リモコン掃除といえば、つまようじや輪ゴムなどを使ってホコリを取る方法がありますが、正直面倒くさいですよね…。
実は「木工用ボンド」を利用した1発でリモコンのすき間に詰まったホコリ、ゴミを掃除する方法があります。
ここでは、そんなボンドを使ったリモコン掃除のやり方をはじめ、手垢やお菓子の油などでベタつきのあるリモコンをキレイにする方法などを紹介していきます。
リモコンは家族の誰かが必ず毎日触るだけに、ホコリだけでなく、皮脂・手垢などもボタン周りやすき間に詰まっています。当然…雑菌も…(^^;
小さな子どもがいると、そんな汚れたリモコンを舐めることもあるので注意したいですよね…。ぜひ参考にしてくださいね!
1発キャッチ!リモコン掃除にボンドを使う方法
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リモコン掃除にボンドを使う方法は、細かい作業が苦手、リモコンを掃除する時間がない、などという方におすすめです。
リモコンのボタン周りやすき間などのホコリ、ゴミが1発で取れます。
木工用ボンドをリモコンの表面に塗る
木工用ボンドをリモコンの表面に塗っていきましょう。
つまようじなど捨てても良いものでボンドの表面をならし、リモコン全体がボンドで薄く覆われるようにします。
乾燥後、ボンドを剥がす
ボンドが白っぽい半透明かつ触ってもくっつかない状態になれば乾かしOKです。
リモコンからボンドをゆっくりとていねいに剥がしていきましょう。
タイミングや雑な剥がし方をすると、ボンドがリモコンのボタン周りやすき間に詰まり、故障の原因になるので気をつけてください。
またボンドを塗ると乾くまで2~3日リモコンが使えなくなります…。
(スマホで代用が効くテレビのリモコン等にしておきましょう)
いろいろあるリモコンの掃除方法
リモコン掃除はボンドを使う以外の方法もいくつかあります。ここでは、スライムやつまようじ、輪ゴム、フォークなどを使ったリモコン掃除の方法を紹介していきます。
スライム以外は、家にある道具でできるので、ぜひ試してみてくださいね。
スライムを使う方法
ボンドは剥がれなくなる恐れがある、2~3日使えない、というデメリットがあります。
しかし、スライムならボンドのようにくっつかず、すぐに剥がせるのでしばらくリモコンが使えなくなるということはありません。
スライムをリモコンの上に乗せてしばらく置いて馴染ませます。
しばらく経ってスライムを剥がし、ボタン周りの深いところまでスライムが届いていればホコリがキレイに落ちているはずです。
取れなければもう少し時間を置いて馴染ませてから剥がしてみてくださいね。
掃除専用のスライムがおすすめ
100均のダイソーにはジェルクリーナーという商品名で販売されています。
テレビなどのリモコンだけでなく、パソコンのキーボードの掃除にも使えますよ。
出典:Amazon
通販でも購入でき、1つ580円で価格もリーズナブル。
こちらのサイバークリーンは、エタノール(アルコール)が配合されているので、掃除しながら除菌することもできますよ。
つまようじを使う方法
用意するものは、つまようじと綿棒。
ボタンのところなどすき間に詰まったホコリやゴミを、つまようじを使って掻き出してください。
最後に綿棒でボタン周りなど細かい部分を拭いて完了です。
輪ゴムを使う方法
つまようじがない場合は、輪ゴムを使ってホコリを絡めとっていきましょう。
輪ゴムを1か所ハサミで切り、輪ゴムを引っ張って伸ばしながらホコリの部分をこすったり転がしてください。
取れにくい場合、輪ゴムに結び目をいくつか作ってこすると、ホコリがより絡まりやすくなりますよ。
あとは細かい部分は綿棒で、広い部分は布などで拭いてキレイに仕上げましょう。
フォークの先端を使う方法
リモコンのボタン部分のすき間は、フォークがぴったり合うんです。
フォークに布などをひと巻きします。あまり巻くとボタンのすき間に入らなくなるので、すき間に入る厚さにしましょう。
あとはすき間に合わせてフォークを動かして汚れを拭き取っていきます。
手垢、油汚れなどリモコンのベタつきを取る方法
リモコンには、手垢以外にもスナック菓子などの油汚れが付着しベタついてるときもありますね。
(特に子どもがいる家庭ではあるあるですよね(^^;)
ここでは、リモコンの手垢・油などのベタつき汚れを取る方法を紹介します。
