毎日早起きしてお弁当を作ることはもちろん、毎回お弁当のおかずを考えるのも大変ですよね。
そこでお弁当のおかず用に作り置きしておくと、手間もかからない上、毎日違うお弁当作りができます。
ここでは、そんなお弁当のおかずにピッタリな作り置きレシピを具材別に紹介!彩りはだけでなく栄養バランスもバッチリ意識しました^^
お弁当作りに時間をかけたくない
手間をかけずに彩り良いお弁当を作りたい
見た目だけじゃなく栄養バランスのいいお弁当にしたい
1週間分のお弁当の献立を作りたい
といった方におすすめ!子どもやご主人、奥さまのお弁当レシピの参考にしてくださいね!
お弁当の作り置き【牛肉編】
牛肉はご飯に合うように甘辛く味付けすると美味しいですよね。5種類のお弁当作り置きレシピをご紹介します。
しぐれ煮
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しょうがが効いた牛肉のしぐれ煮のお弁当、とても美味しそうですね!
- 醤油・砂糖・酒……大さじ2杯
- みりん……大さじ1杯
- しょうが少々
この割合で牛肉の量に合わせて増減して煮てください。
しょうがは、おろしても良いのですが細い千切りにしてもgood。
ごぼうなどの根菜やきのこ、こんにゃくなどと合わせても美味しいですよ。
プルコギ
コチジャンなどの韓国のみそなどで甘辛く炒めたプルコギもお弁当にぴったり。
野菜をたくさん入れれば栄養バランスも彩りも良いですね!
以下のタレにお肉を1晩漬けましょう。
- 醤油・酒……大さじ1杯半
- ゴマ油……大さじ1杯
- コチュジャン・砂糖……小さじ2杯
- にんにくおろし……1~2かけ分
野菜を分量外のごま油で炒めたら、タレに漬けたお肉を入れて炒めるだけで完成。
パプリカやピーマンを入れると彩り豊かなプルコギになります。
お弁当でにんにくの香りが気になる場合は、にんにくの芽、またはネギなどを入れて代用しましょう。
牛ごぼう
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食物繊維が豊富なごぼうと合わせて甘く醤油で煮た牛ごぼう。
ご飯の上に乗せたり混ぜご飯にも使えるお弁当作り置きレシピです。
- 醤油……大さじ4杯
- 酒・みりん……大さじ3杯
- 砂糖……大さじ2杯
- 水……カップ2杯
- しょうが少々(入れなくても良い)
ごぼうと牛肉は同じくらいたっぷり入れるのがポイント。
しょうがとごぼうを油で2~3分炒めたら、上記の調味料を加えます。
煮汁が煮立ったら牛肉を入れ、10分ほど弱火~中火でときどき混ぜながら煮込んで完成です。
焼肉炒め
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濃い味付けの焼肉のタレで炒めれば簡単で長持ち!お肉の漬け込みもOKです。
野菜をたっぷり入れれば、ほかのおかずはいらないですね。
野菜をジャガイモ、れんこん、にんにくの芽などに変えたり、豆板醤またはコチュジャンを加えてピリ辛にしたりと好みの味に変化できます。
肉巻き玉子
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ゆで卵を牛肉で巻いて、甘辛く味付けした肉巻き玉子。
肉巻き玉子だけでも存在感があり、十分にたんぱく質が摂れますね。
タレはめんつゆや丼ぶりなどに使える濃縮つゆを利用すれば簡単!肉を卵に巻く手間をかける分、調味料はラクしましょう。
甘さが足りなければみりんなどを加えて調整してくださいね。
お弁当の作り置き【豚肉編】
長持ちする豚肉を使ったお弁当の作り置きをご紹介します。調味料をアレンジしてレパートリーを増やしましょう。
豚×玉ねぎ
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豚肉と玉ねぎたけで作れるお弁当の作り置き。
生姜焼きの調味料の基本は、
- 醤油・みりん・酒……大さじ1杯
- しょうが1片
お好みで醤油を増やしたり、みりん(砂糖やはちみつも可)を入れて甘味を足したりとアレンジしてくださいね。
生姜焼きだけでなく、焼肉のタレ炒め、ケチャップ炒め、オイスターマヨ炒め、めんつゆで煮込んで豚丼の具、などとアレンジが可能です。
チャーシュー
豚のモモ肉でもバラ肉でもブロック肉が手に入ったらチャーシューがおすすめです。
- 醤油・砂糖・酒……100g
- 長ネギの青い部分……1本分
- しょうがスライス…1片
- にんにくスライス……2片
ブロック肉にフォークなどで刺し、味が染み込みやすいよう穴をあけ、表面を焼いて鍋に入れたら上記の調味料を入れましょう。
肉が浸かるくらいに水を足し、沸騰させたら落とし蓋をして弱火で2時間ほどじっくり煮込みます。
煮汁が減ってしまわないようお湯を足し、味見をしながらちょうど良い塩梅をキープしましょう。
そのまま冷まして味を染み込ませ、カットしてお弁当に入れてください。
鶏肉に変えれば鶏チャーシューに、残った煮汁は卵を漬ければ煮卵になりますよ。
薄切り肉で野菜の肉巻き
豚バラ肉など薄切り肉があれば、家にある野菜を巻いて肉巻きを作りましょう。
いろいろなお野菜とお肉が同時に摂れて、栄養バランスも見た目もバッチリ!
