- 「毎日きれいなテーブルを保ちたい」
- 「お客様がみえるときにきれいなテーブルでおもてなししたい」
- 「ついでに物がなく、いつもスッキリ片付いた状態で心地よく過ごしたい」
そんなお悩みをお持ちの方へ、いつでもキレイなテーブルでいられる掃除や片付け術をお届けします。まずは、あると便利なテーブル掃除アイテムを先にご紹介するので、ぜひ揃えておきましょう。
木製テーブルやガラステーブルといった素材別、また汚れの種類別にくわしい掃除方法を説明しているので参考にしてみてくださいね。
テーブル掃除に使える便利アイテム
テーブルを掃除するのにあると便利な掃除アイテムをご紹介します。
- マイクロファイバークロス
- メラミンスポンジ
- 重曹水やセスキ炭酸ソーダ水
- アルコールスプレーやガラスクリーナー
などは、いつもの拭き掃除で落ちなかった汚れを落とすために必要なアイテムなので、ぜひ掃除をはじめる前に揃えておくことをおすすめします。
マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは、その名の通り繊維が細かいので小さな汚れもサッと絡めとってくれます。
身近なものでいうとメガネ拭き。これらはホコリも出にくいのでテーブルの掃除、特にガラステーブルを拭くときに使えます。
くわしくは「マイクロファイバークロスの使い方と注意点」のページを参考にしてください。
メラミンスポンジ
激落ちくんで有名なメラミンスポンジは、水を含ませてこするだけで簡単に水垢が落ちるとキッチン周りなど水回りの掃除に欠かせないアイテムです。
テーブル掃除にも効果的で、子どもの鉛筆やクレヨンなどの落書きも水だけで落とすことができます。
くわしくは「メラミンスポンジの使い方と注意点」のページをご覧ください。
重曹水・セスキ炭酸ソーダ水
油汚れには重曹水を、手垢などたんぱく汚れにはセスキ炭酸ソーダ水が効果的です。
重曹やセスキ炭酸ソーダのパウダーは100円ショップで手に入れることができますが、すでに溶かしてあるスプレーボトルタイプでも登場しています。
もし自作する場合は、スプレーボトルを用意して、
- 重曹水…水100ccに対して小さじ1杯の重曹
- セスキ炭酸ソーダ水…水500ccに対して小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダ
という分量で手作りすることができます。
スプレーして水拭きしたあとは白く残ることがあるので、必ず乾いた布で乾拭きでキレイに拭きあげて仕上げましょう。
重曹は電子レンジの汚れやガスコンロの掃除などにも使えますのでおすすめです。
重曹やセスキ炭酸ソーダについて詳しく知りたい方は「重曹の使い方と注意点」や「セスキ炭酸ソーダの使い方」のページをご覧ください。
アルコールスプレーやガラスクリーナー
アルコールスプレーがあると、テーブルの拭き掃除ついでに除菌もできるので一石二鳥です。
ティッシュを1枚取って押してアルコールが出てきて衛生的に拭き掃除ができるアイテムも便利ですね。
ほかにも以下のようなアイテムもあり、常に新しいウェットタオルでテーブルの拭き掃除ができるのでおすすめです。
アルコールの掃除への活用法を下記記事にまとめました↓
(関連記事:アルコール(エタノール)の掃除への活用法5選!)
