- コーヒーメーカーの掃除はどうやるの?
- コーヒーメーカーの水垢や黒ずみがあるけど、落とし方は?
- コーヒーメーカーにカビが…
- コーヒーの風味が落ちた、機械に不具合が、、
ここでは、コーヒーメーカーの掃除方法を使った後のお手入れ・カビなど汚れ別のお手入れを紹介していきます。
コーヒーメーカーの使用後は普段の食器洗いと同様の形で洗えばOKです。水垢や黒ずみなどの汚れがひどい場合はクエン酸、重曹などを使ってください。
コーヒーメーカーはきちんとお手入れしないと、風味が落ちますし最悪機械トラブルが発生します。せっかくの贅沢時間を無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
コーヒーメーカーの掃除を放置すると風味が落ちる…
コーヒーメーカーの掃除を怠っていると内部に汚れが付いたままの状態になり、汚れが酸化してしまいます。
酸化したコーヒーに新しいコーヒーが触れてしまうので、せっかくの淹れたてコーヒーの風味に影響してしまいます。
また、汚れが溜まってしまうと詰まって異音や故障の原因になったり、菌が繁殖したり、カビだらけになったりしてしまうのです。
コーヒーメーカーをこまめに掃除することで、いつでも美味しいコーヒーが味わえるんですね!
コーヒーメーカーの汚れの種類
コーヒーメーカーの汚れにはいくつか種類があります。汚れの原因を知り、汚れに合った掃除を行っていきましょう。
水垢
水道水には、カルシウムなどのミネラルが入っています。
水分が蒸発するとミネラル分が残り、これが繰り返されることでミネラル分が蓄積して水垢となって汚れてしまいます。
水垢が溜まりすぎると、特にドリップ口に詰まって異音や故障の原因になったり、風味を損なう原因になったりするので定期的な掃除が必要です。
コーヒー渋による黒ずみ
コーヒーメーカーを使い続けるうちに、コーヒー渋という汚れが溜まってきます。
コーヒー渋は、コーヒーの粉が酸化した汚れで使い続けるうちに黒ずんだ汚れになってしまいます。
また、コーヒーには少量ですが油分も含まれているので、掃除を怠ると油が酸化してコーヒーの風味に影響してしまうのです。
こまめに掃除しないと黒ずみがこびりついてしまい、取れにくくなるのでこまめな掃除が必要です。
カビ
コーヒーを淹れているときや飲むときに変なニオイがする場合は、コーヒーメーカーにカビが生えている可能性があります。
カビは水分が付いたまま放置してしまうことで繁殖するのですが、ニオイを認識するころにはすでに身体に取り込んでいるかもしれません。
カビはアレルギー発症の原因になるため、高齢者や乳幼児がいるご家庭では注意が必要です。
しばらく掃除をしていない場合は、カビである可能性が高いのですぐに掃除して取り除きましょう。
コーヒーメーカーの掃除方法や頻度
コーヒーメーカーの掃除方法や頻度を紹介します。コーヒーメーカーは毎回、使った後は部品を分解し、水洗いをしていきましょう!
具体的な手順を紹介していきますね。
【毎回】コーヒーメーカーを使った後は洗おう!
コーヒーメーカーを使った後は以下の道具を用意して掃除していきましょうね。普段の食器洗いを同じ感覚でいいです。
用意するもの
- スポンジ
- ふきん
まずはパーツを分解する
コーヒーメーカーの取扱説明書を確認して、パーツ(フィルター・フィルターカバー・給水タンク・ポットなど)を外していきましょう。
汚れを洗い流す
水洗いしてコーヒーの汚れを洗い流してください。
特にコーヒーが触れるパーツは汚れが付きやすいので、スポンジを使って念入りに洗いましょう。
本体部分や洗い終わったパーツは拭く
本体は固く絞ったふきんで水拭きしてください。
パーツが生乾きになったりカビが発生したりしないよう、乾いたふきんで水気を拭き取っていきます。
給水タンクは自然乾燥でも構いません。完全にパーツが乾いていたら本体に取り付けて完了です。
【汚れ別】コーヒーメーカーの掃除方法(月1回目安)
コーヒーメーカーの水垢や黒ずみ、カビ汚れなどが目立つ場合の掃除方法を紹介します。月1回程度はコーヒーメーカーの状態を確認しお手入れしてくださいね。
コーヒーメーカーの水垢掃除にクエン酸
コーヒーメーカーの給水タンクに水垢や変なニオイを感じたらクエン酸で掃除していきましょう。
給水タンクに水を入れ、1人分あたり1gのクエン酸を入れてよく混ぜます。5人分なら5gのクエン酸です。
浄水フィルターが付いている場合は外してください。
フィルターもコーヒー豆も粉もセットせずにドリップしましょう。4~5回繰り返します。
最後に水だけでドリップし、クエン酸水を流していきます。
同じ酸性のお酢やレモンはだめ?