にんじん・インゲン・オクラ・ネギ・パプリカ・長芋・エノキやエリンギといったきのこ類などが使えますよ。
しその葉とチーズを巻いても美味しいですよね!塩コショウや甘辛ダレで濃いめに味付けするのがポイントです。
ホイコーロー・みそ炒め
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甜麺醤、もしくは赤みそがあればホイコーローがおすすめです。
- 豚肉や好みの野菜
- みじん切りの長ネギ……1/3本
- 刻みしょうが……1/2片
- 醤油・甜麺醤・酒……大さじ1杯
- 砂糖……小さじ2杯
- 豆板醤……好みで小さじ1~2杯(入れなくても可)
- 水……大さじ1杯
- 片栗粉……小さじ1杯
フライパンに油を熱したら長ネギとしょうがを入れて香りを出します。
豚肉を入れて色が変わったら、火の通りにくい野菜から順に入れて強火で炒めましょう。
醤油から下の調味料をよく混ぜてから入れ、全体に絡んだら完成です。
野菜から水分が出ないよう強火でサッと炒めるのがポイントです。
甜麺醤や赤みそがない場合、一般的な味噌を使ってもみそ炒めとして十分美味しい作り置きおかずになりますよ!
酢豚
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お酢が効いた酢豚はお弁当の作り置きにぴったりです。
ケチャップ風味の甘酢あんは以下の通り。
- 醤油・砂糖・酢……大さじ3杯
- ケチャップ・酒……大さじ2杯
- みりん……大さじ1杯
- 水……大さじ4杯
- 片栗粉……大さじ1杯
どの部位でも良いので、豚肉に醤油と酒を適当にかけて揉み、下味をつけたら片栗粉をまぶします。
揚げるか多めの油で焼き、しょうがを少々入れてお好みの野菜と炒めましょう。
甘酢あんよく混ぜて入れ、全体にとろみが出たら完成です。
本格的な黒酢あんにするなど味に変化をつけることもできます。
- 黒酢……大さじ4杯
- 砂糖……大さじ2杯
- 醤油・酒……大さじ1杯半
- 片栗粉……小さじ1/2杯
鶏肉や市販の冷凍団子を使っても、安上がりで美味しくできますね。
お弁当の作り置き【鶏肉編】
安くて美味しい鶏肉を使ったお弁当の作り置きレシピをご紹介します。揚げたり蒸したり煮込んだりといろいろな調理法でレパートリーも豊富です。
唐揚げ
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モモ・ムネ・手羽先などどれを使っても美味しいお弁当の定番おかずの唐揚げ。
毎日お弁当に入っていてもうれしい唐揚げも、実は作り置きができるんですよ。
醤油味・塩味・カレー味・甘辛ゴマだれを絡めるなどいろいろ変化させることで味に飽きがこないのも魅力です。
簡単な下味のつけ方は、ドレッシングを使う方法。
和風・塩だれ・中華・イタリアンなどいろいろ揃っているので、気分に合わせてさまざまな味を楽しむことができます。
鶏ハム・サラダチキン
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パサパサになりがちなムネ肉も、低温調理でしっとり仕上がります。ヘルシーなお弁当づくりにはかかせない作り置きレシピです。
下味は、塩と砂糖と水のプレーン味、レモンとブラックペッパーが効いたレモンペッパー味、シンプルに塩こうじ、などさまざまな味付けができます。
丸めてラップで包みジップロックに入れ、あとは電気ポットや炊飯器などを利用して70℃で1時間保温し、そのまま1晩冷蔵庫で寝かせるだけで完成です。
彩りににんじんなどの野菜を巻いて作ってもOK。キュウリとごまと中華風ドレッシングで和えたり、サンドイッチの具にしたりとアレンジも可能です。
照り焼きチキン
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皮目をパリッと焼いた照り焼きチキン。タレが濃いのでお弁当の作り置きにぴったりです。
醤油・みりん・酒・砂糖は、2:2:2:1の割合ですが、好みに合わせて醤油や砂糖の量を増減してくださいね。
鶏肉を均等の厚さになるように切込みを入れて広げたら、片栗粉を薄くまぶしましょう。
少し多めの油で皮目から焼き、返して全体に火が通ったら、あらかじめ混ぜておいた照り焼きソースを絡めて煮詰めたら完成です。
丼にしたりサンドイッチの具にしたりチャーハンにしたり……と、アレンジの幅も広いですよ。
酸っぱ煮
