マットレスの掃除は、【大変そう…】【カビやシミの落とし方がわからない】など、ちょっと面倒くさいイメージがあります。
しかし、マットレスの掃除は掃除機がけだけでOK!これだけでダニの繁殖を防ぐことができます。
ここでは、
- マットレスの掃除機がけの仕方
- カビやダニ、シミなど汚れ別の掃除方法
- マットレス掃除の頻度の目安
- マットレス掃除が楽になるコツ
などを紹介していきます。どうぞ参考にしてくださいね。
マットレスの汚れの正体。掃除しないと…
マットレスの汚れは、見える汚れと見えない汚れに分かれます。
【見える汚れ】
ほこり
髪の毛
など
【見えない汚れ】
ダニ(死骸含む)
染み込んだ寝汗
など
マットレスの汚れはほとんどが上記にあてはまります。
これらの汚れを放っておくとダニが繁殖したり、カビが発生しやすくなる原因となるため、できるだけこまめにマットレス掃除をしていきましょう。
マットレス掃除は「掃除機がけ」が基本!
マットレスは、衣類のように洗濯ができないため、こまめに掃除をすることが大切です。とはいえ、面倒な手順ややり方が難しいことはないため、マットレスの掃除は簡単にできます。
マットレスの掃除機がけの仕方
マットレス掃除の基本は掃除機がけ。
マットレスを掃除機がけするときは、「ゆっくり、ていねいに」を心がけましょう。
10cm程度を1秒ぐらいのゆっくりとしたスピードで、マットレスに付着したほこりやダニなどのゴミをていねいに吸い取っていくイメージです。
マットレスのダニは、すき間のゴミなどをエサに繁殖するため、マットレスとベッドフレームのすき間やベッド下などの掃除も忘れずに行いましょう。
マットレス掃除におすすめの掃除機
マットレス掃除の際に、掃除機を用意して~というのが面倒くさい方は、マットレス掃除専用に布団クリーナーを置いておくといいですね。
また家中の汚れがいっぱい付着した掃除機をマットレス掃除に使う~というのは、気が引ける方にもおすすめ。
もっとくわしく知りたい方は「【最新】布団クリーナーおすすめ10選!選び方や使い方など徹底解説」のページをご覧ください。
マットレスの湿気対策は忘れずに!
マットレスには寝汗が染み込んでいるため、放っておくとカビの生える原因となります。
そのため毎日でなくとも、週1回程度はマットレスを壁に立てかけ、裏側の通気性を良くし干しましょう。
また2~3か月に1度はマットレスの表と裏を入れ替えるなどローテーションさせるといいですよ。
マットレスのカビやシミ汚れの落とし方
マットレスに目立った汚れがない場合は、先ほど紹介した掃除機がけで十分です。
しかしマットレスに、【カビが生えた】【ダニがいる】【シミがある】【おねしょ】などの落とさなければいけない汚れができた場合は、しっかりとした掃除が必要です。
ここでは、マットレスの
- カビ除去
- ダニ掃除
- 黄ばみ、シミ
- おねしょ
などの汚れを落とす掃除の仕方を紹介していきます。
マットレスに生えたカビの取り方
マットレスのカビ除去を行う際は、上記画像のような専用のカビ除去スプレーを用意しましょう。
カビホワイト カビソフト除去スプレーは、カビの生えた部分にふきかけるだけ(乾くと人畜無害になる)の便利アイテム。
マットレスや布団以外に、畳や木材などの素材にも使えるため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使うことができるカビ除去スプレーです。
我が家でも愛用しているカビ除去スプレーで、先日もカビが生えたマットレスに吹きかけ、30分放置するとカビがキレイになくなっていました^^
ただしカビ除去スプレー中は、塩素のニオイが発生するため、十分換気には注意して行いましょう。
布団のカビ取りは「布団のカビを除去する方法」のページをご覧ください。
マットレスのダニ掃除
マットレスのダニ掃除をする際は、布団乾燥機を使いましょう。
ダニを死滅させるには、熱や乾燥などの環境を作り上げる必要(50℃~60℃)がありますが、マットレスの場合コインランドリーの乾燥機に入れられる衣類と同じようにはいきません。
そこで布団乾燥機を使うことで一瞬にしてマットレスに繁殖したダニを駆除することができます。
布団乾燥機がない場合は、ダニ退治のスプレーやスチームアイロンなどを使うといいですよ。
