きました。
スプーンがあれば、わざわざ栓抜きを買わなくてもいいと思います。
指もそこまで痛くなく、栓抜きのようにスムーズに開けることができましたよ!
はさみ
- 刃の部分を栓の下に引っ掛けます。
- てこの原理を利用して刃を上にあげて開けましょう。
実際にやってみましたが、てこの原理を利用すると指が痛くてたまりません。
はさみと指の間に緩衝材となる紙やタオルなどを挟んでみましたが、全然開きませんでした。
ほかにも、刃を広げてやってみたり、閉じた状態でやってみたりもしましたが全く歯が立たず…。
ただ、少しシューっと炭酸が抜ける音がしたので、瓶のフタのギザギザになっている部分を順番に開けていけば、緩んで開けられそうだったのでやってみるとようやく開けることができました。
ただ、ビールを飲む前に夫婦共々、人差し指を傷めてしまう方法だったのと、時間がかかりすぎたので開かないという結論にいたしました。
A4程度の紙
柔らかい紙も小さくたためば硬くなるので、A4程度のチラシを小さくたたみ、栓抜きの大きさにして代用してみましょう。
- できるだけ細く折りたたんでUの字にした1番硬い部分を栓の下に当て、人差し指の第2関節あたりが支点となるようセットします。
- てこの原理を利用をして開けるのですが、人差し指も使って上にあげるのをサポートすると開けやすいようです。
実際にやってみましたが、開きません!
紙が1回でボロボロになってしまうので、ほかの部分でUの字を作ってやったり、上下逆にして新しい部分でやってみましたが、開く気配がありません。
ここまでいろいろな方法で開かないと、私たち夫婦がとてつもない不器用なのではないか?とも思いましたが、人からは器用だと言われるタイプ。
このメーカーの瓶ビールは他社よりも栓がきっちりしているのでしょうか?それとも、日本の瓶ビールは開きにくいのでしょうか?
粘ってみるも、指もかなり痛いですし、コツを掴むのに時間がかかりそうです。
プルタブと割り箸
- プルタブの穴に割り箸を通してセットします。
- 画像のように、プルタブの凹みがある部分を栓に引っ掛けます。
- プルタブが外れないよう意識しながら、てこの原理を利用して開けましょう。
こちらの方法も、スプーンと同様、簡単に開けることができました!しかも、全然指も傷めずに開けることができたので、女性におすすめの方法です。
ホッチキス
ホッチキスのリムーバーと呼ばれる部分を使って、はさみと同じように栓を開ける方法です。
リムーバーを栓のギザギザ部分に差し込んだら、反対の手ですぐ下を握り、上にあげて栓を抜きましょう。
こちらもやってみましたが、リムーバーが曲がってしまい開きませんでした。
この方法は、ホッチキスを握る必要があり、芯をセットしたままだと芯がつぶれて出てくるので、あらかじめ取っておくことをおすすめします。
ペットや小さいお子さんがいるご家庭は特に注意しましょう。
ライター
ライターの下の部分を栓の下に当てます。その下をすぐ握り、てこの原理を利用して開けましょう。
実際にやってみると、下の部分がやわらかめのプラスチックになっているので、栓に引っ掛かかって削れてしまいました。
開かないからと何度もやると、削れすぎたり外れたりして中のガスが飛び出てくる可能性があると感じ、危険なので検証は中止しました。
下の部分が柔らかくないほかのライターの場合でも、破損してガス漏れして摩擦で引火してしまう恐れもあるので、無理に開けないようにすることをおすすめします。
ちなみに、昔、小学生がライターを投げて遊んでしたら衝撃で割れて爆発していました。(ガスの量が少なかったからか幸いなことに無事でした。)
低学年の子が投げた程度でも破損して簡単に引火するので、ライターを使うときはくれぐれもご注意くださいね!