酢、またはレモン汁でも水垢を落とす効果が期待できますが、ニオイが強いためコーヒーメーカーに移ってしまう可能性があります。
コーヒーの風味に影響を与えてしまうので、酢ではなく無臭のクエン酸を使って掃除することをおすすめします。
コーヒーメーカーの黒ずみ掃除に重曹
コーヒーメーカーに黒ずみ汚れがを発見したら、重曹を使ってこすり洗いするのが効果的です。
用意するもの
- 重曹
- 歯ブラシ
- ふきん
コーヒーメーカーのフィルターカバーの黒ずみは重曹を使って落としていきましょう。
重曹ペースト(重曹2:水1)を作り、歯ブラシで黒ずみをこすり落とします。
汚れが落ちたら水で洗い流し、から拭きして乾燥させてください。
給水タンクは自然乾燥でも構いません。
コーヒーメーカーのカビだらけのときの掃除方法
コーヒーメーカーにカビを見つけたら酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)で掃除していきましょう。
用意するもの
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
- 40~60℃のお湯
- 歯ブラシ
- ふきん
クエン酸や重曹でも落ちないパーツのカビは、酸素系漂白剤を溶かしたお湯に浸け置きしましょう。
40~60℃のお湯10Lに対して酸素系漂白剤を10gほど入れて溶かし、分解したパーツを浸けます。
30分ほど置いたら流水でしっかり洗剤をすすぎ、清潔なふきんで水気を拭き取ってから元に戻しましょう。
浸け置きで落ちなかったカビは歯ブラシで軽くこすって落としてみてくださいね。
それでもカビや汚れがひどい場合は買い替えを検討してみましょう。お手入れがしやすいコーヒーメーカー紹介します。
お手入れがしやすいコーヒーメーカーおすすめ3選
掃除しても汚れが落ちずにコーヒーの風味に影響している場合や、詰まりが直らないなど故障している場合、買い換えを検討されるかと思います。
コーヒーメーカーにはさまざまな種類がありますが、こまめに掃除ができない場合はお手入れがしやすそうなものを選びましょう。
- 給水タンクを取り外せるか
- パーツを取り外して洗えるか
- ミル洗浄機能付きか(ミル搭載機種の場合)
- フィルターは掃除しやすいか
こうした掃除のしやすさと、味や機能などを考慮して選ぶのがポイントです。
お手入れのしやすさを重視したおすすめのコーヒーメーカーを3機種ご紹介します!
oceanrich plus
出典:Amazon
こちらのコーヒーメーカーは、本体以外取り外しができて水洗いが可能です。
乾電池式なので持ち運びができるため、どこでも美味しい淹れたてコーヒーを味わうことができます。
フィルターも、ドリップバッグ・ステンレスフィルター・ペーパーバッグの3種類に対応しているので、気分に合わせて変えられます。
cores コーヒーメーカー5杯分
出典:Amazon
こちらのコーヒーメーカーは、着脱しやすい給水タンクが特徴でお手入れも簡単です。
コーヒーの味や風味を損ないにくい純金メッキのフィルター。ペーパーフィルターも使えるので味の違いを愉しめますよ。
紅茶・ハーブティー・中国茶も淹れられるので、このコーヒーメーカー1つあればいろいろなお茶を愉しめますね!
象印マホービン コーヒーメーカー 珈琲通
出典:Amazon
こちらのコーヒーメーカーは、パーツが細かく分解できるので掃除が簡単。
給水タンクも着脱式でセットしやすくお手入れも楽にできます。
ダブル加熱抽出でコーヒーの風味が引き立ち、口当たりすっきり、酸味や苦みも良い感じに淹れられると評判です。
まとめ
コーヒーメーカーは、気軽に自宅で美味しいコーヒーが淹れられるアイテムですが、掃除を怠るとせっかくのコーヒーが台無しになったり、故障の原因になったりします。
使ったあとは水拭きや水洗いでサッと掃除して、カビ予防に乾拭きしてから元の通りにセットしましょう。
月に1度は念入りに掃除し、水垢やコーヒー渋の黒ずみを掃除して取り除いて清潔にしておくと、いつでも美味しいコーヒーが楽しめます。
買い替えの際は、お手入れのしやすさのポイントを参考にして、味や機能などを考慮して選んでみてくださいね!
(関連記事:電気ケトルの掃除方法。クエン酸と重曹があればOK!)