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酢で煮込むので身もやわらかく骨離れも良い鶏の酸っぱ煮。酸味のおかげで長持ちするのでお弁当の作り置きにおすすめです。
モモ肉でも手羽先のような骨付き肉でもOK。
醤油・酢・酒・みりんが50cc、砂糖は大さじ3杯、水100cc。好みに合わせて酢を増やすなどしてアレンジしてくださいね。
卵と合わせても良いですし、大根などの根菜類も合いますよ!
トマト煮込み
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彩りも栄養もバッチリな鶏のトマト煮込み。
玉ねぎだけでも十分に美味しいですが、ズッキーニやナス、パプリカなどを入れればより豪華に!
オリーブオイルににんにくを入れて鶏肉を焼き、市販のカットトマト缶にコンソメ、塩コショウで煮込むだけで簡単に作れてしまいます。
コクを出したい場合は、ケチャップとソースと赤ワインを入れて作るデミグラス風ソースを足してみましょう。
ミートボールや魚でも美味しく作れますよ。
お弁当の作り置き【ミンチ・挽き肉編】
手頃な値段で買えるミンチ肉は節約弁当の強い味方。ミンチでも美味しくなるお弁当の作り置きレシピをご紹介します。
そぼろ
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そぼろは簡単に作れるうえに日持ちするので、お弁当の作り置きとして定番のおかずです。
ミンチ肉を炒めたら余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、醤油・酒・みりん大さじ1杯、砂糖大さじ1杯で煮詰めるだけ。
しょうがやにんにくはお好みで入れてくださいね。いつもの甘辛醤油味に飽きたらカレー味などにも味変しましょう。
ココナッツオイルでミンチ肉を炒めてスイートチリソース味やナンプラー味などとエスニック風味も美味しくておすすめですよ。
ハンバーグをアレンジ
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トマト味・照り焼き味・ポン酢味・ソースとケチャップと赤ワインでデミグラス風など、ソース次第で毎日変化させることができます。
ほかにもピーマンの肉詰め、ナスやれんこん、しいたけの挟み焼きなどにアレンジしてもOKです。
野菜に片栗粉をまぶしてハンバーグのタネが焼いている最中に離れないようにしましょう。
つくね
照りが食欲をそそりますね!定番の甘辛いタレに絡めたつくねも美味しいですが、甘酢あんや黒酢あんに変えてタルタルソースを乗せてチキン南蛮風にも◎
ハンバーグのように照り焼きソースやトマトソースなどで煮込んでも美味しいですよ。
タネ自体は、シソ・チーズ・ごまなどを混ぜてアレンジすることも可能です。
歯ごたえを出したいときは軟骨・れんこん・インゲン・きくらげなどを入れるのもおすすめですよ。
お弁当の作り置き【魚編】
お弁当は毎日作るものなので、冷凍などいつでも手に入る魚を使ったお弁当作り置きレシピをご紹介します。
青魚のかば焼き
甘いタレで味付けされた魚ってご飯も進んでお弁当にぴったりですよね。
サバ・アジ・イワシ・サンマなどは旬でなくても冷凍で入手しやすいので、お弁当に使いやすいお魚です。
- みりん……大さじ3杯
- 醤油・酒……大さじ2杯
- 砂糖……大さじ1杯
- しょうが少々
甘ければみりんや砂糖を減らして加減してくださいね。
生臭さも気にならず、甘辛ダレのおかげで魚嫌いの子どもでも美味しく食べられる作り置きレシピです。
鮭の南蛮漬け・マリネ
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サーモンピンクが映える鮭はお弁当の彩りにもってこいの食材。
シンプルに鮭の塩焼きでも美味しいのですが、マリネにしてより長持ちさせましょう。
マリネ液は、市販のすし酢を使えば簡単です。
鮭に塩コショウで下味をつけたら、小麦粉を漬けて揚げるか多めの油で揚げ焼きしましょう。
熱いうちにすし酢に漬け、冷蔵庫で1晩寝かせたら完成です。
彩りが欲しい場合は、玉ねぎやにんじんのほかにパプリカなどの野菜も一緒に漬けておきましょう。
タラの香味野菜あんかけ
白身魚を代表するタラを使ったお弁当にぴったりな作り置きレシピ。たんぱくなタラと濃いめのタレが食欲をそそります。
- 酢……大さじ2杯
- 醤油・みりん……大さじ1杯
- 砂糖……大さじ半分
