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【比較】カビキラーとカビハイターの違いは?成分・カビへの効果・使いやすさを徹底検証!

カビキラーとカビハイターの違い

 

お風呂のカビ取り洗剤を買おうとドラッグストアに行くと、ほぼ必ずカビキラーとカビハイターが並んでますよね。

が、違いがわからずどっちを買えばいいのかわからないと迷った経験ありませんか。私はあります(^^;

ここでは、カビキラーとカビハイターを実際に使ってみてわかった両製品の違いを紹介していきます。

結論から言うと、カビキラーとカビハイターはほぼ同成分で、効果や使いやすさなどに大きな違いはありません!

カビキラーとカビハイターの効果的な使い方も紹介していくのでぜひ参考にしてくださいね!

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カビキラーとカビハイターの違い【6項目を比較】

 

カビキラーとカビハイターのパッケージを見ても同じような成分、使い方ですが、ホームページなどもチェックして違いはないか比較してみました。

成分・効果口コミ・使い方・価格・注意点・使いやすさの6項目の違いを検証したので参考にしてくださいね。

参考サイト
カビキラー
カビハイター

 

成分を比較

成分を比較

 

まずは、カビキラーとカビハイターの両ホームページに記載されている成分とその役割について違いを比較してみましょう。

成分 カビキラー カビハイター
溶剤
酸化剤 次亜塩素酸塩 次亜塩素酸塩
安定化剤 安定化剤と表記 キシレンスルホン酸ナトリウム
アルカリ剤 水酸化ナトリウム 水酸化ナトリウム
界面活性剤 アルキルアミンオキシド
アルキルスルホン酸ナトリウム
アルキル硫酸エステルナトリウム
アルキルアミンオキシド
純石けん分(脂肪酸ナトリウム)
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
泡調整剤 --- ポリエチレングリコール硫酸エステルナトリウム
香料

カビキラーもカビハイターも、パッケージでは『次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム(0.5%)、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、安定化剤』と表記されており、くわしい成分を見ても使用されているものは同じようなものでした。

唯一の違いは、カビハイターには泡調整剤としてポリエチレングリコール硫酸エステルナトリウムが入っていること。

使用時にどのような違いがあるのかは、以下の使いやすさの比較をご覧ください。

 

カビへの効果の口コミ比較

カビキラーもカビハイターも使いましたが、どちらもカビへの効果を実感できました。ほかのご家庭ではどのような感想を持ったかSNSで口コミを調べてみました。

 

カビキラーの口コミ

 

カビハイターの口コミ

 

口コミまとめ

カビキラーもカビハイターも、同じようにカビへの効果を実感している人が多数いました。

カビハイターを手にしながらカビキラーの効果を実感している方も。確かに効果も使用感も同じなので、使っていてどちらか分からなくなるときがありますよね。

 

使い方の比較

使い方の比較

 

カビキラーとカビハイターの使い方の違いをみていきましょう。

  カビキラー カビハイター
用途 浴室内の壁やタイル/目地/マット/小物類/シャワーカーテン/扉等のゴムパッキン等 浴室の壁やタイル/目地/浴室のマット/小物類/扉等のゴムパッキン

使う場所はどちらも同じで、浴室内のあらゆるところに発生したカビに使用するとのことです。

カビキラー カビハイター
使い方 1.ノズルの「出」を、きちんと黄色部品中央の溝に合わせます。
※顔に向けて操作しないでください。
2.カビ汚れから約15cm 離して直接スプレー。
※目線より上にはスプレーしないでください。
壁や天井など、高い所に使うときは、柄つきのスポンジなどに液をつけて塗る。
3.数分後、水でよく洗い流す。
※ひどいカビ汚れには、数十分置くと効果的です。
4.使用後は、ノズルの「止」を黄色部品中央の溝に合わせ、冷暗所に立てて保管。 
1.ノズル先端部の「出」をきちんと▲印にあわせる。
※この時、顔に向けない。
2.約10cm離してカビ汚れにスプレー。
※目より上には絶対スプレーしない。天井等目より上に使う時は、液を雑巾等につけて塗りつける。
3.約5分置いた後よく水洗いする。
※しつこい汚れには15分〜30分程度おくと効果的。
4.使用後はノズル先端部の「止」をきちんと▲印にあわせる。
※作業後は必ず手を洗う。

どちらもほぼ使い方も同じ。カビキラーがカビ汚れから15cm離してスプレーするのに対し、カビハイターが10cm離してスプレーする程度の違いでした。

 

