赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭では、フローリングの傷つき防止や汚れ防止、防音、怪我予防にジョイントマットを敷いている場合が多いですよね。
でもジョイントマットには、ホコリや髪の毛など以外にも食べこぼし・飲みこぼしなどのゴミ・汚れが溜まりがち。
ここでは、そんなジョイントマットの汚れを掃除する方法を頻度別に紹介していきます。
普段の掃除は掃除機がけとウェットシートで拭き上げでOK!裏面の掃除には重曹水を使うと効果的です。
また、ジョイントマットの掃除が面倒…という方のために、少しでも負担が減る清潔使うコツやジョイントマットよりお手入れが楽なマットをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ジョイントマットを掃除しないまま放っておくと、カビやダニが繁殖しやすいので気をつけましょう!
ジョイントマットはホコリやカビ汚れがいっぱい!
ジョイントマットは定期的に掃除をしないとホコリやゴミなどはもちろん、カビ・ダニも発生するため、衛生上よくないです。
ゴミが溜まりやすい構造
ジョイントマットは、部分的に敷いている場合と、部屋全体に敷いている場合があるかと思います。
我が家は部分的に敷いているため、ジョイントマットの四辺のギザギザになっている部分が特にホコリなどが溜まりやすい状態になっています。
ほかにも、つなぎ目にゴミが入ったり、手垢で汚れて黒ずんでいたり、裏面にも黒いポツポツがある場合もありますよね。
カビ・ダニが繁殖しやすい環境
裏面に黒いポツポツした汚れはカビ。白い粉のような汚れがある場合、それはダニの死骸である可能性があります。
カビやダニは、ホコリや食べかす、手垢などをエサに繁殖してしまうんですね。
特に、ジョイントマットの上に布団を敷いて寝ている場合は、カビやダニが好む高温多湿の環境になってしまいます。
カビやダニはアレルギー発症の原因になるため、特に小さいお子さんやペットがいる場合は、ジョイントマットをいつも掃除して清潔にしておく必要があります。
ジョイントマットの普段の掃除方法
ジョイントマットの掃除は面倒…と言われがちですが、敷いている以上こまめな掃除が必要です。とはいっても普段の掃除は簡単でOK。
まずはジョイントマットの普段の掃除を紹介していきます。
必要なもの
- 掃除機
- ウェットシートor雑巾
①掃除機をかける
ジョイントマットに掃除機をかけましょう。特につなぎ目部分のゴミを吸い取るようにしてください。
部分的にジョイントマットを敷いている場合、四辺にゴミが溜まりやすいので、手でジョイントマットを少し浮かせて掃除機でゴミを吸い取りましょう。
②水拭きする
手垢汚れや食べ飲みこぼしで汚れているので、ウェットシートで表面を拭き掃除します。雑巾で水拭きしてもOKです。
クイックルワイパーなどに取り付けると掃除がラクですよ!
③乾拭きする
最後にカビが発生しないよう、乾拭きするなどしてしっかりと乾燥させてくださいね。
(関連記事:フローリング掃除は毎日やろう!おすすめアイテムや楽にするコツ)
ジョイントマットの念入り掃除。月1回は裏面も掃除しよう!
ジョイントマットは定期的に念入りな掃除をしていきましょう。
特に裏面はつなぎ目や子どもがめくった際に侵入した髪の毛やホコリなどのゴミでいっぱいです…。またカビの対策にもなるので掃除してくださいね。
必要なもの
- 掃除機
- 重曹水
- スプレーボトル
- 雑巾
①表面の掃除:掃除機後、重曹水で拭き取り
重曹水(重曹小さじ1杯:ぬるま湯100mlの割合)を作り、スプレーボトルに入れましょう。
掃除機をかけたら、重曹水をジョイントマットにスプレーし、雑巾で表面の汚れを拭きます。
重曹は弱アルカリ性ですが、肌が弱い方はゴム手袋を着用して掃除しましょう。
水拭きして重曹が残らないようにしてください。
②裏面と床面を同様に掃除
次はジョイントマットの裏面。ゴミがあれば掃除機で吸い取ってください。
表と同じように重曹水で汚れを拭いていきましょう。
カビやダニが発生している場合、念入りに拭き取って取り除いてください。
また、ジョイントマットを設置している床面(フローリング)も同じように掃除しましょう。
③水拭きし乾燥させる
重曹が残らないよう水拭きし、ベランダや庭などで干してしっかり乾燥させてましょう。
カビ・ダニ発生予防にフローリングもジョイントマットも両方しっかり乾燥したのを確認してから設置してくださいね!
(関連記事:フローリングのカビ取り掃除のやり方。頑固な黒カビを徹底除去!)
