お風呂掃除の道具は何が必要なの?
いろいろあるけどどれがおすすめ?
収納の仕方、置き場所に困る…
汚れはいろいろな種類があるので、それに合わせてお風呂掃除の道具も使い分ける必要があります。
ここでは、【これがあればお風呂掃除に困らない】をテーマにお風呂掃除に必要な道具を紹介していきます。
天井からバスタブ、排水溝までキレイに汚れを落とすことができますよ^^
またあると便利なおすすめお風呂掃除グッズや困りがちなお風呂掃除道具の収納法もあわせて紹介していますので、どうぞ参考にしてくださいね。
お風呂掃除に使う道具の最強布陣はこれだ
お風呂場は、"性質"の異なる汚れが多く、汚れに合わせた掃除道具を使わないとキレイできません。
たとえば、水垢や石鹸カスの混じった汚れはアルカリ性のため、反対の性質を持つ酸性洗剤が必要です。
皮脂やヌメリ汚れは酸性のため、アルカリ性洗剤じゃないと落ちづらいです。
つまり、お風呂をキレイに掃除できるかは【道具】がカギを握っているといっても過言ではありません!
ここでは、「これさえあればお風呂の汚れは落とせる!」というお風呂掃除道具の最強ラインナップを紹介します。
お風呂掃除に必要な道具
浴室用中性洗剤
アルカリ性洗剤
塩素系漂白剤(カビ取り剤)
重曹
クエン酸
バスブラシ
歯ブラシ
スポンジ
クイックルワイパー
キッチンペーパー
ラップ
ダイヤモンドパッド
水切りワイパー
上記の道具を揃えておけば、普段のお風呂掃除の際に落とせない汚れはほぼないです。
特別な洗剤や漂白剤などを除けば、ダイソーやセリアなどの100均でも手に入るものばかりなので、足りないものがあれば揃えておきましょうね。
洗剤は汚れに合った使い分けが必要
お風呂掃除の道具の中で特にきっちり揃えておきたいのは洗剤です。
汚れに合わせて洗剤を使い分ける必要があるため、下記の洗剤は用意しておきましょう。
洗剤
浴室用中性洗剤
塩素系漂白剤
アルカリ性洗剤
基本的には、浴室用中性洗剤を使って、浴槽や浴室の壁、床など全体を掃除していきます。
落ちにくい水垢や石鹸カス、皮脂・ヌメリ汚れ、カビなどには、それぞれの汚れに効果的な洗剤を使います。
またカビ掃除に使う際の塩素系漂白剤は電動タイプのカビキラーがおすすめです。
レバーを引き続けると自動で液剤が噴射されるので、腕が疲れません^^
(関連記事:お風呂掃除洗剤のおすすめ10選!買って失敗しない選び方)
クイックルワイパーは天井の掃除に使う
お風呂の天井の掃除には、クイックルワイパーを使って掃除をしていきましょう。
キッチンペーパーに中性洗剤などを塗布し、天井を拭いていくだけです。
洗剤が残らないよう水だけで湿らせたキッチンペーパーで水拭きしてください。
色んな汚れが混じった排水溝などは重曹とクエン酸を使う
お風呂の排水溝は垢やシャンプーなどのいろいろな汚れが混じっているので、重曹とクエン酸の併用が効果的です。
排水溝とその周りに重曹を振りかけ、その上からクエン酸をかけると発泡が始まり汚れを落としたり、落としやすくなります。
その後、歯ブラシやスポンジなどでこすり洗いしていくと簡単にキレイにできます。
排水溝の掃除方法は下記の記事にまとめていますので、参考にしてください。
(関連記事:お風呂の排水溝のつまりに重曹とクエン酸を使おう!)
蛇口や小物類などの水垢、石鹸カスにクエン酸パック
中性洗剤だけだと蛇口やシャワーヘッド、お風呂の椅子などについた水垢、石鹸カスが落ちないことありますよね。
そんなときはクエン酸水をたっぷり湿らせたキッチンペーパーにラップをする「クエン酸パック」がおすすめです。
※ティッシュだと薄すぎて水垢が取れないので、厚手のキッチンペーパーを使ってくださいね。
クエン酸パックの水垢掃除については下記記事にまとめました。
(関連記事:お風呂の水垢をクエン酸で落としてみた!)