価格を比較

価格の比較

 

価格は、私が買い物に行ったドラッグストアでは、

カビキラーが400gで284円(税込)
カビハイターが400mlで251円(税込)

と33円カビハイターが安く販売されていました。

価格も大きな違いはありませんでしたが、量も成分もほぼ同じなら安い方を買ってしまいますね。

 

使用時の注意点の違い

注意点の違い

 

カビキラーとカビハイターの使用上の注意を、パッケージよりもくわしく掲載しているホームページを参考にご紹介します。

カビキラー カビハイター
使用上の注意 ・体調がすぐれない方や、心臓病・呼吸器患等の方は絶対に使わない。
・換気扇を回す、窓や戸を開ける等必ず換気する 。(2ヶ所以上開けると効果的)
・ゴム手袋、マスク、保護眼鏡・ゴーグル等を着用する。
・作業後は必ず手を洗い、その後、顔、目も洗う。
・液が目にはいらないように注意する。
・1度に大量に使ったり、長時間連続して使わない。
・入浴中には絶対に使用しない。
・必ず単独で使用。酸性タイプの製品や食酢、アルコール、アンモニア等と混ざると有害なガスが発生して危険。
・他の容器に移して使わない。
・用途外に使わない。
・認知症の方などの誤飲を防ぐため、置き場所に注意する。
・液が目に入らないよう注意する。
・液が皮ふや衣類につかないよう注意する。
・1度に大量に使ったり、続けて長時間使わない。
・外国製タイルは変色することがあるので、必ず目立たない場所で試してから使う。
・浴槽にたれ落ちたままにしておくと変色することがあるので、すぐに水洗いする。
・衣類や敷物に液がつくと脱色するので注意する。
・必ず単独で使用する。酸性タイプの製品や食酢・アルコール等と混ざると有害なガスが発生して危険。
・直射日光を避け、高温の所に置かない。
倒して保管しない。
・破損を避けるため落とさない。

カビキラーもカビハイターどちらも注意点はほとんど同じです。

塩素系漂白剤なので、呼吸器系や体調に心配がある方は使わないこと、有害物質が発生しないよう単独で使用し身体や衣類に付かないように注意すること、長時間の使用は避けること、洗剤の保管や扱いについてなどが書かれています。

注意点を守り正しく使用してくださいね!

 

使いやすさを比較

使いやすさの比較

 

ここまでは、カビキラーとカビハイターに大きな違いはありませんでしたが、実際に使って比較してみると、これは使い分けると良いかもしれない!という結果になりました!

まずは、壁にカビキラーとカビハイターを1プッシュずつスプレーしてみました。

 

スプレーしてみた

 

カビキラーの方が、泡が早く垂れて、カビハイターの方も泡は垂れるけれどその場に留まりやすい感じでした。

カビキラーは泡が途切れ、カビハイターの方が泡がつながっています。

続いて床にスプレー。

 

泡の比較

 

カビキラーの方の泡はキメが荒く、、カビハイターはキメが細かくふんわり盛り上がっていました。

数十秒待ってみましたが、どちらも泡が広がることはありませんでした。

ゴムパッキンも比べてみましょう。

 

カビキラーの泡

 

カビキラーは、スプレーするとキメが荒い泡がすぐに垂れてきたものの、ゴムパッキン部分には少し留まっていました。

 

カビハイターの泡

 

カビハイターもスプレーすると、すぐに垂れてきましが、細かい泡が留まりゴムパッキンに密着しているようでした。

ですが、どちらももあまり違いはない印象です。続いてカビが生えやすいゴムホースもスプレーしてみました。

 

カビキラーの泡垂れ

 

カビキラーは、ゴムパッキン同様すぐに垂れてしまい、泡も途切れています。

 

カビハイターの泡垂れ

 

カビハイターもすぐに垂れてくるのですが、細かい泡が途切れることなくホースを包むように流れていきました。

どちらかと言えば、カビハイターの方が若干泡がしっかりしているので、その場に留まってしっかりカビに効いて欲しいところに効果的だなと実感。

逆にカビキラーは泡のキメが荒くだれやすいので、壁に広くカビがあるときに勝手に垂れてくれるのでラクだなと思いました。

 

【結果】大きな違いはない!

