コードレス掃除機の購入を検討している方へ、コードレス掃除機のメリットとデメリットをご紹介します。
私は以前、コード付き掃除機(キャニスタータイプ)を使用していて、コードの煩わしさや収納スペースの確保に困り、コードレス掃除機に買い替えた1人です。
しかし、コードレス掃除機を利用してみると、メリットだけでなくデメリットも実感するように。
そこで今回は、私の経験やコードレス掃除機を実際に利用した方の声をもとに、メリットとデメリットをまとめてみました。
掃除機選びは大きく分けてコードレスタイプかコード付き(キャニスター)タイプか、紙パック式かサイクロン方式かに分かれ、さらには使い勝手の良さやお手入れの方法まで視野に入れて考えるのがポイントです。
よくネットでおすすめされているコードレス掃除機についてもメリットやデメリットを踏まえてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
コードレス掃除機のメリット・デメリット
コードレス掃除機のメリットとデメリットを実際に利用している方の声を交えながらご紹介します。
コードレス掃除機のメリット
- コードの煩わしさから解放される
- コンセントをいちいち差し替えなくて良い
- 本体を気にせず掃除機がかけられる
- 気が付いたときにすぐ掃除ができる
- 階段をラクに掃除できる
- スタイリッシュなデザインが多い
- 収納スペースを取らない
- 電源がいらないのでどこへでも持っていける
- ワンタッチでゴミを捨てられる
- 掃除の際にホコリが舞いあがりにくい
- 吸引力が高い機種もある
実際にコードレス掃除機を使用してみて感じたメリットは以上のとおり。
とにかく掃除がしやすい(掃除に対する腰が軽い)&収納スペースに困らないというのは大きかったです。
デザインがおしゃれなものが多いのでリビングに出していても邪魔にならず、ゴミが気になったときにいつでも掃除することができます。
吸引力も普通に掃除していて特に問題を感じることはありません。それから充電式でハンディタイプにもなるなので、車の掃除にも大助かり。
これまで洗車場に持って行って掃除していたので、手間も省けて節約にもなっています。
購入したコードレス掃除機を早速使ってみたら使いやすい!そりゃ今までの普通の掃除機に比べたら重いけど、掃除機の本体を持ってるわけだから仕方あるまい。それよりもコードレスってのが私にとっては大きなメリット!もう普通の掃除機には戻れないかも(*^ω^*)
— たろすけまま (@Zukinch) March 6, 2014
ふつうの掃除機を使用していたときは、本体がよく壁などにぶつかってイライラしていたのですが、コードレス掃除機に変えてコードやホースがなくなり煩わしさから解放されたときの感動は今でも覚えています。
コードレス掃除機のデメリット
とはいえコードレス掃除機はメリットばかりでなく、実際に使い始めるとデメリットも感じるようになりました…。
- 機種によってはずっと運転ボタンを押し続けなければならない
- 機種によっては指でボタンを押しながら掃除するこのになるため指が痛くなる
- 軽いと思っていたけど実際使ってみると意外と重たく感じて疲れる
- スティックが上、本体部分が下の方にある構造のコードレス掃除機の場合、狭いすき間に入らない
- コード付き掃除機に比べて価格が高い
- ゴミがフィルタ―に詰まるとパワー不足になるため、定期的な掃除が必要
- バッテリー交換が必要
- 長時間の使用ができない機種もある
- 普段の掃除は問題ないが、大掃除の際に長く使えないのは困る
- すき間ブラシなどのアタッチメントが付いていない機種は困る
- 髪の毛が引っかかるとワンタッチで捨てられないので手でゴミを捨てなければならない。
以上、実際にコードレス掃除機を使用してみて感じたデメリットです。
ほかの利用者さんの声をまとめても、ハイパワーだけど重たくて苦痛、軽いけどパワーが足りない、などという声もあり機種によっても違いがありました。
あと、髪の毛は必ず吸い込むのでワンタッチで捨てられたことは1度もなく、手で引っ張り出してホコリまみれになりながら捨てるのが苦痛です。
パワー不足を解消するための月に1度の水洗いも私は面倒だなと感じてしまいました。
