うちの子もう3歳になるけど、ベビーカーって何歳まで乗れるんだろう…?
周りの子お友だちはもう乗ってなさそうだし…と思ったことはありませんか?
我が家は子どもが歩きたがるようになり、3歳頃には自然とベビーカーは卒業しましたが、周りを見ると4~5歳ぐらいのお子さんが乗ってること見かけます。
ここでは、ベビーカーは何歳まで乗れるのか?や卒業の目安年齢、ベビーカー代わりの乗り物などをまとめたので、参考にしてくださいね!
先に結論を言うと、ベビーカーは年齢制限(体重制限)もあってか3歳頃までが1つの卒業の目安です。
ただし、長時間のお出かけ・買い物・レジャー、妊婦さんなどの場合は4~5歳でも使うことあるので、状況次第なところもありますね。
ベビーカーは何歳まで?4歳以上だめ?
ベビーカーは何歳まで乗せていたのか、リアルな子育てママの声をご紹介します。
3歳を卒業の目安にする人が多い
小学館が調査したアンケート結果によると、3歳でベビーカーを使っているのは15.8%、使っていないという声が84.2%という結果が出ています。
多くの場合、動き回るようになる3歳頃になるとベビーカーを卒業しているようですね。
3歳になってベビーカーに乗らなくなった。下の子が生まれたらまた乗るようになってしまったけど(笑)
ベビーカーは2歳までだと思う。3歳過ぎて乗せていると甘やかしていると思われそう。
本人が恥ずかしがるようになったのでベビーカーだけでなく、スーパーのカートにも乗りません。
1歳半で歩かなかったのでベビーカーが必需品だった。卒業しようという気がないようで心配になり、2歳の誕生日にベビーカーにバイバイを言わせて卒業させた。
3歳頃にベビーカーを卒業したという口コミでは、お子さん自身が恥ずかしくて乗りたがらなくなった、ジッとベビーカーに乗っているよりも動き回りたいようで自然と乗らなくなった、という声が最も多かったです。
次に多かったのが、ママさん自身が回りの目が気になるというもの。甘やかしていると思われないか、3歳過ぎて大きいのにまだ乗せているのかと思われないか……などと気になるようです。
ただし長時間の歩きや妊婦さんの場合はあり
我が家の場合、上の子は自然と3歳頃にはベビーカーを卒業したのですが、買い物の途中で疲れたとおんぶや抱っこするのはしんどいのでベビーカーは4~5歳まで必需品でした。
友人の子は4歳でもベビーカーに乗っていました。もちろん歩く時間の方が長いけれど、買い物で疲れるとグズって歩かなくなるので親もおんぶや抱っこが大変。疲れが回復するとまた自分で歩き出していましたよ。
テーマパークに行った際にベビーカーは必需品だった。疲れて眠たいとグズることが想像できたので。案の定、夕方ベビーカーで寝た。親子がストレスなく過ごせるのならベビーカーはアリなのでは?
妊娠していて上の子が走り回っても追いかけられないのでベビーカーに乗せている。
3歳過ぎてベビーカーに乗せているという場合、子どもが歩きたがらない、疲れるとグズるので抱っこやおんぶが大変、妊娠中であるなど、さまざまな理由があることが分かりました。
健康で元気な状態であれば3歳くらいのお子さんは自分で歩くので、3歳とベビーカーの卒業の目安にしている親御さんが多いという印象を受けました。
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ベビーカーは種類により年齢制限がある
ベビーカーコーナーを見てみると、形もどっしりとしたものからコンパクトサイズまであり、シートの高さも違う、リクライニングできる角度も違う、対象年齢や体重制限などそれぞれ異なります。
ベビーカーはA型・B型・AB型と大まかに分けることができるので、メリット・デメリットなどの特徴をみて知識を深めていきましょう。
A型ベビーカーは生後4か月~3歳頃まで
A型ベビーカー
- 生後4か月~36か月まで使えるものが多い。
- 体重制限は15kg程度まで。
- 生後1か月から使えるものも。
- リクライニングが150度以上でお昼寝もOK。
- 本体重量は6~10kg。
- 両対面式が主流。
メリット
A型ベビーカーは、生後1か月から使えるものが多く、首が据わっていない赤ちゃんから体重15kg程度の幼児まで使うことができます。