上記のタレをあらかじめ混ぜておきましょう。
タラは塩を振って置き、余分な水気をキッチンペーパーで拭いたら片栗粉をつけて油で揚げます。
ネギ・しょうが・にんにく少々を油で炒めて香りを出したら、揚げたタラと調味タレを入れて絡めましょう。
水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。
タラをほかの魚に変えることもできますし、お肉でもOKです。シソは切って放置すると変色するので、盛り付ける日に切ってからお弁当に入れましょう。
エビチリ
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エビのお弁当のおかずといえばエビフライですが、エビチリは日持ちするのでお弁当の作り置きにおすすめですよ。
ケチャップやチューブのしょうがなどがあれば、簡単に美味しいエビチリが作れます。
- 長ネギみじん切り……1/2本
- しょうが……大さじ1杯
- にんにく……小さじ1杯
- ケチャップ……大さじ2杯
- ガラスープの素……小さじ1/2杯
- 豆板醤またはラー油をお好みで
- 水溶き片栗粉……片栗粉小さじ1杯に水100cc
殻をむいて背ワタを取ったエビに、塩と酒を軽く振り下味をつけたら片栗粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きして一旦取り出します。
ごま油でしょうがとにんにくと長ネギを入れて香りが出たらエビを入れ、ケチャップから豆板醤までの調味料を入れてよく炒めましょう。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。鶏肉で鶏チリにしても良いですね!
みりん漬け
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買ってくることが多い保存食の魚のみりん漬けが、家でも簡単に作れてしまいます。
みりん大さじ2杯に醤油小さじ2杯を混ぜ、ジップロックなどに入れましょう。
骨を抜いた魚を入れたら空気を抜き、1晩漬けておくだけでみりん漬けができます。
漬けた状態で3日、そのまま冷凍保存することも可能です。
お弁当の作り置き【野菜・きのこ編】
野菜のおかずは栄養バランスが整ったお弁当に欠かせません。彩りの役割も果たす野菜の作り置きレシピをご紹介します。
色んな野菜が使えるナムル
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ナムルは簡単に作れるうえ、いろいろな野菜が使えるのでお弁当のおかずにぴったりです。
ほうれん草・にんじん・小松菜・きゅうり・大根やカブ・豆苗・もやし・キャベツ・水菜・カイワレなど、旬の野菜を使って作ることができます。
- ゴマ油と醤油とごまとにんにく少々
- ごま油と塩コショウに鶏ガラの素とごまとにんにく少々
といったレシピがあり、辛味を足したい場合はラー油を入れても美味しいですよ。
お弁当なのでにんにくを抜いてももちろんOKです。
きゅうりなど水気が多い野菜はあらかじめ塩もみして水分を取ってから、調味タレの塩分を引いて味付けしましょう。
やみつき○○
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野菜を調味料と和えるだけで病みつきになるほど美味しい副菜が完成します。
- ゴマ油・塩昆布・にんにく
- ゴマ油・レモン汁・塩コショウ・にんにく
- ゴマ油・鶏ガラの素・にんにく・醤油
- ゴマ油・ウェイパー・にんにく
など、ごま油が基本ですが、オリーブオイルに変えてもgood!いろいろな味に変えられます。
にんにくを入れた方が格段に美味しいのですが、お弁当なのでニオイが気になる場合は入れなくてもOKです。
キャベツだけでなく、きゅうり・大根・もやしなども合いますよ。
ラタトゥイユ
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夏野菜をトマトとハーブで煮込んだフランスの郷土料理で、ほったらかしで作れる簡単レシピです。
オムレツのソース代わりに入れられて、彩りもアップするのでお弁当にぴったり!作り置きもOKです。
ナス・ズッキーニ・玉ねぎ・パプリカなどをオリーブオイルとにんにく少々で炒め、トマト缶とハーブを入れてコトコト煮込みます。
ハーブはトマト料理に合うバジル・オレガノ・タイムがおすすめです。