カビキラーとカビハイターどちらも大きな違いはありませんでしたが、選ぶとすればこの2つを意識して選んでみると良いでしょう。

  • ピンポイントにカビを撃退したいときはカビハイター
  • 広範囲にカビがあるときはカビキラー

 

カビキラーとカビハイターの効果を最大限に高める方法

カビキラーやカビハイターを使う時のポイント

 

カビキラーやカビハイターのカビ取り効果を最大限に高めるための上手な使い方を紹介します。

  • カビ以外の汚れはとる
  • 使う場所の壁・床の水気はとる
  • 吹き付けたら15~30分放置する
  • 片栗粉を混ぜたペースト状だとたれない

カビ汚れが気になる場所に皮脂汚れや石けんカスなどで汚れている場合は、お風呂用の中性洗剤かアルカリ性洗剤で落としておきましょう。

壁や床などが濡れていると除菌・漂白効果が減少するので、乾いてから使うようにしてくださいね!

しつこいカビには15~30分ほど置いてから流すのがおすすめです。洗剤が乾燥しないようラップでパックすると、より効果的にカビを落とすことができますよ!

ゴムパッキンやホースなど泡がたれやすいところのカビには、片栗粉を混ぜてペースト状にして使うと効果的(参考記事:ゴムパッキンのカビの取り方)。

カビキラー、またはカビハイターと片栗粉を1:1で混ぜてペースト状にして塗ったら、ラップで覆い10分放置しましょう。

片栗粉はお湯で固まる性質があるので、必ず水で洗い流してください。念のため、できるだけ片栗粉ペーストを取り除いて捨ててから残ったペーストを水で洗い流すと安心です。

(関連記事:カビキラーの効果的な使い方は?放置時間やラップを使う方法など徹底解説

 

カビの発生を防ぐ方法

カビの発生を防ぐ方法

 

カビが生えてしまったらカビキラーやカビハイターで簡単に落とすことができますが、カビが生えるということはカビの胞子がそこら中に舞っているということになります。

カビの胞子をたくさん吸い込むと、アレルギーを発症したり感染症や中毒を引き起こしたりする原因になるので、カビは発生させないことが大切です。

カビが発生するのは、

  • 湿度60%以上・温度20℃以上
  • カビのエサとなるホコリや汚れがある

この2大原因を断ち切ることでカビの発生を抑えられるので、換気とこまめな掃除を心がけ、カビの発生を抑えましょう。

(関連記事:お風呂のピンク汚れに効果的な掃除方法!放置するとカビに…

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カビキラー・カビハイターの応急処置

カビキラー・カビハイターの応急処置

 

万が一、カビキラーやカビハイターなどの塩素系漂白剤が目に入ったり皮膚に付いたり、飲み込んでしまったときなどの応急処置を覚えておきましょう。

 

目に入ったとき

すぐに流水で目を15分以上洗い流しましょう。放置すると失明するおそれがあるので、必ず直後に製品を持参して眼科医を受診してください。

 

皮膚に付いたとき

ヌメリ感がなくなるまで流水でしっかり洗い流しましょう。異常がある場合は製品を持参して皮膚科医を受診してください。

 

飲み込んだとき

吐かせず、コップ1~2杯の水、または牛乳を飲ませて、製品を持参して病院を受診してください。

 

目がしみる・咳き込む・気分が悪くなる

作業を中断してその場から離れ、洗眼・うがいなどをしてください。

 

混ぜてしまったときや刺激臭を感じたとき

塩素系漂白剤は酸性タイプの洗剤と混ぜたり一緒に使用すると塩素ガスが発生します。酢やアルコール、アンモニアなどと混ざっても有害なガスが発生します。

もし、混ぜてしまったときはすぐにその場から離れ、刺激臭を感じなくなるまでその場所に近づかないようにしてください。

 

まとめ

カビキラーとカビハイターの違いまとめ

 

カビキラーとカビハイターには、大きな違いはないということが分かりました。

細かい点で言えば、泡が密着するか広がりやすいかや、価格に微妙な違いがあるくらい。

どちらかを選ぶとすれば、泡がだれやすいのを利用して広範囲にスプレーしたい場合はカビキラー、ホースや壁などピンポイントに生えたカビに長く密着して欲しいときはカビハイターというように、カビの発生場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

カビキラーもカビハイターも、注意点を必ず守り正しく安全に使用するようにしてくださいね。

できれば、カビが発生しないよう換気やこまめな掃除を心がけましょう。

カビキラーやカビハイターの出番をなくすことは、健康だけでなく環境を守ることにもつながるので、ぜひ日々実践していきたいものですね!

(関連記事:お風呂のカビ防止おすすめ7選!浴室にカビが生えない方法はこれを使え!

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