- 寝室掃除はどの順番が効率いいの?
- 寝室掃除は毎日すべき?
- 寝室のカビ対策はどうすればいい?
- 寝室掃除に便利なグッズは?
布団のほこりなどで空気も汚れがちな寝室の掃除方法についてお届けします。
寝室はどうしても布製品が多いため、私たちの身体に悪影響与えるハウスダストも気になってしまいますよね。
本記事ではプロが行うほこりやハウスダストをきれいにする寝室掃除のやり方から、便利な寝室掃除のアイテムや掃除しやすい寝室空間を作る方法をご紹介します。
クリーンな空気が漂う寝室で、1日の疲れをとってくださいね。
【プロ実践】寝室掃除の正しいやり方
寝室い多いハウスダストはアレルギーの原因となったりするため、特性を知り、正しい手順で掃除することが重要です。
ハウスダストについてや、プロも行っている寝室掃除の手順をご覧ください。
寝室掃除は順番が命。理想の手順、流れ
寝室の掃除は上から下に向かって掃除するのがポイントです。
- まずは、カーテンレールや本棚、壁など高いところからハンディモップなどを使ってほこりを掃除していきましょう。
- 布団カバーやシーツなど洗濯できるものは外して洗います。布団や枕はできれば乾燥機にかけ、無理であれば天日干しします。
- 照明もほこりが溜まりやすい場所なので、ハンディモップで毎日照明のほこり掃除できると理想的です。
- フローリングのほこりも、モップで取り除いてから掃除機をかけましょう。
ほこりを取ってから掃除機をかけないと、掃除機の排気でほこりが舞い上がってしまうため、必ずほこりを取ってから掃除機をかけるという手順を守ってくださいね。
また、寝室にエアコンを設置している場合、掃除を怠ると空気中にカビ胞子を散りばめる可能性があるため、送付口やフィルターはこまめに掃除しましょう。
フローリング掃除については「フローリング掃除は毎日やろう!便利アイテムや楽になるコツを紹介」のページを参考にしてください。
寝室掃除は朝一で行う
掃除なんていつでも良いのではないかと思ってしまいがちですが、寝室の掃除は朝一がベスト。
ハウスダストは、人が動くと舞い上がってしまうため、日中に掃除してもあまり意味がありません。
夜寝ている間に落ちてきたほこりを掃除してハウスダストを除去することがポイント。
朝、仕事前で忙しいという場合は、帰宅直後に掃除すると良いでしょう。
週に2~3回の頻度でやろう
寝室は週に2~3回程度を目安に掃除しましょう。
あまりに放置する期間が長いとほこりが溜まり、掃除が大変になります。
また後述しますが、寝室用に掃除道具を用意しておくと、時間がない朝でもササっと掃除ができます。
シーツやカバーなどの寝具類はこまめに洗濯
寝室にある布団カバーやシーツ、枕カバーなどの寝具はこまめに洗濯しておきたいですね。
ダニは布製品に住みつくことが多いので、布団カバー・シーツ・枕カバーなど洗えるものは3セットほど用意しておいて、できれば毎日変えて洗濯しましょう(最低でも週1回)。
ダニは人の皮脂や垢もエサにするため、洗濯しなければどんどん繁殖してしまいます。
見落としがちな寝室のカーテンも一緒に洗うとハウスダスト対策ができますよ。
(関連記事:カーテンの掃除方法!カビの落とし方や掃除する頻度など)
寝室に多いハウスダストに注意!
寝室はハウスダストが多いため、小さなお子さんがいる家庭は特に注意です。
ハウスダストとは、目に見えないような小さなほこりのことを指し、布製品の繊維・垢・ペットの毛・食べかす・花粉・大気汚染物質・砂埃・ダニ・ダニの死骸やフンなどが含まれます。
ハウスダストはとても小さいため、人が動くとすぐに舞い上がり、空気中を漂っているため吸い込みやすくなり、アレルギー発症の原因ともいわれているのです。
特にダニは布製品の中に入り込むので、寝室はダニにとって住みやすい環境であるといえます。そのため、寝室は特にハウスダストを意識し、こまめな掃除が必要です。
(関連記事:布団のダニ対策!簡単にすぐ効くダニ退治方法から予防法まで!)