安定性があり振動を吸収するので道が悪くても押しやすい、しっかりとしたつくりのものが多く安全性が高い特徴があります。
両対面式が主流で、赤ちゃんの顔色を見ながら押すことも可能です。
デメリット
しっかりとしたつくりのものが多いので、本体重量は重たく、サイズも大きめとなってしまいます。
荷物が多いときなど、折りたたんだり車に載せたりするときは、赤ちゃんを抱っこしたままではちょっと大変かもしれません。
B型ベビーカーは7か月~4歳頃まで
B型ベビーカー
- 簡易的なものが多く、コンパクトにたためる。
- ひとり座りができる7か月頃から4歳頃まで使用が可能。
- 体重制限は15kgまでが主流。
- リクライニングは100度程度であまり倒れない。
- 本体重量は5kg未満と軽量。
メリット
B型ベビーカーは、コンパクトにたためて本体重量が5kg未満と軽量タイプが多いのが特徴です。
軽いので車にも載せやすく、幅がスリムなものが多いのでお店などに入りやすいというメリットがあります。
最近では、海外製のオシャレなB型ベビーカーが登場し、体重も20~25kgまでOKというものも出てきました。
赤ちゃんの首が据わって1人で座ることができるようになると、B型ベビーカーに移行する人も多いですよ。
デメリット
B型ベビーカーはA型ベビーカーと比べると簡易的なつくりのものが多いため、安全性が低くなってしまいます。
また、SG基準を満たしていないベビーカーもあるので、SGマークが付いていないベビーカーは注意が必要です。
SGマークとは
「SGマーク」とは、Safe Goods(安全な製品)の略で当協会が定めたマークで、関係する消費生活用製品に対応する商品分類及び認証行為(役務)について当協会が商標権を保有しております。
「SGマーク」は、民間の自主的な製品安全の取り組みと、消費生活用製品によって生じた損害のてん補を円滑に行うことを目的として、消費生活用製品安全法で位置づけられていました。その後、消費生活用製品安全法の改正により法律で位置づけられた制度ではなくなりましたが、その精神は現在まで引き継がれています。
「SGマーク制度」は安全基準・製品認証・事故賠償が一体となった世界的にも類を見ない制度です。具体的には、
消費生活用製品の安全性品質・使用上の注意事項等に関する基準(SG基準)の策定
SG基準に基づく認証及び認証済み製品への表示(SGマーク)の許可
SGマーク付き製品の欠陥による人身事故に対する賠償措置の実施
です。
以上のことから、「SGマーク」の付いた製品は、SG基準に適合している安全性が高い製品であり、信頼性の高い第三者認証により安心して使用できる製品であると言えます。また、万が一、SGマーク付き製品の欠陥により人身事故が発生したときは、円滑な賠償措置が講じられる製品の証でもあります。
AB型ベビーカーは生後1か月~3歳頃まで
AB型ベビーカー
- A型と比べて本体が軽く(4~5kg)コンパクト。
- リクライニング機能は120~170度なので寝かせられる。
- 体重制限は15kgまでで、生後1か月~3歳頃まで使える。
- 両対面式。
メリット
AB型ベビーカーは、『AB兼用ベビーカー』『新A型ベビーカー』『軽量A型ベビーカー』などとも呼ばれています。
A型とB型ベビーカーのいいとこ取りしたようなベビーカーで、生後1か月~3歳(長くても4歳頃)まで使えるので便利です。
本体重量も4~5kgなので、車への積み込みもお店への入店もA型に比べるとラク。
両対面式なので、赤ちゃんの様子を見ながら押すことができます。
買い換える予定がない方におすすめのベビーカーです。
デメリット
A型の方が安全性や機能性が高いので、安心してベビーカーに乗せたい方や、道が悪いところもスイスイと通れる方が良いという場合はA型の方が良いでしょう。
B型の方が軽量でコンパクトなので、安全性よりも機動性重視の方はB型がおすすめです。
【年齢別】ベビーカーおすすめ5選!5歳まで乗れる!
ベビーカーの種類とメリットやデメリットが分かれば、どのベビーカーを選べばよいか分かってきますね。
ここからは、年齢別・人気のベビーカーを5つご紹介するので、購入や買い換えの際に参考にしてみてくださいね!
