家事代行やハウスクリーニングサービスへの依頼が多い場所のひとつである換気扇。
換気扇は掃除がしにくいところで、油汚れなどギトギトした汚れが付きやすいため掃除するのが億劫になってしまいますよね。
周りの家庭だとどれぐらいの頻度で換気扇の掃除を行っているのか、そして正解が気になるところ…。
ここでは、換気扇の掃除頻度の統計結果を参考にしつつ、適切な換気扇掃除の頻度を紹介していきます。
換気扇の掃除の頻度を減らすポイントもまとめたので、キレイな換気扇をキープしてくださいね!
換気扇掃除の方法は「簡単!換気扇掃除の方法まとめ」や「家事えもん流の換気扇掃除のやり方」のページを参考にしてください。
みんなのキッチンの換気扇掃除の頻度は?
換気扇の掃除に関する調査結果によると
- 分解して掃除しているという人……約37%
- 拭き掃除程度の人……約47%
- 特に何もしていないという人……約16%
という結果が出ており、6割程度の人が換気扇をていねいに掃除していないということが分かりました。
さらに、換気扇の掃除頻度については、
- 半年に1度
- 年に1度
- 月に1度
- 週に1度
- 掃除しない
- 週に2回以上
という順になっています。
頻繁に掃除していると回答した人でも、フィルタ―を交換して簡単に水拭きという掃除で、分解掃除までは行っていないようでした。
年に1度と答えた人は、あまり換気扇の掃除に乗り気でなく、年末の大掃除にしょうがなくやっている回答した人が目立ちます。
換気扇掃除は手が届きにくく、なかなかこまめに分解して掃除しづらいため、汚れが溜まりやすくなってしまいます。
キッチンの換気扇掃除をしない理由…
冒頭でもお伝えしたように、換気扇(レンジフード)の掃除はハウスクリーニングなどでもトップに入るほど依頼数が多い場所のひとつ。
- ギトギトして触りたくない
- くさい
- 掃除してもなかなか落ちない
- そもそも掃除しにくい場所にある
など、さまざまな理由から換気扇の掃除は多くの人に嫌がられています。
放置は危険…!
しかし、換気扇の掃除を怠っていると、油汚れが蓄積してフィルターが詰まり、換気ができなくなってキッチン周りが油でギトギトになってしまいます。
フィルタ―が詰まることで換気効率が低下し、電気代のアップにつながることも。
さらには、調理中に熱で温められた「ホコリが混ざった古い油汚れ」が溶けだして、食材に垂れてしまい食中毒を起こす可能性もあるのです。
(関連記事:換気扇の音がうるさい!異音が気になる場合の対処法)
理想のキッチンの換気扇掃除の頻度は?
換気扇を掃除しないことでさまざまな弊害があることが分かりましたね。
換気扇は、油を使った調理の頻度にもよりますが、
- 油料理が多い場合……月に1度の分解掃除
- 油料理が少ない場合……3~6か月に1度の分解掃除
を行うのが理想的です。
簡単な換気扇の外側の拭き掃除は、調理するたびにサッと拭き取るか、週に1度洗剤を使って拭き取りましょう。
キッチンの換気扇掃除を楽にするコツ
換気扇の掃除の手間を省きたいなら、油がこびりついてしまう前に取ってしまえば良いので、こまめに掃除することが大切になってきます。
分解掃除は大変なように思いますが、取り外し自体は慣れれば1分もかからないでできるので、あとは食器用洗剤でサッと洗うだけ。
換気扇の外側の掃除も、毎日1分もあれば油を拭き取ることができるので、汚れたら拭くよう心がけましょう。
あとは、換気扇フィルターカバーをつけて、フィルタ―に油が付着するのを防止しましょう。
ちなみに、使い捨ての換気扇フィルターカバーの交換頻度については、揚げ物を多く作るご家庭なら月に1度、揚げ物はあまり作らないご家庭なら3か月に1度の交換がおすすめです。
換気扇掃除の手段は2つ
換気扇の掃除方法は、自分で行う方法とプロの業者に依頼する方法があります。
自分で掃除する方法も他ページで手順付きで解説しています。プロに依頼する場合のおすすめ業者や選び方などもぜひ参考にしてくださいね。
自分で掃除する方法
換気扇の掃除は自分で掃除することができ、洗剤も100均で揃えられ、ゴミ袋があれば浸け置き洗いができるのでラクちんです。
掃除の仕上げに柔軟剤を塗布してホコリを付きにくくするという方法を耳にしたことがあるかもしれませんが、食品を扱うところなので当サイトではおすすめしません。
使用の際は、垂れることがないよう注意し、自己責任で行ってくださいね。
ちなみに、自分で換気扇の掃除をするのにおすすめの時期はずばり「夏」。
冬だと油が固まって落ちにくいのですが、夏であれば気温が高いので油汚れがゆるんで落ちやすい状態となっているからです。
換気扇の掃除方法については「【簡単】換気扇の掃除方法!重曹・セスキ炭酸ソーダのつけおきが最強!」のページをご覧ください。
プロに依頼して徹底的にキレイにしてもらう
自分で掃除できない場合は、プロのレンジフード掃除サービスに依頼しましょう。
料金相場は14,000円~とそこまで高額ではないので、どうしようもできなかった油汚れをスッキリ落としてもらいましょう!
詳しくは「換気扇掃除業者おすすめ8社の料金や口コミを比較!」のページをご覧ください。
まとめ
換気扇はみんなが嫌いな掃除のひとつで、掃除頻度も高くないことが分かりました。
しかし、掃除をしないでいると、電気代がアップしたり食中毒を引き起こす可能性を高めたりとデメリットだらけ!
拭き掃除など簡単なものは週に1度行い、換気扇の中は3~6か月に1度は分解して掃除したいところです。
汚れ防止に使い捨ての換気扇フィルターカバーをつけて定期的に交換すると、換気扇の中が汚れにくくなるので分解掃除の手間を省くことができます。
さまざまな理由で自分で換気扇掃除を行うことができないという人は、プロの業者にお任せしましょう。
別ページの自分で換気扇を掃除する方法や、おすすめの換気扇クリーニング業者やその選び方のポイントも参考にして、キレイな換気扇のもと美味しいご飯を作ってくださいね!
換気扇と同じようにガスコンロの掃除もみんな嫌いですよね。
でもこちらの「ガスコンロの掃除方法まとめ。重曹・アルカリ電解水が焦げ・こびりつきを落とす」をご覧頂ければ面倒なガスコンロの掃除をサクッと終わらせることができますよ。