鶏肉やミートボールと合わせて煮込むとボリューミーなおかずに大変身。ペンネなどのパスタと合わせてお弁当に沿えるのもおすすめです。
彩りピクルス
箸休めになるピクルスもお弁当の作り置きにおすすめ。
すし酢で漬けるのが簡単ですが、イタリアン風にしたい方は白ワインビネガーを使ってマリネ液を作りましょう。
- 酢……100cc
- 白ワインビネガー……100cc
- 水……150cc
- 砂糖……100g
- 塩……大さじ半分
- ローリエ……1枚
- あればタイム……1本
- 唐辛子……お好みで半分~1本
ピクルス液は沸騰させてそのまま5分ほど火にかけ、清潔な密閉容器に入れて冷まします。
生で食べにくい野菜はボイルしてから、そのまま食べられる野菜は直接ピクルス液に入れて浸け込みます。
パプリカ・きゅうり・にんじん・玉ねぎ・プチトマト・ブロッコリー・カリフラワー・ズッキーニ・セロリ・みょうが・大根やカブなど、カラフル野菜がおすすめです。
肉じゃが
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和なお弁当に欠かせないのが肉じゃが。ほっこりしたお弁当で美味しそうですね!
コトコト煮込んで冷まし、たっぷり煮汁を染み込ませればお弁当に入れてもびしゃびしゃになりません。
お肉は牛肉・豚肉・鶏肉・ミンチ何でもOK。ツナ缶など魚も使えます。
- 2倍濃縮めんつゆ……150ml
- 水……200ml
- 砂糖……大さじ2杯
油で肉を炒めたら水を入れ、野菜を入れて沸騰したら砂糖を入れて弱火で煮込みます。
野菜に火が通ったらめんつゆを入れて弱火のまま20分ほど煮込みましょう。
煮汁を味見して良ければそのまま冷まし、味を染み込ませれば完成です。
先に塩気のある調味料を加えてしまうと砂糖の味が付きにくくなるので、砂糖を先に入れて煮込むのが美味しく作るポイントです。
味付けもおなじみの醤油味だけでなく塩味でも作れるので、いろいろな種類の肉じゃがを楽しめますよ。
ポテサラ
お弁当の定番サラダといえばポテサラ。入っているとホッとしますよね。
そんなポテサラですが、お弁当の作り置きとして作る場合は、酢を少し入れること、腐食の原因になるきゅうりを入れないことで、ふつうのポテサラよりも日持ちするようになります。
じゃがいもが冷めたら酢を少々入れて混ぜましょう。その後はふつうにマヨネーズや塩コショウ、砂糖などで味付けするだけです。
お酢を入れる場合は、マスタードも入れると美味しくなりますよ。
ハム以外にも、ウインナー・魚肉ソーセージ・ツナ・明太などに変えても美味しいのが魅力ですよね。
煮びたし
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煮汁たっぷりの煮びたしもお弁当にぴったりの作り置きおかずです。
ナスの煮びたしの場合は、ナスを多めの油で焼いてから調味料を入れてサッと煮て、そのまま冷まして作ります。
めんつゆとおろししょうがで簡単に作れますよ。
ほかにも、小松菜・にんじん・油揚げを白だしで煮びたしにしたりと、いろいろな野菜でアレンジすることができます。
さつまいものレモン煮
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お弁当に少し入っているとうれしいさつまいものレモン煮。
おやつ感覚で食べられ食物繊維も豊富なので、お腹も心も満たされます。
- 水……200ml
- 砂糖……大さじ2杯
- レモン……小さじ2杯分
さつまいもを上記の砂糖水を入れて煮立たせ、落とし蓋をして弱火で20分ほど煮込むだけ。
アクセントにレーズンを入れてもオシャレな感じになりますよ。
かぼちゃの煮物
肉じゃがと同様に和のおかずとして人気なのがかぼちゃの煮物。オレンジと皮の緑色がお弁当に彩りを添えます。
作り置きはほかにもいろいろ作るので、煮物は簡単にめんつゆで作ってしまいましょう。
- 3倍濃縮めんつゆ……大さじ1杯
- 砂糖……大さじ1杯
- 水……200ml
かぼちゃと水と砂糖を入れて煮立たせたら、めんつゆを入れて落とし蓋をして弱火で10分ほど煮込むだけで完成です。
飽きたら、かぼちゃコロッケ・パンプキンスープ・かぼちゃのサラダなどにアレンジできますよ。
にんじんグラッセ
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にんじんのグラッセも型抜きして入れると、とっても可愛いお弁当になりますね!