生後1か月からOK!アップリカ オプティア(A型ベビーカー)
出典:aprica
本体重量 | 6.8kg |
リクライニング機能 | 115~157度 |
両対面式 | ○ |
使用期間 | 生後1か月~36か月 (15kgまで) |
SGマーク | ○ |
A型ベビーカーでおすすめは、アップリカのオプティアです。
赤ちゃん医学と育児工学から導き出した、さまざまな外的刺激から360°守る構造で、3年間赤ちゃんの姿勢を守ります。
汗や紫外線や花粉などの汚れにも強く、インナーシートは手洗いが可能です。
ワイドタイヤでサスペンションと揺れぐらガード機能で乗り心地も快適。
ゆったりとワイドなシートなので、年齢を重ねても快適に乗ることができます。
定価:64,500円 (税込 70,950円)
7か月頃からの軽量B型ベビーカーならコンビ F2 limited AF
出典:combi
本体重量 | 3.7kg (フル装備時4.0kg) |
リクライニング機能 | 120~135度 |
両対面式 | --- |
使用期間 | 7か月~36か月頃 (15kg以下) |
SGマーク | ○ |
コンビのF2 limited AFは、本体重量3.7kgの超軽量ベビーカーです。
ハンドルからタイヤまで1直線のストレートフレームで美しく、押しやすさも安定した理想的な車体バランスを実現しています。
狭い通路や人混みでも片手で操作できるよう小回りがきく設計。
地熱やホコリから赤ちゃんを守る51cmのハイシートで、外して使えるシートライナーで年中快適です。
車輪すべてにソフトサスペンションを採用しているので静かな走行を実現。赤ちゃんに振動が伝わるのを軽減してくれます。
シートライナーとタイヤのホイールキャップのカラーを選べるので、自分好みにカスタマイズできますよ!
定価:30,000円(税込み33,000円)
AB型ベビーカーならアップリカ カルーンエアーAB
出典:aprica
本体重量 | 3.9kg |
リクライニング機能 | 121~157° |
両対面式 | ○ |
使用期間 | 生後1か月~36か月 (15kg以下) |
SGマーク | ○ |
アップリカのカルーンエアーABは、3.9kgと超軽量のAB型ベビーカーなので、持ち運びも車や電車の移動もラクラクスムーズに行えます。
軽量タイプのベビーカーだと本体のぐらつきが気になりますが、カルーンエアーは車体の揺れやぐらつきを抑えて振動を吸収する『ゆれぐらガード』設計。
地熱とホコリから赤ちゃんを遠ざける52cmのハイシートタイプで、シートの裏は風を通して地熱を反射させるため、夏の地面の熱さから赤ちゃんを守ります。
荷物が多いときに助かるシート下のビッグバスケット、紫外線と突然の雨から守るカプセルマルチフード、洗濯機で洗えるウォッシャブルシートなど、ママにうれしい機能も満載です。
定価:32,000円 (税込 35,200円)
0~4歳頃までOK!エアバギー ココプレミアフロムバース
出典:AIRBUGGY
本体重量 | 10.3kg |
リクライニング機能 | 115~155° |
両対面式 | --- |
使用期間 | 0~4歳頃まで (27.5kgまで。シート22kg+バスケット5kg+ドリンクホルダー0.5kg) |
SGマーク | --- 欧州の厳格な安全基準『EN1888-2』を取得 |
3輪のベビーカーがオシャレで人気ですが、なかでもエアバギーの最上位モデル『ココプレミアフロムバース』をご紹介します。
エアバギーの最大の特徴である3輪の大型タイヤですが、砂利道や未舗装の道でも走行できるオフロード仕様で。3輪構造なので直感的な方向転換が可能で空気のような押しやすさを再現。
タイヤの部分にロックブレーキが付いているベビーカーがほとんどですが、エアバギーは万が一のときも安心のハンドブレーキが付いていてスピード調整できるので安心です。
3段階で使えるキャノピーはUPF+50の紫外線カット機能付きで、繊細な赤ちゃんの肌を守ります。
17L分の荷物が入るシート下の大容量バスケットは、荷物が多いママ、買い物のときなどに便利。保冷機能付きドリンクホルダーも付いているので、暑い時期の水分補給もスムーズです。
カラーバリエーションも豊富なので、自分好みのカラーを見つけられますよ。
定価:75,000円(税込み82,500円)