こちらのテーブル用ウェットタオルは厚手なので、テーブルを拭き終わったあとにダイニングチェアもついでに拭けるというのもうれしいポイントです。
ガラステーブルの場合、通常の水拭きでは乾いたときに筋が残ってしまうことが多いのですが、アルコールスプレーや専用のガラスクリーナーを使うとピカピカになります。
もちろん上記でご紹介した重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を使って水拭きし、乾拭きで仕上げてもOKです。
定期的なお掃除は家事代行サービスにお任せしましょう。
さらに詳しく
素材別・テーブルの掃除方法
では早速、ダイニングテーブルの素材別や汚れの種類別に掃除の方法をみていきましょう。
- 木製テーブル
- ガラステーブル
- その他ウレタン塗装されたテーブルなど
の順に説明していきますね。
木製テーブル 汚れ別の掃除方法
まずは一般的な木製のテーブルの掃除方法についてご紹介します。
手垢・油汚れ・水滴の輪ジミ・油性ペンの汚れ・熱によるシミ・黒ずみ(カビ)について説明しています。
注意点としては、木製のテーブルなので、水以外のものを使うときは必ず目立たないところで試してから掃除するようにしてくださいね。
手垢や油汚れ
手垢や油汚れには重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーで吹き付けてから、マイクロファイバークロスで拭き取りましょう。
新聞紙のインクといった油汚れでマイクロファイバークロスで落ちにくいときは、メラミンスポンジで力を入れすぎずにやさしく擦り落としてください。
最後に水拭きして乾拭きで仕上げて完了です。
水滴による輪ジミ
テーブルの加工によっては、コップの水滴で輪ジミができてしまうことがありますよね。
そんなときは、どこのご家庭にもあるマヨネーズが役に立ちます。
キッチンペーパーにマヨネーズを輪ジミが隠れる大きさ程度に塗り、輪ジミのところにマヨネーズが当たるようにかぶせて15分置きます。
新しい乾いたキッチンペーパーで拭き取って、水拭きと乾拭きで完了ですが、1回で改善しない場合は繰り返し行ってみてください。
油性ペンの汚れ
テーブルについた油性ペンの汚れは付いたらできるだけ早く掃除することがポイントです。
油性ペン以外にクレヨンも落とすことができます。
まずは、メラミンスポンジに水を含ませて軽く擦って落としてみましょう。
ほかにもミカンの皮、表面側を使って拭く方法もあります。
それでも落ちない場合、油汚れには油が効果的。食用油を垂らして15分ほど置いてからクルクルと拭き取ってみましょう。
こうしたガンコな汚れは時間が経てばたつほど落としにくくなるので、できるだけ早く、そして落ちないからと1日でやろうとせずに繰り返しこまめに掃除することが大切です。
熱によるシミ跡
うっかり熱い鍋などを置いてしまって跡が残ってしまった場合、小さな子どもがいないか安全確認をし、スチームアイロンを使ってみましょう。
乾いた布をシミの上に置き、スチームアイロンを30秒ほどあて、蒸気の力でシミを落とします。
落ちない場合はさらに時間を足して調整し、確認しながら行ってください。
汚れを拭き取ったら乾拭きし、最後にオリーブオイルを塗りこんで再度乾拭きして完了です。
黒ずみ
気付くとテーブルに黒ずみができていた!という場合、時間が経つほど黒ずみは落とせなくなるので、すぐに除菌スプレーでカビを撃退しましょう。
テーブルの小傷から水分が入り込んでカビが発生してしまっている状態なので、上記の方法で落ちない場合、そしてコーティングされたテーブルの場合は買い替えということになってしまいます。
コーテイングされていないテーブルなら、ヤスリがけで削って落とせるので、DIYが得意な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
こうした事態を防ぐためにも、毎日のテーブル掃除が重要になってきます。
以下に毎日のお手入れ方法をご紹介しているので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
ガラステーブル 汚れ別の掃除方法
とてもオシャレなガラステーブルですが、水拭き後のカルキによる筋の跡、手垢、ホコリなどさまざまな汚れが目立ってしまいます。
用意するものは重曹水やセスキ炭酸ソーダ水、ガラスクリーナーとマイクロファイバークロスです。
汚れの種類別に掃除方法をみていきましょう。
ホコリ汚れ
ホコリ汚れならマイクロファイバークロスの水拭きでキレイになりますが、よりキレイにしたい場合はアルコールスプレーが効果的。
水拭きだと乾いたときにカルキの跡が目立ってしまうことがあるので、ガラステーブルの場合、アルコールを使って筋が残らないように掃除するのがベターです。
