ファンデーションパフを洗わないといけないことはわかっているけど、面倒くさいし、洗い方がわからない方も多いのではないでしょうか。
実は家にある中性洗剤(食器用洗剤やハンドソープなど)で洗えるので簡単です!
ここでは、ファンデーションパフ・スポンジの正しい洗い方や注意点などを紹介していきます。
汚れたパフを洗わずにそのまま使っていると、繁殖した雑菌による肌トラブルや化粧ノリに悪影響が出ます…。
大切なお肌のためにも、清潔でふわふわなパフを使ってお化粧してくださいね!
ファンデーションパフは雑菌が繁殖しやすい!
ファンデーションを塗るためのパフやスポンジは、実は雑菌の温床になっているんです。
出典:オルビス
オルビスの研究所調べでは、パフを洗わずに放置した場合の雑菌増殖の推移について、2日ですでに増え始め、1週間も経つと1㎠あたり約250個にまで繁殖していることが分かっています。
汚れたパフを使うと肌トラブルの原因になる…
私たちの肌には、さまざまな雑菌が付いていて、化粧をするときにファンデーション汚れだけでなく、皮脂や雑菌も吸い込んでしまいます。
この使用したパフを洗わずにいると、皮脂が酸化したり、皮脂をエサに雑菌が繁殖したりしてしまうので、雑菌まみれのパフで化粧してしまうことになるんです。
肌の常在菌バランスが崩れると、ニキビなどの肌トラブルの原因になる可能性があるので、パフはいつでも清潔に使えるようにしておく必要があります。
パフは毎日洗うのが理想的
出典:資生堂
ファンデーションパフやスポンジを使ったら、毎日洗うのが好ましいのですが、むずかしい場合はせめて週に1回は洗って清潔に使うようにしましょう。
また、汚れたスポンジでファンデーションを塗っても伸びが良くないので、ムラになったり化粧ノリが悪くなってしまいます(参照:資生堂)。
せっかく高いファンデーションを使っても、パフ次第で肌がきれいに見えるか変わってしまうので、ぜひファンデーションのパフやスポンジはきれいに洗って使っていきましょう!
パフの正しい洗い方。ふわふわになる!
パフやスポンジの洗い方は簡単3ステップ!パフの正しい洗い方の手順を画像付きで解説していきます。
雑菌を残さない、繁殖させないためにも、しっかりポイントをおさえて洗ってくださいね!
パフを洗うのにおすすめの洗剤
出典:資生堂 watashi+
- 専用パフクリーナー
- メイク落とし
- 中性洗剤
- ボディソープ・ハンドソープ・石鹸
パフは顔に触れるものなので、万が一洗剤が残っても安心なものを選びたいですよね。
パフクリーナーという専用洗剤が資生堂やオルビスなどの化粧品メーカーから出ているものは、汚れ落ちも泡切れも良くやさしく洗えるのでおすすめです。
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100均のダイソーでもスポンジクリーナーというものが販売されていますよ!
メイク落としも、ファンデーションや毛穴の汚れまで落としてくれるので、パフを洗うのに最適です。
台所用洗剤といった中性洗剤も、手に触れるものなのでパフを洗うのにも安心して使うことができます。
身体を洗うボディソープ・ハンドソープ・石鹸も、肌のうるおいを守りながら汚れを落としてくれるので、パフを洗う洗剤としておすすめです。
1.洗剤を揉み込む
洗剤をパフに垂らし、やさしく揉んで汚れと馴染ませます。
今回は、メイク落としを使って洗ってみました!(先ほど紹介した食器用洗剤やハンドソープなどの中性洗剤、牛乳石鹸であればOKです。)
やさしく押さえるようにして、メイク落としをパフに馴染ませながらもみ洗いしましょう。
2.ぬるま湯ですすぐ
もみ洗いしたらぬるま湯で水が透明になるまですすぎましょう。
手のひらで包み込むようにしてパフを絞り、乾いたタオルではさんで水気を取ります。
3.陰干しする
風通しの良い場所で陰干しし、中までしっかり乾燥させたら完了です。
これでふわふわなパフに戻るので、お肌のためにも定期的に洗ってくださいね。
パフを洗うときの注意点
洗うときにパフを傷めてしまうと、化粧のノリに関わってきたり劣化したりするので、以下の注意点を守りながら洗ってくださいね!