5歳頃(体重20kg)までOK海外製ベビーカーのストッケ エクスプローリー6
出典:STOKKE
本体重量 | 8.8kg |
リクライニング機能 | 対面式:2段階 背面式:3段階 |
両対面式 | ○ |
使用期間 | キャリーコット取り付けで新生児から可能 体重15kgまで エクスプローリーライダー取り付けで20kgまでのお子さんが乗れる |
SGマーク | --- EN(ヨーロッパの安全基準) |
ノルウェーのメーカー『ストッケ』のエクスプローリー6は、高級北欧ブランドとして知られており、最新人間工学に基づいて作られた製品は世界中で愛され続けています。
安全性と快適さを重視したシートは、お尻と頭をしっかりとサポートしながらも腕は動かせる空間設計。3段階のリクライニングで睡眠も動きもしっかりサポートします。
シートの高さ調整が可能で赤ちゃんとの距離を近づけられるので、コミュニケーションもはかれますよ。
スリムな本体とスイベル車輪で片手でも操作がしやすく、飲食店など狭い通路もラクに通り抜けられ、テーブルの高さにシートを調整できます。
取り外し可能なラージサイズのオシャレなショッピングバッグ付き。丈夫で防水性もあるのでお手入れも簡単にできますよ。
また、エクスプローリーライダーというボードを取り付ければ、2歳頃~20kgまでのベビーカーを卒業したお子さんや、赤ちゃんと一緒に上のお子さんを乗せることができます。
定価:143,000円(税込み)
\ベビーカーはレンタルもできる/
↓人気製品も1週間からOK↓
※購入前のお試しとしても利用されてます♪
卒業後に使える?ベビーカー代わりになるアイテム3選!
ベビーカーを卒業したがらないお子さんのために、ベビーカーの代わりになるアイテムをご紹介します。
ベビーカーより乗りたがるようになって大変!というような、お子さんも喜ぶアイテムですよ。
キックボード
出典:Amazon
こちらは、ミニマイクロキックスリーという商品で、成長に合わせて3段階に進化させることができるキックボードです。
最初はサドル付き、2段階目はさどるを取り外して小さなキックボード、3段階目はハンドルをT字に付け替えて進化させます。
お子さんの自立心の発達、バランス感覚と運動能力の向上にも役立つアイテムです。
対象年齢は18か月~5歳頃まで。体重制限は35kgまでとなっています。
キャリーカート
出典:Amazon
キャンプ用品のキャリーカートは、耐荷重が100kg程度のものが多いので、お子さんを近所の公園などに連れて行くときに使うというママさんもいましたよ。
子どもを2人乗せても重量的には全く問題ないので面白い使い方だと思いましたが、子どもを乗せるために作られた製品ではないので個人的にはおすすめできません。
子どもを乗せることを想定して作られたキャリーカートがあるので、ラジオフライヤーやクロテックワゴンといったカートを選ぶと安心です。
スマートトライク
出典:Amazon
スマートトライクは、ベビーカーと三輪車のミックスのようなアイテムです。
25秒で1/6サイズまで折りたため、キャリーケースのように持ち運べるので乗らないときも移動がラクラク。
ハンドルの高さ調整ができ足下は広々空間設計なので、パパやママはベビーカーのような軽い力で簡単操作が可能です。
お子さんの成長に合わせて6段階に変化させることができますよ。
安全ガード・安全5点ベルト・フットブレーキのセーフティサポート。日差しから守るキャノピーにサスペンションを採用しているので快適です。
まとめ
ベビーカーに乗せるのは何歳までなのかを調べていると、人の目を気にしすぎている方が多いことや、よそのお子さんに対して不快に思っている方が多いことに驚きました。
ベビーカー卒業は、しっかり歩ける、子どもが乗りたがらない、お昼寝をしなくなる3歳頃が目安ですが、子ども1人ひとりによって身体と心の成長スピードは違います。
私個人としては、子どもが安全に過ごせて月齢や体重制限に合ったベビーカーを使用するのであれば、ベビーカーを何歳まで使用してもOKだという考えですし、いろいろな事情があってベビーカーに乗せているのに他人にとやかく思われたくありません。
我が子をよく観察して適切な時期を親が判断し、卒業させるのがベターだと思います。
お子さんがあまりにも歩きたがらない場合は運動不足などが心配になりますが、そんなときはベビーカー代用アイテムを上手く活用してみてくださいね!