手垢や油汚れ
手垢や油汚れには、テーブルにも使えるガラスクリーナーがおすすめです。
重曹水やセスキ炭酸ソーダ水、さらにはクエン酸水(ぬるま湯100ccにクエン酸小さじ1/2杯)でも落とすことができるので、いずれかの方法を試してみてくださいね。
最後に水拭きし、カルキの跡が残らないようアルコールで仕上げ拭きしたら完了です。
コーティングされたテーブルは掃除がしやすい
テーブルを購入する際に、ちょっとしたポイントに注目するだけで、毎日のテーブル掃除が楽になります。
ウレタン塗装や鏡面仕上げされたテーブルは、コーティングされているため汚れが落ちやすいのでおすすめ。
オシャレさも重要ですが、お手入れが簡単でないと汚れでオシャレなテーブルも台無しになる可能性もあります。
表面加工されたテーブルは、基本は乾拭きでOK。
もし、それでも落ちないときは100倍に薄めた台所洗剤で汚れを落とし、水拭きしたあと乾拭きして仕上げるだけです。
(関連記事:椅子の掃除方法。素材別の頑固な汚れの落とし方)
テーブルをいつもキレイに保つ方法と片付け術
テーブルをキレイに保つためには、毎日のお手入れが大切です。
ちょっとしたひと工夫と衛生的に保つワンポイント、そして、散らかりがちなダイニングテーブルをスキリみせるための片付け術をお届けします。
木製テーブルをキレイに保つ方法
特に木製テーブルは、素材の特性から汚れが付きやすくなっています。
ですが、ちょっとしたことに注意するだけで、キレイなテーブルの状態を保つことができるんですよ。
毎日のお手入れをひと工夫
木製テーブルは乾拭きが基本です。
水拭きしてそのままにしておくと、水分を含んで傷みの原因となったり、雑菌が入り込んでカビが発生し、黒ずみの原因にもなってしまいます。
水拭きの後は必ず乾拭きしましょう。
忘れがちなテーブルの側面も拭くのを忘れずに。
拭くもの、布巾やタオルなどは常に清潔を保つようにしましょう。
もし、毎日のお手入れが面倒な場合は、テーブルクロスやランチョンマットを利用するのもひとつの方法。
毎日違うものに変えてインテリアも楽しみながらラクできるのでおすすめです。
月に1度のコーティングで艶出し
木製テーブルのキレイを長く保つ方法にコーティングというものがあります。
専用のコーティング剤も販売されていますが、本記事では、誰でも簡単にできるコーティング方法をご紹介します。
まず、薄めた中性洗剤でテーブルの汚れをキレイにします。
洗剤が残らないよう水拭きして、乾拭きで仕上げたら、テーブルの表面に薄くオリーブオイルを塗ってコーティングしましょう。
できれば週に1回がおすすめですが、最低でも月に1度行うと長くキレイな状態のテーブルを楽しむことができますよ。
使うものだけを置く
ダイニングテーブルは、つい家族の私物などが置きっぱなしになりがち。
テーブルを掃除するにも、物であふれかえっているので掃除しづらいというデメリットも生まれます。
必要ないものと必要なものと分けると、意外とティッシュやリモコンくらいしか要らないということが分かると思います。
そして、テーブルは壁につけないようにしましょう。
壁につけてしまうと、そこを頼りに物を積み重ねて置いてしまうので、壁から離して設置するようにすることをおすすめします。
いつも使うものでも上手に隠して収納
リモコンなんかはいつも使うのでテーブルに置きがちですが、あまりオシャレなインテリアであるとはいえませんよね。
DIYが得意ならテーブルの下に収納を作ってしまうようにしたり、マジックテープをつけて貼り付けて隠すという収納方法もあります。
上手に隠して必要なときにサッと取り出せるような収納で、テーブル周りを快適に過ごしましょう。
新聞紙などは見せる収納でオシャレに
新聞紙をテーブルに置くと、インクがうつって汚れの原因となることがあります。
ラックを利用して見せる収納でオシャレに、かつ取り出しやすいように収納することがポイントです。
以上、テーブルを綺麗に保つコツを紹介してきました。
しかし中には育児でそれどころじゃない、仕事に追われて忙しいという方はそもそも掃除をする時間がないですよね。
そんな方には家事代行の部屋の掃除代行や整理整頓・片付け代行などのサービスがおすすめ。
最近では自分の時間を大切にしたい一人暮らし向けの家事代行サービスなんかも登場しています。
まとめ
テーブルの掃除方法を素材別・汚れの種類別にご紹介しました。
基本は乾拭きで、水拭きなどを行ったあとも必ず水拭きで仕上げることがポイントだということが分かりましたね。
掃除しやすいようにテーブル周りはいつも片付いていることも大切です。
本記事をテーブル掃除や片付けの参考にして、ぜひキレイを保ち続けてくださいね!
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