プロの掃除を学びたい、家の掃除を任せたい、という場合には部屋掃除の代行を検討しましょう。共働き世帯や高齢者の介護世帯に選ばれています。
寝室にカビを見つけた場合の掃除方法
特に冬は結露が発生し、寝室の窓際やマットレスなどにカビが発生しやすくなってしまいます。
カビの胞子もアレルギーの原因になるため、木製や壁紙など寝室の素材に合わせ、専用の洗剤を使ってカビを掃除しましょう。
寝室のカビを防ぐには、窓には結露対策グッズを、室内には除湿機や空気清浄機などを設置すると効果的です。
以下のページで詳しく説明しています。
布団など布製品にも使える専用の洗剤も合わせて参考にしてみてくださいね。
あると便利な寝室の掃除アイテム
起きるついでにサッと掃除できる、寝室に置いておきたい掃除アイテムをご紹介します。
- ハンディモップ
- フローリングモップ
- コロコロ吸着テープ
- ダニ除けアイテム
- 布団クリーナーや布団乾燥機
この中でも上から3つを部屋に備えておくと寝室掃除が楽になります。
ハンディモップ
伸び縮みタイプのハンディモップがあると便利です。
手の届きにくい高いところやすき間などのほこりを、舞い上げずにサッとからめとってくれますよ。
フローリングモップ
フローリング用のクイックルワイパーも寝室掃除に便利なアイテムです。
ほこりだけでなく、寝室に多い髪の毛をしっかりとからめとります。
毎日の掃除機がけが面倒だという方でも、手軽に掃除できるアイテムです。
フローリングモップの選び方やおすすめ商品が知りたい方は「乾拭き、水拭きにおすすめのフローリングモップおすすめ15選」のページをご参考ください。
コロコロ粘着テープ
コロコロ粘着テープもほこりを舞い上げずに掃除できるアイテムで、こちらのタイプはカバーがスタンドにもなり、立てて置けるので収納にも便利です。
コロコロ転がして布団に落ちている髪の毛などを張り付け、はがして捨てるだけなので時間がない方にもおすすめ。
スティック部分が伸縮するので、テープを付け替えればフローリングの掃除にも使えます。
ダニよけアイテム
ベッドマットレスなどなかなか天日干しすることができない寝具は、ダニよけスプレーを使用して対策しましょう。
布製品に使用できるので、布団以外にもカーテンやカーペット、ぬいぐるみにもスプレーしておけば約1か月ダニよけ効果が期待できます。
さらには、消臭効果や除菌効果も期待できるので、いつでも清潔な寝具でおやすみすることができますよ。
おすすめのダニ捕りシートは下記記事にまとめました。
(関連記事:【超絶駆除】ダニ捕りシートおすすめランキングTOP5!)