ジョイントマットの黒ずみ・シミ汚れの掃除方法
皮脂汚れなどが長い間付いていると、ジョイントマットが黒ずんでシミができてきます。
水拭きでは落ちないので、重曹よりも汚れを落とすパワーが強いオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を薄めたもので、スポンジを使って拭いてみましょう。
赤ちゃんやペットなどが舐める心配がない場合は、マジックリンを使ってみても良いですね。
仕上げは必ず水拭きして、しっかりと乾燥させてくださいね。
落ちない場合は…買い替え検討が無難
身内がスポーツジムを経営していて床にジョイントマットを敷いているのですが、毎日水拭きしても黒ずみが取れないため何か良い掃除方法はないか相談されたことがありました。
上記の重曹やオキシクリーン、マジックリンなどや、歯ブラシを使ってみるなどさまざまな方法を試しましたが全く落ちず……。
このようにいろいろ試しても落ちない場合、表面的にはキレイになっても黒ずみが残っているということは、細かい部分では雑菌が繁殖している可能性があります。
ニオイの原因にもなりますし、ジョイントマットは消耗品ですので諦めて買い替えることをおすすめします。
コルク製のジョイントマットの掃除方法
コルクマットの場合の掃除方法は、掃除機がけと水拭きが基本になります。
ほとんどのジョイントマットはEVA樹脂素材でできているのですが、コルクマットはさらに凹凸があり汚れが溜まりやすくなっています。
週に1度、天気が良いときにすべて分解し、浴室などでシャワーを使って水洗いしてゴミを取り除いてください。
コルクマットはEVA樹脂素材のジョイントマットより乾きにくいので、風通しが良い場所でしっかり乾燥させてから設置しましょう。
ジョイントマットを清潔に使うコツ
ジョイントマットを清潔に使うには、こまめな掃除と定期的な念入りお掃除が大切ですが、ほかにもポイントがあるのでみていきましょう。
大きいサイズを使う
まず1つ目ですが、ジョイントマットはサイズが大きいものを選ぶのがコツ。
サイズが小さいジョイントマットは、つなぎ目が多くなりそれだけゴミが入りやすくなりますし、分解して掃除するときに手間がかかります。
必要な分だけ使う
次に、ジョイントマットは多く敷くほどゴミが溜まり、カビやダニが発生するリスクが高くなってしまうので、敷く場所も考え直す必要があります。
ジョイントマットはセットで販売されているので、余ったとき必要以上に敷いてしまう方が多いと思います。
ジョイントマットは必要な場所に必要な分だけ敷き、余ったジョイントマットは、汚れたときのために替えのスペアとして保管しておくと良いですよ。
つなぎ目にゴミが入らないよう対策する
また、ジョイントマットを部分的に使っている場合、つなぎ目部分を養生テープで塞ぎ、裏面にゴミが入らないようにするのも◎
養生テープなら素材を傷つけないように剥がせますし、ジョイントマットが不要になったときに簡単に片付けられます。
ジョイントマットの裏面に養生テープをつなぎ目部分に貼り、ゴミが裏に入り込むのを防ぎましょう。
1~2畳分くらいであれば、めくって簡単に掃除機をかけられるのでいつでも清潔です。
ジョイントマットよりお手入れがラクなおすすめアイテムがこれ
出典:Amazon
子どものプレイマットとしてジョイントマットを敷いているご家庭におすすめなのがCARAZのベビーマット。ジョイントマットの掃除が面倒だと感じる方におすすめです。
ジョイントマットを掃除するときは、いちいち1枚ずつ外さなければなりませんが、こちらのベビーマットは4枚のマットが蛇腹状になっている形態なのでWの形にして立てて掃除することができます。
重さも4~5kgでコンパクトに折りたためるので、女性でもラクに持ち上げることが可能。
掃除も簡単、持ち運びもラクラクなので、こまめにお手入れすることができますね!
掃除がしやすい
ジョイントマットはつなぎ目部分にゴミが溜まりやすいのですが、こちらのベビーマットならWの形にして立てて、つなぎ目を雑巾でサッと拭き、ゴミが落ちたら掃除機をかけて完了。
ジョイントマットのように凹凸が少なく、生活防水仕様なので汚れたらサッと拭くだけでいつでも清潔に!
使い方が豊富
掃除のしやすさだけでなく、衝撃を吸収するので騒音緩和になり、お子さんのケガ防止にもなります。
モノトーンカラーだけでなく、カラフルなデザインやパステルカラー、星と月のデザインというように楽しくなるカラーが揃っています。形を変えればトンネルや椅子にもなるので、いろいろな遊びに使えるのもうれしいですね。
ほかのラインナップに「ザ・サン」や「ミホルノゼ」がありますが、マットの柔らかさやカバーの丈夫さの違いなので好みのマットを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
ジョイントマットは、サイズが豊富でどんな部屋にもピッタリ合わせやすく、じゅうたんと違って汚れたらその部分だけ取り替えることが可能です。
撥水加工がされていて水拭きや丸洗いできるのもうれしいポイントですよね!
しかし、つなぎ目部分に汚れが入り込みやすかったり、ジョイントマットの裏にカビやダニは発生しやすかったりと、日頃から掃除していないとすぐに汚れてしまいます。
今回ご紹介した掃除方法なら、ジョイントマットをいつも清潔な状態にしておけるのでぜひお試しくださね!
私のように、いちいち1枚ずつ掃除するのが面倒だという方は、CARAZのベビーマットがおすすめですよ。