カレーは2日目が美味しいと言いますが、カレーは保存方法に気をつけないと食中毒を起こす原因になるため注意してください!
カレーを作り置き、鍋ごと常温保存したり、冷蔵庫に保存してから4日以上経った、、といった場合は危険です。
基本的にカレーは作ったその日のうちに食べるか、冷蔵庫に保存するなら3日、冷凍保存の場合は1か月が目安になります。
ここでは、カレーの保存後に何日持つのかやカレーが傷みやすい原因、見極め方などを紹介していきます。
保存ありきでカレーを大量に作りたい方はぜひ参考にしてくださいね!
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カレーは傷みやすいメニュー!その理由は?
カレーは、一度にたくさん作れて数日メニューを考えなくて良いのでラクですが、煮込み料理なのになぜか傷みやすいんですよね。
特に夏場はすぐに腐らないか心配になります。カレーはなぜ煮込み料理なのに腐りやすいのかみていきましょう。
カレーはウェルシュ菌が繁殖しやすい…
カレーはウェルシュ菌という雑菌が繁殖しやすい料理のひとつ。
カレーを作って完成したそのときからウェルシュ菌の繁殖はどんどん進んでいき、時間が経ったカレーを食べてしまうと食中毒を起こす危険性があります。
ウェルシュ菌は、野菜や肉、魚介類などに付着している菌。
カレーはこれらの食材は多く使ううえに、ウェルシュ菌は加熱しても死滅しにくいので、カレーはウェルシュ菌が増殖するのに好条件なメニューなんですね。
ウェルシュ菌が体内に入ると腸管内で芽胞をつくるのですが、その際に毒素をつくるんです。
その毒素によって腹痛や下痢を引き起こしてしまうという仕組みになっています。
ウェルシュ菌の特性
ウェルシュ菌は、何℃で繁殖しやすいのかなど特性を知り、菌の繁殖を防いで安全にカレーを保存して食べましょう。
東京都健康安全研究センターの実験では、ウェルシュ菌が増殖するのは12〜50℃と幅広く、特に43〜45℃は急速に増殖することが分かっています。
つまり、カレーをウェルシュ菌から守るには、10℃以下での保存か、55℃以上を保ち続ければ良いというわけです。
家庭でカレーを保存するのに55℃以上を保ち続けるのは難しいので、10℃以下になるよう素早く冷やして冷蔵庫で保存する必要があります。
エアコンの効いた涼しい部屋で置いていてもウェルシュ菌は繁殖するので注意してくださいね。
カレーは常温や冷蔵庫、冷凍庫で何日もつのか?
カレーはウェルシュ菌が繁殖しやすいメニューであることが分かりました。
参照先の東京都健康安全研究センターの資料では、冷蔵保存であっても条件によっては再加熱しても菌が増殖してしまうことが判明しています。
カレーを美味しく保存するには、常温・冷蔵庫・冷凍のどの保存方法が良いのか、そして何日もつのかご紹介します。
カレーの常温保存は危険!作ったその日のうちに食べる
カレーは作り終わるとルウが冷めていき、50℃以下になるとウェルシュ菌が増殖しやすい温度になってしまいます。
特に夏場は、水道水の温度すらも20℃前後あり、クーラーを付けていても室内の温度は20℃以上はあるため、常温保存しているカレーのなかでウェルシュ菌がどんどん増えていきます。
学校の給食でも、加熱調理後に放置された給食を食べた児童が食中毒になり救急搬送されたという例がいくつも発生しています。
常温でカレーを放置するとどんどんウェルシュ菌が増えていくばかりなので、カレーは作ったその日のうちに食べてしまうか、冷蔵や冷凍保存で保存するようにしましょう。
万が一、カレーを冷蔵庫に入れ忘れて、一晩出しっぱなしにしたときは潔く諦めてください…。
カレーを鍋のまま常温保存する場合はかき混ぜながら加熱する
カレーを夕方に作って夜に食べる場合など常温に置いておくしかない場合、55℃以上を保てるよう弱火にしたままグツグツさせ、全体をよくかき混ぜてまんべんなく加熱するようにしておくと、ウェルシュ菌の増殖を抑えることができますよ。
かきまぜながら温め直すと理論上カレーを長持ちさせることができますが…自己責任で!