- 水……にんじんがかぶるくらいの量
- 砂糖……20~30g
- バター……20~30g
- 塩コショウ……味を見ながら少々
要するに甘いバター味のにんじんにすれば良いので、適当に煮込みながら味付けしても美味しくできますよ。
水気がなくなるまで鍋をゆすりながら煮込んでくださいね。
きのこミックスの炒めもの
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食物繊維や乾燥させたものには特にビタミンDが豊富に含まれているきのこ類。
ヘルシー食材なのでダイエットや健康のために積極的に摂りたい食材なので、お弁当に入れられるとうれしいですよね。
数種類のきのこを買ってきたらほぐして冷凍保存すると、うま味や栄養がアップし、使い勝手も良くなるのでおすすめです。
お弁当に作り置きとして使うときは、各種ドレッシングで炒めるだけで簡単に作れますよ。
お弁当の作り置き【卵編】
お弁当の彩りやたんぱく質の食材として欠かせない卵を使った作り置きレシピをご紹介します。
玉子焼き
定番の玉子焼きですが、毎日同じ黄色い玉子焼きを入れるのも気が引けますよね。
そんなときは、玉子焼きに具を入れて作ってみましょう。
シソの葉や海苔を一緒に巻いたり、さまざまな具を一緒に混ぜて焼くのもおすすめです。
お弁当の作り置きには、明太子のような具材は向きません。日持ちするような具材を入れるようにしましょう。
煮卵
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半熟卵をお弁当に持っていける季節におすすめなのが煮卵。
豚肉の作り置きでご紹介したチャーシューを作るとき、ついでに漬け込んで作るのがおすすめですが、めんつゆでも簡単に作れます。
沸騰したお湯に卵を入れて中火で6分卵を茹でましょう。冷水にとって冷めたら皮をむき、2倍濃縮のめんつゆに半日ほど漬ければ完成です。
2日目以降のお弁当に入れる卵はしっかり火を通してからめんつゆに漬け込んでくださいね。
酢を入れれば日持ちもしますし、さっぱりとした味になって美味しいですよ。
野菜たっぷりスパニッシュオムレツ
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具だくさんなスパニッシュオムレツは満足感があり、彩りも完ペキです。黄色とケチャップの赤が食欲をそそりますね!
ほうれん草・トマト・たまねぎ・ツナやウインナーなど・じゃがいもというように、いろいろな野菜やたんぱく質を入れてアレンジができます。
ご紹介したラタトゥイユをソース代わりに沿えてもオシャレなお弁当になりますよ。
お弁当の作り置き【練り物編】
ちくわや魚肉ソーセージなどの練り物もお弁当のおかずにぴったり。そんな練り物の作り置きレシピをご紹介します。
ちくわの照り焼きごま和え
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磯部揚げも美味しいのですが、照り焼きソースで簡単に炒めてごまを和えるだけの簡単レシピ。味を濃くして日持ちさせましょう。
ピーマンや小松菜、春菊などと炒めると野菜も同時に摂れます。お弁当だけでなく、おつまみにもなる美味しいレシピです。
魚肉ソーセージのカレーフライ
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フライの要領で小麦粉にカレー粉を混ぜたもの、溶き卵、パン粉をつけて揚げるだけ。
魚肉ソーセージには味が付いているので味付け不要。火も通っているので、パン粉が色付けば良いので温度管理もラクラクです。
冷めたら冷凍保存も可能。チーズを挟んで揚げても美味しいですよ。
かまぼこと青菜の炒め物
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かまぼこのピンクと白の色味を損なわずに、彩り良いお弁当にしたいですよね。
ピーマンとかまぼこの色合いがキレイで、酒・醤油・みりん・おかかで炒めたとても美味しそうなおかずです。
かまぼこはいろいろな野菜に合うので、小松菜や青梗菜、ニラ、ほうれん草などの青菜と炒めれば、かまぼこの色味を活かしながら野菜も取れるお弁当のおかずになりますよ。
家にある野菜で作れるお弁当の作り置きです。
お弁当の作り置き【缶詰編】
下処理不要な缶詰はお弁当づくりに便利ですよね。時間をかけずにちゃっちゃと作ってしまいましょう!