布団クリーナーや布団乾燥機
ダニ退治には、実は天日干しよりも高温で乾燥させる方が効果的だといわれています。
布団を掃除する際には、家用の掃除機を使うと家中のハウスダストが布団に付着するため、専用の布団クリーナーを使いましょう。
こちらの布団クリーナーは、叩きながら吸引するので効果的にダニや死骸などのアレルゲン物質を99.9%撃退することができます。
布団乾燥機でダニを熱風で撃退し、ついでに布団も暖かくふかふかになるのでおすすめです。
布団クリーナーの選び方やおすすめ商品を知りたい方は「ダニや花粉、PM2.5に強い布団クリーナーおすすめ10選!」のページをご参考くださいね。
掃除がしやすい寝室の作り方、コツ
寝室の掃除はほこりを舞い上げないことがポイントです。
朝一番に掃除するために、掃除アイテムを寝室に置いておきましょう。
そのほかにも寝室の掃除が楽になるポイントをお届けします。
掃除アイテムを寝室に置いておく
寝室の掃除を行うのに適している時間帯は、朝一番がおすすめだとご説明しました。
人が動くっとハウスダストが舞い上がってしまうため、できれば寝起きにそっとほこりを拭き取るのが理想的。
そのためには、枕元の手が届く範囲にハンディモップなどの掃除アイテムを置いておくと良いでしょう。
わざわざ掃除道具を取りに行く手間も省け、その際にほこりを舞い上げることも少なくなります。
なるべく物を置かない
効率よく寝室を掃除するためには、なるべく物を置かないでシンプルにしておくことがポイントです。
物を置いた分ほこり掃除をする場所が増えるだけですし、掃除が行き届かなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
寝室は、ベッドヘッドに本などを置きっぱなしにする、段ボールが大量にあるような物置き状態、入りきらない服が散乱している、ということが起こりがち。
整理整頓して掃除しやすい寝室にしておくことも、毎日の掃除を楽にするポイントです。
布製品を控える
布製品はダニが住みついて繁殖しやすいため、寝室にはできるだけ布製品を置かないようにしましょう。
例えばぬいぐるみを置かない、カーテンをブラインドに変える、カーペットを敷かないといった工夫ができます。
布団などは変えることができないので、こまめに乾燥機にかけるなど湿気を防いでダニの繁殖を防ぎましょう。
(関連記事:ブラインドの掃除方法!軍手を使うと簡単キレイになる!)
換気してハウスダストを追い出す
寝室のハウスダストを掃除するには、換気も大切です。
寝室を掃除するときに窓を開けたら、ほかの窓も開けて空気の通り道を作ってあげると、ハウスダストも流れ出ていきやすくなります。
また、家にハウスダストを持ち込まないためにも、外から帰ってくるときは衣類をはたいてから家に入るということを習慣づけておくと良いでしょう。
(関連記事:簡単にできる換気口の掃除方法。カバーの外し方や外れないときの対処法)
寝室を快適空間にする方法
寝室を掃除して、より快適な空間にするためのポイントをお届けします。
就寝中も換気して空気をきれいに保つ
就寝中に寝室の窓を閉め切っていると、空気の循環が悪くなって息苦しく感じることもあります。
気候が良いときには窓を少し開けて、新鮮な空気を循環させるだけでもずいぶん気持ちが違ってきますよ。
夏や冬、花粉や大気汚染物質が気になるという方は、空気清浄機を使って寝室の空気をクリーンに保ちましょう。
空気清浄機のお手入れについては下記記事をご覧ください。
(関連記事:【放置ヤバい】空気清浄機の掃除の仕方とホコリ、カビを酷くしないポイント)
アロマでリラックス
リラックス効果を高めて気持ちよく就寝したいという方はアロマがおすすめ。
リラックス効果が期待できるといわれているのはラベンダーですが、自分がリラックスできる香りが1番です。
好きな香りをチョイスして枕元に置いておけば、副交感神経が刺激されて良質な睡眠へと導いてくれますよ。
就寝中も安心な、火を使わないスティックタイプやディフューザーが良いでしょう。
妊娠中の方は注意した方が良い香りがあるとのことなので、よく確認してから使用してくださいね。
まとめ
寝室は布製品が多く、ハウスダストの宝庫であることが分かりましたね。
掃除の手順を間違えると全く意味がなくなってしまうので、順番には注意して掃除しましょう。
寝室に掃除アイテムを置いておくと起きたついでにプチ掃除ができるのでおすすめです。
寝室は毎日のこまめな掃除が大切ですので、ぜひ本記事を参考にして寝室を心地よい快適空間にしてくださいね!
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