頑固な汚れはダイヤモンドパッドを使う
蛇口やシャワーヘッド、鏡などの水垢、石鹸カスなどの汚れは、クエン酸パックをしても落ち切らない場合があります。
そのときは、ダイヤモンドパッドでこすり落としていきましょう。
クエン酸パックの後でダイヤモンドパッドを使うと、こびりついた頑固な汚れをスムーズに落とすことができます。
ただし鏡に使う際は、力を入れすぎると傷がつく可能性があるので、力加減に注意してくださいね。
浴室内の水滴は水切りワイパーで取り除く
お風呂掃除が終わった後はもちろん、毎日の入浴後に浴室内に水滴が残っているとカビが生える原因になります。
そこで水切りワイパーを使って水滴を残さず取り除いていきましょう。
水切りワイパーの代用としてはお風呂上がりに体を拭いたバスタオルを使ってもいいと思います。
しっかりと水気を取り除けば、カビが生えにくく繁殖しない環境になります。
換気は忘れずに行う
お風呂掃除の道具ではないですが、絶対に忘れてはいけないことが換気です。
浴室に水滴や湿気などを残すと、カビの繁殖が早いため、換気を徹底する必要があります。
換気扇をつけることはもちろんですが、24時間機能があればそちらもつけてください。
また窓がある場合も入浴後は開けておきましょう。
お風呂のカビを防ぐ方法は下記記事にまとめました!
(関連記事:お風呂のカビ防止おすすめ7選!カビが生えない方法)
あると便利なお風呂掃除グッズおすすめ5選!
お風呂掃除の基本的な道具に加えて、あると便利なおすすめ掃除グッズを紹介していきます。
柄付きブラシ、スポンジ
普通のスポンジだと必要以上に姿勢をかがめたりしますが、柄付きスポンジなら比較的楽に掃除ができます。
浴室の壁や床、浴槽内などにも使えます。また穴付きタイプを選べば、吊るして収納もしやすいです。
茂木和哉
頑固な水垢を落とすなら茂木和哉がおすすめです。
クエン酸パックだと放置時間が必要ですが、茂木和哉ならこすり洗いして水で流せすだけ。
お風呂の水垢以外にも、鍋の焦げ付きやキッチンのシンク汚れにも使えます。
(関連記事:茂木和哉の使い方。実際にシンク掃除をしてみた)
カビ取りジェル
壁やドアのゴムパッキン部分のカビ取りにはジェルタイプが効果的です。
カビキラーだとどうしても液が垂れがちですが、ジェルタイプならその場に留まってしっかりとカビにアプローチします。
(関連記事:ゴムパッキンのカビの取り方。取れないときの対処法とは?)
ヘアキャッチャー
お風呂の排水溝は髪の毛やゴミなどを取り除くことが結構大変ですよね。
ヘアキャッチャーをセットしておくと、絡まることなく髪の毛が丸まった状態になるのでゴミ捨ても楽です。
バススリッパ
バススリッパを履くことで、足を濡らさずに掃除ができることはもちろん、滑って転倒したりすることも防げます。
(洗剤を使うと滑りやすくなるので注意)
また寒い季節になると素足でお風呂掃除は結構辛いので、バススリッパを履くことをおすすめします。
お風呂掃除の道具は「吊るして収納」がおすすめ!
お風呂掃除の道具の収納や置き場所について困っている方も多いですよね。
床の上やラックなどの棚に置いておくと、触れている部分がヌルヌルしたりと不衛生です。
(余計な汚れを増やすだけ…。)
そこで、お風呂掃除道具は「吊るして収納」がおすすめです。
洗剤やスポンジ、ブラシ、水切りワイパーなどはタオル掛けのようなステンレスバーに吊るして収納しましょう。
塩素系洗剤など毎日使用しない洗剤は、長い間お風呂に置いておくと劣化するので、洗面所などに収納するのがベスト。
吊り下げにくいものは紐やS字フックを上手に活用してもいいですね。
また風呂桶なども物干し竿やつっぱり棒を利用して、床に置かないように収納するのがポイントです。
(関連記事:お風呂に掃除道具を置きたくない人へ!おしゃれな収納アイデアや便利グッズ)
お風呂掃除を少しでも楽にするコツ
お風呂掃除を少しでも楽にしたい、汚れをひどくさせたくない、という場合は、汚れにくい環境づくりを重視しましょう。
たとえばお風呂上がりに
- 熱いシャワーで浴室内を流す
- 水気を拭き取る
- 換気扇はつけっぱなし
などです。
上記3点を毎日徹底するだけでも、お風呂の汚れ・カビの予防になりますし、何よりお風呂掃除が楽になります(参考:お風呂掃除の頻度は毎日が理想?入浴後にできる簡単掃除法)。
ただしお風呂は先ほども書いた通り、実にいろいろな汚れでいっぱいです。
そのため赤ちゃんや高齢者の方がいるご家庭だと注意したいところ。
週に1度はしっかり目に手入れしてあげてくださいね。下記の記事でお風呂の掃除方法をまとめています。
(関連記事:お風呂掃除のやり方。順番を意識し効率よくキレイにしよう)
まとめ
お風呂掃除は道具や洗剤を上手く使い分けることで、キレイな浴室を保つことができます。
繁殖した菌を広げることになるので、お風呂掃除の道具、特にスポンジはこまめに交換しましょう。
別ページの「お風呂掃除のやり方」、「お風呂掃除の頻度」についてもぜひ参考にしてみてくださいね。
ちょっとした工夫で、お風呂掃除がラクになることも分かりました。
ぜひ本記事を参考にして、毎日気持ちの良いお風呂でリラックスしてくださいね!