ハンドクリームを使う方法
ハンドクリームと綿棒を用意しておきましょう。
ハンドクリームに含まれている油分を利用して、リモコンの油汚れを掃除していきます。
ハンドクリームを綿棒に少量とり、手垢などの汚れを拭き取ってください。
故障の原因になるので、ボタンのすき間に入り込まないように注意しながら行いましょう。
最後に新しい綿棒でハンドクリームをキレイに拭き取って完了です。
アルコールを使う方法
アルコールと綿棒を用意しましょう。アルコールの油汚れを分解して落とす効果を利用して掃除していきます。
ボタン周りの細かい部分は、アルコールを綿棒に少量染み込ませて、手垢などの汚れを拭いていきます。
綿棒を押さえたときにアルコールがにじみ出てくるようであれば付け過ぎなので、ティッシュなどで抑えてから拭いてください。
リモコン全体の掃除は故障の原因になるので直接スプレーせず、布などにアルコールをスプレーしてから拭いていきましょう。
アルコールには除菌効果があるので、リモコンを口に入れるのが大好きな小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
ただし、アルコールは塗装を剥がす働きがあり、リモコンのツヤがなくなったり文字が消えてしまうことがあるので注意が必要です。
アルコールを利用した掃除方法は下記記事をご覧ください。
(関連記事:アルコール(エタノール)の掃除への活用法5選!ただし注意点あり)
重曹やセスキなどを使う方法
リモコンのベタつき油汚れは、アルカリ性の重曹水やセスキ炭酸ソーダ水、アルカリ電解水などでも掃除ができます。
掃除方法はアルコールのときと同じように、綿棒や布(ティッシュ)などに重曹水やセスキ炭酸ソーダ水などを染み込ませて、拭いていくだけ。
重曹やセスキ、アルカリ電解水などナチュラル洗剤の違いは下記記事をご覧ください。
(関連記事:重曹・クエン酸・セスキ・アルカリ電解水の違いと使い分け)
リモコンの汚れを防ぐアイテム2つ
ホコリなどの汚れを1発で取れるとはいえ、できるだけ掃除の頻度は減らしたいもの。リモコンの汚れを防ぐアイテムを2つご紹介します。
ラップで覆う
食品用のラップでリモコンを覆って汚れの付着を防ぎましょう。汚れたらラップを付け替えるだけなので、お手入れも簡単ですね!
ラップでリモコンを覆ったら、ドライヤーの温風を当ててください。ドライヤーの熱によりラップがやわらかくなり、リモコンに馴染んできますよ。
完全にボタンを覆う感じにはなりませんでしたが、しっかりとラップがリモコンに密着しました。
温風を当てるのが心配でしたが、操作も問題無く家族も抵抗なく使ってくれるので、この方法で汚れを防いでいこうと思います。
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100円ショップには、リモコンラップという商品名で専用のラップが販売されています。
食品用のラップで上手くリモコンを巻けないという方は、1度試してみてはいかがでしょうか。
リモコンカバーを使う
出典:Amazon
リモコンの専用のカバーは、家電量販店で販売されているので利用してみましょう。
シリコン製なので汚れたら丸洗いできるのがうれしいですね。サイズ選びに迷っている方におすすめなのが、伸びるリモコンカバー。
こちらはBIGサイズなので、大きめのリモコン専用になりますが、伸びるリモコンカバーはさまざまなサイズ展開があるので、リモコンの大きさに合わせて選べますよ。
リモコンラックのおすすめは下記記事にまとめました。
(関連記事:おしゃれ収納におすすめのリモコンラック15選!)
まとめ
リモコンはホコリなどのゴミ、手垢などの油汚れ、そして雑菌で汚れています。
機械ですし、ボタン周りに詰まったゴミを取り除くのはめんどくさそうですが、ご紹介した1発で取る方法で簡単に掃除できますよ。
手垢などの油汚れには、アルコールがおすすめです。
リモコンの雑菌を除菌できるので、目には見えないところもキレイにすることができます。
それでもリモコンの掃除が面倒だという場合は、ラップや専用カバーをつけて汚れを防ぎましょう。
リモコンは想像以上に汚れているものなので、ぜひご紹介した掃除方法を試し、清潔な状態で使ってくださいね!
テレビの掃除方法は下記記事にまとめました。
(関連記事:ティッシュはNG!テレビ画面の掃除方法!ヤニ、手垢にさよなら)