アルカリ性洗剤はパフを傷める
面倒くさいので洗濯と一緒に洗ってしまおうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、洗濯用アルカリ洗剤は、パフの生地を傷める可能性があるのでおすすめできません。
パフを洗うときは、中性の洗剤を使ってやさしく洗うようにしましょう。
肌への刺激が強い洗剤を使うのは避ける
顔や肌に使えない洗剤は使用しないようにしましょう。
万が一、すすぎが足りなかった場合、特に敏感肌や乾燥肌の方は肌トラブルが起こる可能性があります。
パフを洗うときは、手肌や顔に使える洗剤を使って洗うようにしましょう。
高温で洗ったり強くこすったりしない
パフの雑菌を殺菌しようと、高温のお湯で洗ったり電子レンジで加熱する方もいるとか。
高温で洗うとパフの劣化を早めてしまうので、パフはぬるま湯でやさしく洗うようにしましょう。
また、長時間洗剤に浸け置きするのもパフの劣化につながるので要注意。ドライヤーで乾かしたり、直射日光に当てて干したりするのも劣化につながるので注意しましょう。
(関連記事:マニキュアの捨て方。そのままは捨てていけない理由とは?)
パフのお手入れが面倒な人向け。パフを長持ちさせる方法
どうしてもパフをこまめに洗うことができないという方のために、毎日洗わなくてもパフを長持ちさせる方法をご紹介します!
毎日違う場所を使う
1度使った部分には、ファンデーションの汚れや皮脂汚れが付着しているので、別の場所を使えば毎日洗わなくて済みますよね!
パフなら上部分と下部分の半分に分けて、1日目と2日目で分けると清潔に使えます。
スポンジなら表面と裏面、上半分と下半分で使い分けたら4日洗わずに済みますね!
替えのパフをストックしておく
休みの日にまとめて洗えるように、いくつかパフをストックしておくのもひとつの手。
1週間まとめて洗えるので、忙しい方でもこの方法ならパフを清潔に保てます。
絞りや乾燥が甘いと、パフの中が濡れて使えないことがあるので、替えのストックがあるとこうしたときにも便利です。
使い捨てパフを利用する
どうしても洗えないという場合は、使い捨てパフを利用すると、毎日清潔に使えるのでおすすめです。
ドラッグストアなどでは、まとめ売りされていてお得に購入できるのでおすすめですよ!
パフの寿命…?取り替えのサインの見極め方
パフは、粉含みが悪くなったり弾力や厚みがなくなってきたら取り替えのサインです。
パフをちゃんと洗っているけど、どうも化粧のノリが良くないという場合は、パフが寿命を迎えているかもしれません。
スポンジの場合、洗っても全体が汚れてしまっている、ところどころ穴が開いてきた、などという場合は取り替えましょう。
まとめ
ファンデーションなどのパフは、洗わないで使い続けると、2日で雑菌が増え始め、7日目には大繁殖していることが分かりました。
パフやスポンジは、できるだけ毎日洗うようにして清潔に使って欲しいのですが、やはり朝の忙しい時間に毎回洗うのは大変なので、2~3日に1度、最低でも週に1度は洗うようにしましょう。
パフやスポンジが汚れていると、ファンデーションの伸びが悪くなるのでメイクのノリもイマイチ…。
雑菌を顔に塗りつけているのと同じなので、ニキビなどの肌トラブルの原因にもなり得ます。
パフは、5分もあれば簡単に洗えるので、ぜひご紹介した洗い方を参考にして、いつも清潔なパフで美しくメイクアップしてくださいね!