ツナ缶×野菜
野菜の水分を抜いてからごま和えやマヨネーズなどと和えて定番のサラダにするのも良いのですが、炒めると水分を飛ばすことができるのでお弁当の作り置きにぴったり。
ピーマンや小松菜、ほうれん草、キャベツ、ニラ、春菊、青梗菜、たまねぎ、にんじんなど冷蔵庫にある野菜と合わせるだけで簡単に作り置きができてしまいます。
ツナ缶は、卵と炒めたり玉子焼きの具としても使えるので、ストックしておくと便利ですね。
サバ缶×大根
サバやイワシなどの味噌煮や醤油煮の缶詰があれば、大根と合わせて煮物が作れてしまいます。
大根を茹でて串がスーッと入るようになったら缶詰の汁ごと入れて煮込み、そのまま冷まして味を入れるだけ。
ほかにも、厚揚げ豆腐やナスと一緒に煮ても美味しいおかずになりますよ。
焼き鳥缶の野菜炒め
卵と合わせることが多い焼き鳥缶ですが、お弁当の作り置きとして日持ちさせるには野菜と炒めましょう。
ナスやピーマン、にんじんなどと炒めれば彩り良い作り置きおかずに大変身します。
タレごと入れれば味付け不要。ブロッコリーも美味しそうですね!唐辛子の赤い色が辛味と彩りの良いアクセントになっています。
お弁当の作り置き【乾物編】
春雨や海藻、切り干し大根などは、買ったはいいけれどなかなか出番がない、というご家庭も多いと思います。
そんな乾物を使ったお弁当の作り置きレシピがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
春雨サラダ
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水っぽくなりがちな春雨サラダですが、こちらのレシピは水っぽくならず、冷蔵保存しても固くなりにくいという作り置きレシピなのでお弁当にぴったりです。
作り方もレンジでチンして切った材料や調味料と混ぜるだけなので簡単です。
日が経つにつれてきゅうりから出る水分が気になる場合は、きゅうりに塩を振ってしばらく置き、水ですすいでよく絞って入れると水分が出にくくなりますよ。
チャプチェ
春雨は箸休め的な存在になりがちですが、チャプチェならお肉も野菜もたっぷり入った甘辛いおかずなので、ご飯がすすむ一品になります。
牛肉下味用
- 醤油……大さじ1杯
- 砂糖……小さじ2杯
- ゴマ油……小さじ1杯
- にんにく……少々
春雨の調味ダレ
- 醤油……大さじ3杯
- みりん……大さじ2杯
- 砂糖……大さじ1杯
- 塩……少々
春雨を5~6分茹でて戻している間に牛肉に下味をつける。ごま油で野菜を炒め、塩で味付けしてボウルに入れておく。
次に牛肉を炒めてボウルに入れる。最後に春雨を調味ダレで汁気がなくなるまで炒め、ボウルに入れて混ぜ合わせて完成です。
別々に炒めることで野菜の彩りや歯ごたえを損なわずに美味しく作ることができます。春雨の代わりにヘルシーなしらたきを使ってもgood◎
切り干し大根のカレー炒め
切り干し大根といえば、にんじんや揚げと一緒に甘く煮たものが有名ですが、お湯で戻してごまドレで和え、野菜と合わせてサラダにしたりすることもできます。
さらに驚きなのがカレーで味付けするという作り置きレシピ!切り干し大根=和食だと思っていたので固定観念を覆されますね。
カレー味なのでお子さまも大好き。汁気がないのでお弁当の作り置きにもってこいです。
ほかにもピーマンやウインナーなどとケチャップで炒めてナポリタン風にしても、美味しくヘルシーで日持ちもしますよ。
ひじきの煮物
定番のひじきの煮物ですが、大豆をミックスビーンズに変えてカラフルにしたり、煮物を玉子焼きに混ぜたり、マヨネーズと和えてサラダにできるなどバリエーション豊富な食材です。
こちらのレシピはひき肉と合わせた作り置きおかず。たんぱく質と合わせることでメインのおかずにもなりますね!