コードレス掃除機はまだまだ買い時じゃない感じだなあ。バッテリーとパワーと重量の問題とコードレスのメリットのどっちを取るかだけど、掃除機の目的を考えたらパワー優先だよなあ。
— 安藤あゆみ (@AyumiAndoh) November 4, 2013
「吸引力が変わらない」が売りのコードレス掃除機を使用していますが、コード付き掃除機と比較するとコード付きの方が吸い込みが良いように思います。
原因はゴミの詰まりで、コード付きの場合は2か月に1度ほど紙パックを交換すれば吸引力は元に戻ることが多いですよね。
コードレス掃除機の場合は、こまめにゴミを捨てるだけでは奥の方のゴミが取れないため吸引力が下がる印象を受けています。
実際に、ハイパワーにすると最長で20分運転すると説明されたのに、10秒もしないうちに充電が切れるようになりました。
これはフィルタ―の掃除が必要で、バケツに浸けて水洗いしなければならないようです。(これで改善しなければバッテリーに問題がある可能性があります。)
ワンタッチでゴミが捨てられると思っていましたが、月に1度はこのようなメンテナンスを行わなければならないので面倒ではあります。
部屋が広いとコードレス掃除機は不向きか
部屋が広い、家が大きいなどの場合はコードレス掃除機をメインにはしないほうがいいかもしれません。
@Yamnao どちらもそれなりのメリットがありますよね。私は以前は毎日掃除機をかけていましたが、最近はクイックルワイパーが多いです。でも、コードレス掃除機は常に気になっているんですよねー(^_^;)
— ワイン (@wineMwine) June 25, 2012
確かにフローリングの面積が多いご家庭では、掃除機よりもクイックルワイパーの方が手軽で便利ですよね。
実際に私も、クイックルワイパーとハンディ掃除機があればいいんじゃないか……と思ったことがあります。
立てかけておくだけで気付いたときに掃除でき、ゴミの処理も簡単、ホコリを舞い上げずに掃除できるなどメリットも多くありますね。
しかし、ガラスが割れたときには掃除機があった方が便利ですし、ハイパワーで広範囲を一気に吸い込んだ方が早い場合もあります。
ダニも吸い取りたい場合や、布団やじゅうたんの掃除にはフローリングワイパーは使えないので、やはりそのご家庭に合った掃除方法や掃除機選びが必要になると思います。
コードレス掃除機はどう選ぶが正解?
コードレス掃除機のメリットやデメリットを踏まえて、掃除機の選び方を考えていきましょう。
- 軽量タイプ
- 吸引力などのパワー
- 運転時間
- ゴミの処理が簡単(紙パック式かサイクロン式かなど)
- お手入れが簡単
- 省スペースでの収納が可能
- アタッチメントの有無
さまざまな掃除機を使用してきて思うのが、コードレスで軽くて紙パック式でハイパワーで運転時間も長くて……という掃除機が理想なのですが、残念ながら今現在そういった掃除機はありません。
ハイパワーにしたり運転時間を長くしたりするには、それなりに大きなものを搭載しなければならないので本体が重たくなってしまうからです。
どのメリットを重視するか、どのデメリットなら気にならないかを考えて掃除機を選ぶことが大切です。
紙パック式とサイクロン式、どっちがいいのか
コードレス掃除機に限らず掃除機を選ぶ際に重要なポイントとして、ゴミの捨て方にありますよね。
紙パック式かサイクロン式かどちらがいいのか、をメリット、デメリットを踏まえて紹介していきます。
紙パック式のメリット、デメリット
紙パック式のメリットは、
- ゴミを捨てる頻度が少なくて済む
- ゴミを捨てるときに塵が舞いにくい
- ゴミを直接見なくて済む
などが挙げられます。デメリットは、
- サイクロン方式に比べて吸引力が弱い
- ゴミが溜まると吸引力が落ちてくる
- 吸ったゴミによっては長期間捨てないでいるとニオイが発生する
- 紙パックの交換が面倒
- 紙パックを購入しなければならない
紙パック式とダストボックスの、どちらのゴミの処理方法がが自分に合うか考えてみましょう。
ご覧の通り、紙パック式はコストがかかり続けます。そのため紙パックを購入する手間や費用を避けるならサイクロン式がおすすめです。
おすすめのコードレス掃除機2選!