瓶と瓶
空き瓶に栓をします。未開封の瓶の栓を、空き瓶の栓の上に引っ掛けます。
丈夫な机や床などに傷が付かないようタオルを敷き、瓶を落として衝撃で開けましょう。
実際にやってみると、まず、栓が引っ掛かりにくいです。
動画を探して観た感じでは、コロナビールを使って簡単に開いていたのですが、日本の瓶ビールは栓がしっかり閉じているのでしょうか?
それでもなんとか固定して床に打ち付けてみるも、ピンポイントで栓を空き瓶の栓に当てて打ち付けるのが大変!
栓がずれてそのまま指に直撃して指を切ってしまいました。女性にはおすすめできない方法です。
何度も打ち付けているうちにほんの少し開いたようでシューっと音がして泡が漏れてしまい、手が滑って瓶を固定できないのと、何度も振ってビールの炭酸が抜けてしまったので中断しました。
カラビナ
カラビナのゲートと呼ばれる部分を利き手人差し指で押し開きます。
指でゲートを抑えたままノーズと呼ばれる部分を栓の下に引っ掛けたら、てこの原理を利用して開けるだけです。
小さかったので力が必要でしたが、女性でも開けることができます。キーホルダーやバッグなどに付けておくと、外出時など必要になったときに便利ですね!
我が家にあったカラビナは、アルミ製の小さなものだったので開けにくかったのですが、もっと大きくて丈夫なカラビナだとより開けやすいと思いました。
アルミ製のカラビナの場合、曲がって元に戻らなくなり、本来の使い方ができなくなる可能性があるので注意しましょう。
栓抜き代用アイデア10選の動画
ご紹介した栓抜き代用アイテム10選を実際にやってみて動画にまとめてみました!
やり方がイマイチ分からなかった方は、開け方やどんな風に開いたのか、どれくらいむずかしそうかなどを見てみてくださいね!
コルク栓を開けるときの栓抜き代用アイデア
ワインなどのコルク栓を抜くときに栓抜きがない場合の代用アイデアをご紹介します。
底を壁に打ちつける
瓶が割れないよう瓶の底にタオルを巻き、何度か壁に打ち付けていくとコルクが勝手に抜けていきます。壁が傷つかないよう注意してください。
実際にやってみたことがあるのですが、割れないよう力を加減する必要があるため、かなりの回数を打ち付けないと抜けないので根気よく続けてみてくださいね。
タオルもない場合は、靴を脱ぎ、かかと部分に瓶の底を当ててタオル代わりにし、壁などに打ち付けてください。
ネジやナイフなどをねじ込む
ネジやナイフがある場合は、コルク栓にゆっくりと刺し、回しながらゆっくり抜いてみてください。
ネジの場合は、3cm以上のネジを用意し、ドライバーを使ってねじ込んだらコルクがちぎれないようゆっくり引き抜きます。
ナイフを使う場合は、コルクに刺し込んだらゆっくり引き抜き、ある程度コルクが抜けてきたら別の場所に刺しなおして引き抜くと、コルクがちぎれるのを防ぐことができますよ。
まとめ:栓抜き代用アイデアおすすめはこれ
開けやすかった栓抜き代用アイテムランキングをご紹介します。
第1位:プルタブと割り箸
第2位:スプーン
第3位:カラビナ
帰宅後のビールを愉しみにしている主人にお願いし、いろいろな方法を試してみましたが、1番開けやすかったのは割り箸とプルタブでした。
ほかの7つの方法は正直全然開く気配がなく、コツを掴むまでにかなりの時間が必要になると感じました。
ですが、栓抜きがない場合は、しょうがないので根気よくチャレンジするのみですね!
この栓抜き代用アイテム10選を覚えておけば、キャンプなどで栓抜きを忘れたときも安心です。
てこの原理を利用できる丈夫なものがあれば、ほかのアイテムでも代用できるので、いろいろ試してみるのも楽しいかもしれません。