冷蔵庫に保存したカレーは3日以内に食べる
ウェルシュ菌は、10℃を下回ると増殖しにくいので、カレーを数日立て続けに食べるのであれば冷蔵保存がおすすめです。
ただし、東京都健康安全研究センターの実験でも判明しているように、鍋ごと冷蔵庫で保存した場合、再加熱してもウェルシュ菌の増殖が認められました。
これは、冷めるのに時間がかかりすぎてしまったことや、再加熱する際にかき混ぜ不足で加熱ムラができてしまったことが原因。
冷蔵庫に入れる際は、素早く冷まし、タッパーやフリーザーバッグなどに小分けして保存しましょう。
保存容器がなくて鍋ごとでしか保存できない場合は、大量の氷水や保冷剤を入れた水に鍋ごと入れて、急速に冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
カレーを冷蔵保存する場合はガラス製容器に小分けがおすすめ
カレーは、タッパーなどに1人分ずつ小分けして素早く冷まし、冷蔵庫に入れてから2~3日以内に食べきるようにしましょう。
カレーはニオイや色が付きやすいので、ガラス製の保存容器がお手入れがラクなのでおすすめです。
冷凍保存したカレーは賞味期限は1か月が目安
3日連続でカレーはイヤだ!など、残ったカレーをすぐに食べないときは、冷凍庫での保存がおすすめです。
カレーを冷凍するときは、冷凍用のフリーザーバッグや保存容器に1人分ずつ小分けして入れましょう。
カレーの冷凍保存目安は1か月です。できるだけ早く美味しいうちに食べきるようにしてくださいね!
カレーを冷凍保存する場合、根菜はつぶす
冷凍するとき、ジャガイモやにんじんなどの根菜は、解凍したときにパサパサになって食感が悪くなるので、冷凍するときは取り出すか潰してから冷凍庫に保存するようにしましょう。
冷蔵・冷凍保存したカレーの美味しく食べる方法
冷蔵庫で保存したカレーを温めるときは、鍋に入れてから加熱するのがおすすめです。
まんべんなく火が通るようお玉でかき混ぜながら、よく加熱して食べるようにしましょう。
冷凍保存したカレーの解凍方法
冷凍保存したカレーは、電子レンジで加熱すると水分だけが蒸発して美味しくなくなってしまいます。
冷凍保存したカレーは、1度冷蔵庫に移して解凍させてから電子レンジ、または鍋や湯せんで温めるようにしましょう。
冷蔵保存した場合と同じように、お玉でよくかき混ぜながら全体に火が通るようにしてくださいね!
カレーが腐っているか見極める方法
カレーが腐っているかどうか、目や鼻の感覚を研ぎ澄ませて確認しましょう。
- 酸っぱい臭い、作ったときと違う臭いがするなど異臭が発生している
- カレーが糸を引いている
- 白いカビが生えている
- 変色している
このようなカレーは菌が繁殖し、腐っているのでお腹が空いていても絶対に食べないようにしてくださいね。
まとめ
カレーは2日目が美味しいと誰が言ったのか、常温保存できないメニューであることが分かりました。
大量に作って2~3日連続で食べるご家庭も多いかと思いますが、カレーはウェルシュ菌が繁殖しやすいメニューなので常温での作り置きは危険です。
カレーと同様の食材を使ったシチューなどのメニューも同じなので注意しましょう。
カレーを保存するときのポイントは、
- 常温なら火にかけて55℃以上を保って保存。その日のうちに食べる。
- 冷蔵庫でカレーを保存するのは3日まで。
- 冷凍庫は1か月を目安に食べきる。
- 小分けにして素早く冷まして保存する。
- 再加熱の際は、十分に加熱してから食べる。
以上のポイントを守って美味しいカレーを作り、正しく保存してくださいね!
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