コードレス掃除機の購入を検討している方へ、人気のコードレス掃除機をご紹介します。
コードレス掃除機のメリットやデメリットについて考えながら、ご自身のスタイルに合う掃除機選びの参考にしてみてくださいね。
ダイソン Dyson V11 Fluffy
出典:ダイソン
価格:60,500円(税込)
重さ:2.72kg
運転時間:最長60分
ゴミ:ダストカップ
付属品:付属品多数有り
ダイソンの掃除機は価格が高いのがネックですが、デザイン性が高くおしゃれなので、リビングに置いていても邪魔にならないのが魅力ですよね。
ダイソンのV11 Fluffyは、従来のV10より吸引力が25%アップ。
コード付き掃除機に負けない吸引力が最大の売りです。
吸引力重視、さらには付属品も多数あるので、じゅうたんやすき間、ブラシを付けて掃除したい方に向いています。
ただし、重さが約3kgもあるため、高齢者や力の弱い女性は長い時間掃除機をかけるのは辛くなるでしょう。
サイクロン方式なので、ダストカップに溜まったゴミのこまめな処理や、定期的なお手入れは欠かせません。
ダイソンのお手入れ方法を下記記事にまとめました。
(関連記事:ダイソン V8 Fluffyのお手入れ方法や頻度、注意点など)
マキタ Makita 充電式クリーナ CL107FDSHW
出典:Makita
価格:標準小売価格20.000円(税別)
重さ:1.1kg
運転時間:最長25分
ゴミ:紙パック
付属品:すき間ノズル付き(別売で多数あり)
マキタの掃除機は、価格が安いことで知られています。
コードレス掃除機が20.000円あれば買えるというのはかなりうれしいですよね!
マキタのCL107FDSHW充電クリーナの特徴は、ワンタッチスイッチでボタンを押しっぱなしにしなくても良いこと。
重さは1.1kgと超軽量なので、力の弱い女性でもスムーズに掃除機がかけられます。
運転時間はやや短めの最長で25分ハイパワーで10分なのですが、高速充電で22分ほど待てばすぐに使えるのが高ポイントです。
紙パック方式なのでゴミの処理も掃除機のお手入れもラクラク。
知人が使用していて使用感について聞いたところ、吸引力はダイソンやコード付きの掃除機よりやや劣るそうですが、ふつうにフローリングの掃除をする場合は何の問題もなく使えるそうですよ。
掃除機選びに迷ったときは、いきなり買わずにまずはレンタルでお試ししてみるのもアリ!
詳しくは「家具家電レンタルが安いサービスおすすめ比較!選び方、メリット・デメリットなど解説」のページを参考にしてくださいね。
まとめ
コードレス掃除機のメリットとデメリットをご紹介しました。
私もコード付きの掃除機を長年使用していて、コードレス掃除機に変えたのですが、本体部分が下の方についている構造だったためすき間に入らないのが難点で、結局ダイソンのコードレス掃除機に変えました。
しかし、ダイソンの掃除機も店頭で試したときは良かったのですが、重たいのとボタンを押さないと運転しないため、毎日の掃除機がけで地味に指が痛くなるのが苦痛になっています。
しかし、メリットで挙げたように、汚れに気が付いたときスムーズに掃除できる、どこへでも持っていける、紙パックの購入費用や付け替えの負担がないのも良いポイントです。
ご家庭によってフローリングであったり畳であったり違いはありますし、掃除の仕方も違います。
ご自身に合った掃除のスタイルで、コードレス掃除機かコード付き掃除機か、紙パック式かサイクロン方式かで選んでみましょう。
掃除機は毎日のように使うものなので、ストレスなく、当然吸引力にも注目してキレイに掃除ができるものを選んでくださいね!
こちらのお掃除記事も参考にしてくださいね♪