お弁当のおかずにおすすめな冷凍食品は下記記事にまとました。
(関連記事:お弁当にコスパのいい冷凍食品おすすめ18選!)
お弁当の作り置きのコツ
お弁当の作り置きにはちょっとしたコツがあります。
必要な調味料とあると便利な調味料や、冷蔵庫にあるもので作れるよう作り置きの基本的なことをマスターしていきましょう!
調味料を揃える
必要な調味料は基本の酒・塩・酢・醤油・味噌・砂糖・みりん。それからソース・ケチャップ・マヨネーズ・ポン酢・めんつゆ・白だし。
さらにオイスターソースやチリソース・甜麺醤など海外の調味料もあると良いですね。
ほかには、ココナッツオイル・オリーブオイル・ごま油。チューブタイプですぐに使えるしょうが・にんにく・柚子胡椒・梅・マスタードも便利です。
あとは、ドレッシングもさまざまな調味料が混ざっているので炒め物や和え物に使えますよ。
食料の在庫をチェック
まずは家にある食材の在庫チェックを行います。
冷凍保存できるものは冷凍し、野菜など早く使った方が良いものは使ってしまいましょう。
そのうえで1週間分の作り置きレシピを考え、足りない食材は買って補充します。
栄養バランスや彩り、味付けを考える
何を作るか考えたら、栄養バランスや彩り、味付けなどを考えてメニューを組み立てましょう。
同じ食材ばかりになっていないか、野菜も適度に入っているか、味付けが単調ではないか、など考慮して作っていきます。
あとは、茹でたり煮たりなどほったらかしでできる調理と同時に、目が離せない炒め物を行う、など効率よく調理工程を考えて取り組むと、短時間で数種類のおかずを作ることができますよ。
日持ちするよう調理する
お弁当は火を通したものを入れる、温かいものは冷めてから入れるという基本的なこと以外に、下記のポイントを覚えておきましょう。
- 水分をできるだけなくす
- 味付けを濃くする
- お酢を使う
水分が多い野菜は塩で余分な水を抜いてから入れると良いですね。
塩分や糖度が多いおかずは水分が少なくなるため傷みにくくなるのでしっかりと味付けしましょう。お酢には殺菌効果があるので食べ物が腐りにくくなります。
アルミ製のお弁当箱には使えませんが、お酢でお弁当箱をあらかじめ拭いておくだけでも食中毒対策になりますよ。
キッチンや容器は清潔に
雑菌の繁殖を防ぐために、アルコール除菌スプレーなどでキッチンや容器を消毒して清潔に保ちましょう。
アルコールがない場合、容器の耐熱温度を確認したうえで大きな鍋などに入れ、煮沸消毒すれば容器を殺菌できます。
水を容器に少量入れてレンジで温め、蒸気で殺菌するという方法でもOKです。塩素系漂白剤に漬け込む方法もしっかり殺菌できますよ。
保存容器の消毒方法は下記記事をご覧ください。
(関連記事:保存容器の消毒方法はこの3つ。簡単・今すぐ始められる)
まとめ
お弁当の作り置きレシピやアレンジレシピを素材別にご紹介しました。
冷蔵庫の在庫を見て、残っている素材で当ページを検索すればヒントになるはずなので、ぜひお役立てくださいね!
作り置きは腐るのではないか、短時間で数種類のおかずを作るのは大変ではないか、とハードルが高いように感じます。
しかし、ご紹介した作り置きのコツを知っておけば、作り置きがグンと楽になってお弁当づくりの時間が楽しくなるはず。
栄養バランスも彩りも良いので、ぜひお弁当の作り置きの参考にしてくださいね!
お弁当の作り置きにおすすめの保存容器は下記記事をご覧ください。
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