マットレスや布団のダニ掃除をする際は、1時間ほど前から部屋を暗くし、夜行性のダニが外側に出てくるようにしておきましょう。
(関連記事:ダニにアルコールは効く?自分でダニ駆除する方法)
黄ばみ、シミ(血液)の落とし方
マッドレスに付着した黄ばみ、シミ、血液汚れなどは、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水、クエン酸水などを使い落としていきましょう。
※各アイテムの作り方は「重曹スプレーの作り方」「セスキ炭酸ソーダ水の作り方」「クエン酸スプレーの作り方」などのページを参考にしてください。
簡単な流れ
- マットレスの黄ばみ、シミに重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水をつける
- 5分程度放置する
- タオルを使い汚れを拭き取る
- 汚れがとれないときはクエン酸水をつけ、拭き取る
汚れがひどい場合は何度か繰り返しながらマットレスの黄ばみやシミを落としていきましょう。
(生理や鼻血などの血液の場合はちょっと手がかかります)
おねしょ
マットレスのおねしょをとる場合は、まずはしっかりとおねしょの水分をタオルで吸収しましょう。
手で押したり、足踏みしながら念入りに吸い取るイメージです。
その後
クエン酸水をふきかけ、吸い取る
おねしょの臭いが気になる場合は、クエン酸水をつける⇒吸い取る、の作業を繰り返しましょう。
マットレス掃除の頻度の目安
マットレスの掃除は、毎日掃除機がけしましょう。
朝起きたらサッと掃除機がけできるように、布団クリーナーを寝室に置いておくとマットレス掃除がしやすいです。
どうしても忙しい、朝は弱い、などでマットレス掃除ができない場合は、最低でも週1回以上は時間を作りマットレスの掃除機がけをするようにしましょうね。
マットレス掃除やお手入れを楽にするコツ
面倒なマットレスの掃除をもっと楽にする方法を紹介します。
マットレス自体の見直しや、シーツなどの使用、ちょっとした工夫をすることで、湿気を予防してカビやダニの予防ができますよ。
通気性の良いマットレスを購入
マットレスを購入する際は、通気性にも注目してみましょう。
もちろん寝心地が最優先ですが、通気性も考慮して選ぶならスプリングタイプのマットレスがおすすめです。
マットレスの生地も防ダニや防カビ加工がしてあると尚良いでしょう。
パッドやシーツを使って掃除の回数を減らす
マットレスパッドやマットレス専用のボックスシーツを活用して掃除の回数を減らしましょう。
シーツなどは2~3枚揃えておけば、毎日洗濯して清潔を保つことができますし、毎日の掃除からも解放されます。
購入する際には、防ダニ加工が施されているかもチェックしておきましょう。
ダニ取りシートを設置
どんなに清潔にしていても、マットレスのような繊維の家具にはダニが潜んでいるといわれています。
アレルギーなど気になる方は、ダニ取りシートもあわせて使ってみることをおすすめします。
こちらのダニ取りシートなら、天然由来の成分でダニを引き寄せて乾燥までしてくれるので小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。
あとはゴミとして捨てるだけなので手間もかかりません。
(関連記事:【効果なし?】ダニ捕りロボの口コミを徹底検証!)
マットレスにムダな物を置かない
細かいことになりますが、ダニの温床になる可能性があるため、マットレスには余計なものは置かないようにしましょう。
例えばぬいぐるみや布製のスマホケースも当てはまります。
これらも掃除や天日干しできれば置いても大丈夫ですが、マットレス掃除に加えて手間がかかるだけですので、置かない方が掃除は楽だといえるでしょう。
まとめ
マットレス掃除の基本的な掃除方法からカビやシミ、ダニなどの対処法、お手入れを楽にするコツなどを紹介しました。
マットレスは、重たくてなかなか除湿対策やダニ対策ができないと思っていましたが、意外にも簡単に掃除できることが分かりましたね。
身近にある重曹や、ちょっと物を挟むだけでも除湿対策はできるので、習慣づけていきたいところです。
本記事を参考に、ぜひ清潔なマットレスで快適にお休みになってくださいね!
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